スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

地獄の季節

昨日の面談は、うちのすぐ近所でだったので、いつも通りの工程で午後から本を読んでました。
次の仕事の下調べってことで、ランボオの詩集を。

うちにあるランボオ詩集は小林秀雄訳なんですよね、これが。

ま、いいんですが、旧漢字に旧かなづかいです。
もちろんわざと現代のものに直してないんでしょう。

なんせ、小林秀雄様の翻訳、解説でございますから。

小林秀雄って、そんなにすごいのかなぁと思うんですが、すごいんでしょうねぇ。

坂口安吾が、「小林秀雄は教祖だ」とかなんとか言ってた記憶があるんですが……。
ちょっと同意。
なんかこう、「小林秀雄だからすごいことを言ってるに違いない」っていう決めつけがある気がして(^^ゞ
まぁ、確かにそうなのかもしんないけどさ。

それに、男前なんだよね(笑)
舘ひろし風の、ニヒルな二枚目。
この顔で、頭の良さそうなことを言われたら、そりゃクラッとくるわな。

彼は、親友の中原中也の恋人を奪ったなんて話があります。

有名な話なんで、多くの方がご存知でしょうが、私はこの事件を、小林秀雄の、「死んだ中原」という詩で知りました。

こんなフレーズがあります。

「アア 死んだ中原
僕にどんなお別れの言葉が言えようか
君に取返しのつかぬ事をしてしまったあの日から
僕は君を慰める一切の言葉をうっちゃった」

「取返しのつかぬ事」ってのが、恋人を奪ったこと。

女性の名前は長谷川泰子さんというそうな。
これは今調べて初めて知りました。

写真を見ると、確かに美人。
女優さんなんですね、なるほど。

いわゆる「男を振りまわす女」だったそうで。
実際、小林秀雄は、中原中也から彼女を奪いましたが、2年で、「疲れ果てて」別れてます。

んでもって、中原中也ですが、これがまた男前だと思いません?
30歳で亡くなったから、若い頃の写真しか残ってませんが、多分いい感じに老けたんじゃないかな。

豪華絢爛な三角関係ですな(笑)
二人の才能ある美男に、男を翻弄する美女。
ドラマみたいやないですか。

でも、小林秀雄の翻訳なる詩集の作者・ランボオもまた、ドラマみたいな人生を送った人です。

ランボオの写真、見た事あります?

小林秀雄とか、中原中也もケツまくって逃げ出す美少年ですよね?
彼とヴェルレーヌの痴情事件(?)は、これまたむちゃくちゃ有名ですが、同性愛が罪でない時代に二人が生まれてたら、どんな話になってたかなぁ。
ヴェルレーヌは結婚してなかったんじゃないかと思うけど、二人の詩を読み比べてみたとき、ハッピーエンドが想像できない(^^ゞ

もっとも知られている「秋の歌」は、いろいろな仏文学者に翻訳されてますが、堀口大学さんのは、こんな感じ。

秋風の
ヴィオロンの
節ながき啜泣
もの憂き哀しみに
わが魂を
痛ましむ。

それに対してランボーの詩ときたら、

われ、非情の河を下りしが、
船曳の綱のいざなひ、いつか覚えず。
罵り騒ぐ蛮人は、船曳等を標的にと引つ捕え、
彩色とりどりに立ち並ぶ、杭に赤裸に釘付けぬ。

言葉の硬さといい、言葉選びといい、正反対な気がするんだけど(^^ゞ

まぁ、そんなこんなで、
「恋ってなんなんだろうね?」
と考えてしまったのであります。

小林秀雄だって多分、長谷川泰子と死ぬまで添い遂げられるとは思ってなかったんじゃないかな。初めから。
でも、「親友」から奪わずにいられなかった。

ヴェルレーヌだって、ランボーだって、自分たちの放浪がいつまでも続けられるとは思ってなかったと思う。
でも、法に罰せられることを予感しながら、寄り添わずにはいられなかった。

でももしそれを「恋」と呼ぶのなら、恋をするには適性があると思うなぁ。
ほとんどの人は「恋」なんてできないんじゃなかろうか。

んでもって、恋をする適性をもった人が、この世で幸福になれる可能性は極めて低い気がする(^^ゞ

あれですよ。
「生活?そんなものは下男にでもやらせておけ」
とラブレーみたいなことが言えるほど社会的地位がなければまず生活が破綻するだろうしさ。

生活が破綻しなくても、人生は破綻するわな、間違いなく。

でも、それほどのものでなければ、おいそれと「恋」なんて呼んではいけない……と、私は思うのでございます。

「○○さん、素敵」
と妄想の中でデートしたりとか、そんなつまらんものを「恋」なんて呼びたくないなぁ。

だって、「恋」を豪華絢爛、花が咲き乱れて星は舞い散るようなもんだと思わなきゃ、それに憧れるなんてこと無理じゃん。
ねぇ?

いやまぁどうでもいいんですけど。
ただ単に、昨日読んで本が、あんまりにも、「恋」と深く関わってたもんで、いろいろと考えちまったのでした。

さて。
私の話をちょっとだけ。

夢を見たんですよ。

夢の中で、本当のパートナー以外と恋仲になってるってことはありませんか?
私はときどきあります。
旦那と結婚してからはあんましありませんが、20代は結構頻繁にみました。

相手はいつも決まっていて、谷啓さんでした。

谷啓さんが亡くなった後、藤井隆にバトンタッチしました。
夢の中のことなのに、なんで亡くなったことと符合してるのかはわかりません。
わかりませんが、藤井隆でした。

それがなぜだかわかりませんが、おとといの夢では、藤井隆からまた変ってたんですよ。
それがね~、誰だと思います?

いや、別に興味ないだろうと思いますから、サラッと言いますが、ますだおかだの岡田圭右なんすよ(^^ゞ

三人とも、温厚そうで、頭の回転が速そうで、素敵な人ですよね。
人間として見たら、とても尊敬できる人たちです。

でもさ。



……わたしゃ芸人限定か!!

なんかしりませんが、昨日の夢では、岡田クンと枯れ葉の舞い散る……吊り橋を一緒にわたってました(笑)
多分、朝方冷え込んだんで、寒かったんでしょうね(^^ゞ

しっかし……。
なんで芸人なんやろ、私(^^ゞ

小林秀雄と中原中也のさやあてや、ランボオとヴェルレーヌの放蕩なんかと考え併せると、なんと俗っぽいことか(笑)

なんかこう、「自分」のことをよくよく考えてしまった一日でございました。
まぁ、ええねんけどね(^^ゞ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。