スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

明暗

昨日はカメラ教室でした。
といっても、知り合いのカメラマンさんに、
「教室やろうかな~と思ってるんで、モニターやらない?」
という感じで教えていただいているので、先生ご自身も試行錯誤という感じ。

第一回目は、「被写界深度(絞り)」についてでした。

で、昨日は、「露出補正」について。

写真撮ってる人なら多分誰でも経験があると思います。

「あれ~?現場はもっと明るかったのに、暗く映ってる」
ってこと。

あるでしょ?
私はあります。

人間の目には「瞳孔」があり、光が過剰な空間では、瞳孔が縮みます。
つまり、とりいれる光をへらすわけです。
反対に、光が不足していれば、開いて、たくさんの光を取り込もうとします。

なぜそんな調整が必要かと言うと、光が不足していたら、周囲がよく見えず危険だから、です。
でもそれじゃあ、過剰の際に光の量を制限するのはなぜでしょう?
生物は苦手だったんで、はっきりと覚えてませんが、光を取り込み過ぎれば網膜を傷める可能性があるというのもあるでしょうし、また、「真っ白に見えちゃう」という不具合が出るからなんでしょうね。

カメラも同じです。
光を取り込み過ぎたら、白っぽい写真になっちゃいますし、反対に足りなければ黒っぽい写真になる。

でも、カメラは本来、「記録する機械」ですよね。
ちゃんと記録できなきゃ困る。

だから、常時「春の日差し」程度の光を取り込むように、絞りやシャッタースピードが設定されてるらしいんですわ。
その光の量ってのが、「標準反射率」。
具体的には、反射率18%だそうで。

世の中にある物質の平均反射率がだいたいそれぐらいなんだそうな。
身近では、人の皮膚がそれぐらいの反射率を持つ物質だ~……と言ったら、なんとなく想像できます?

でもね。
問題がでてくるでしょ?

カメラが記録するだけのものならそれでもいいですが、「表現する手段」として写真を撮影する際、なんでもかんでも春の日差しに写ってしまっちゃぁ、いかんわけですわ。

「真夏の降り注ぐ太陽の下、咲き誇るハイビスカス」
を撮ったつもりが、
「春の日差しの中、地味~に咲く真っ赤なハイビスカス」
が映ってたら、


こんなはずじゃあ、ないのにぃいいいいい!!!!!!!


と叫びたくなりません?

そこで登場するのが、「露出補正」ってやつですよ。
明るい写真を撮りたいときは、これを+にする。


「そんなこたぁ知ってるわ」
と言われる方も多いと思うんですけどね(^^ゞ
以上のことを知った上で、露出補正を意識するのとそうでないとでは、かなり違うと思うんですわ。

少なくとも私は、しっくり理解できたと思います。

どんなものでもそうですが、それを仕事としている人に直接話を聞くって体験は、すごく貴重です。
ただの雑談でも、何か学ぶものがある。

先生は決して話上手ってわけじゃないと思うんですが、それゆえにこそ言葉を選び、いろいろな方向から教えてくださるんで、私にはすごく
「実になってる」
という感覚があります。

その後、「いけばなとフラワーアレンジメントの違い」「絵画と彫刻の違い」なんて話をしました。

いけばなとフラワーアレンジメントの違いはわかります。
いけばなってのはね、見る方向が決まってるんですよ。
この花の目線がこの花を捉え、この花はまたこの花に首を振る……と言う風に、いけばな全体に「表情」があります。
だから、それがわかる方向から見ないと、その作品の表情は見えません。

が、フラワーアレンジメントは基本的に360度どこから見ても綺麗じゃなきゃいけない。
いけばなとは「場」の作り方が全然違うんですよね。

ただ、先生の言うてはる意味はそうじゃなく、いけばなは「空間」と調和しているという話でした。
床の間の雰囲気とか、掛け軸とかね。

絵画と彫刻も同じ。

絵画の場合は、モデルとその背景が調和してなきゃいけないでしょ?
彫刻はモデルだけを表現した者が多い。
その違いですね。

で、先生のみた印象では、私は「フラワーアレンジメント」「彫刻」に向いてるんじゃないか、と。

だから、
「ボタニカルアート的な写真を目指せばいいんじゃない?」
とアドバイスされました。

な~るほどね~~~~~~~~~~~~~~。

確かに私が撮影した写真は、撮りたい標的がちゃんと映っていれば、背景とかあんまり気にしてないものが多いですわ。
言われて初めて気付きましたよ。
さすがプロ。

先生の作品もいくつか見せてもらいましたが、確かに、背景までちゃんと考えてはるようで。
文庫本の表紙なんかも撮影されてるみたいですが、内容にマッチした写真を撮影するためには、「写真全体」を考えなきゃダメってことですよね~。
そりゃそうか。

そんでもって、作品を見せていただいてるうちに、
「これどうやって撮ったんすか?!」
と驚いたもおのがありました。

しだれ桜の上に、綺麗な満月が出ているという写真。

桜のピンクが綺麗に表現されているのに、月は兔の模様まではっきり映ってるんです。

これね、月の写真を撮ろうとしたことがある人なら、この「無理さ加減」がわかると思います。

月ってすごく明るいんですよ。
だから、かなり露出を少なくしなきゃ、「真っ白の○」としか映りません。
でもね。
露出をマイナスにすると、周囲は暗く映りますよね、当然。

以前、綺麗な満月に彩雲がかかっていたんですよ。

「これは美しい!」
ってんで写真に撮ったんですが……。
ダメダメでしたね(^^ゞ

彩雲が綺麗に表現できたと思ったら、月は真っ白白の丸。
月の模様が綺麗に撮れたとき、雲は真っ黒黒。
まさに、「炭のような雲」にしか見えません。

彩雲と月の模様、どちらも綺麗に表現するのは無理でした。

でも、先生の写真は、桜も月も綺麗に表現されてます。
この技術はぜひ教えていただきたい。



が。

「えええええ、これ、どうやって撮影したんですか?露出補正は?絞りは??????」
と質問したらですね。





「あぁ、これ?合成」




と(笑)

「今日の講義理解できてる?理解できてたら、合成じゃないと無理だってわかるはず」

と怒られちゃいましたよ(^^ゞ

宿題は、やっぱり「撮りまくる」こと。
今回意識すべきは、「明るさ」です。
まずは、一つ+したら、どれぐらい明るくなるのかを実感するために、三脚で同じ場所を+-しながら撮影して、目で確かめる。

その後は、とにかくあちこちを撮影してみて、写真と目で見た景色のどちらが明るく見えるかを確認する。
そうすれば、どういう場所では露出を+に補正すべきか、-に補正すべきか、どれだけ+-すべきかがわかりますよね。
そういうことを体感するというものでした。

こう言う風に、先生の講座は、
「どう撮影したらうまく見えるか?」
ではなく、
「自分が表現したいように撮影するにはどう設定するのかを知る」
ということなようです。

ま、そんなこんなで……。

どの明るさを基準とするかで、どんなものでもその印象はガラリと変るってこと。
それは日常生活でも同じことが言えると思うんですよ。

ならば私は、なるべく明るい場所を基準として生きていきたいな、と。
んなことを思ったのでした。

ん~~~~~~~、ちょっとまとめ方が唐突かしら(^^ゞ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。