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十五夜

「ちゅうしゅうのめいげつ」なんて言葉は子供のころから知っていましたが、「ちゅうしゅう」が「中秋」であると知ったのは、かなり大きくなってからだと思います。

初春・晩春、初夏・晩夏、初秋・晩秋、初冬・晩冬
なんて言う風に、「初・晩」コンビはよく見かけますが、
中春、中夏、中冬
の、「中」は、どうも目立ちません。

そういや、うちの母親は3人姉妹の真ん中でね。

「真ん中は損!!」
とよく言うてましたよ(笑)

そんな中で、「中秋」だけは頑張ってます。
つまりそれだけ、「秋」は風情のある季節だということかもしれません。

そんな「中秋」に、月を愛でる習慣ができたのは、いつごろなのでしょうね?
少なくとも、平安時代には、月を愛でる風習があったと言いますが、かぐや姫のモデルは飛鳥時代の貴族だとされますし……。
ちゃんと調べたら、かなり遡ることができるのかもしれません。

昨日は、源九郎稲荷神社で催された、観月会にお邪魔しました。
源九郎稲荷さんは、大和郡山に鎮座する神社で、「白狐のお渡り」がよく知られています。

「大和郡山源九郎さんは五穀のみのり コンコンチキチキナ」
少し哀調を帯びた、どこか懐かしい歌と共に、白狐のお面をかぶった子供たちが街中を練り歩くこの行事は、大和郡山城のお祭りにも連携しています。

この春、某雑誌&ウェブサイトの「お花見特集」を担当したのですが、震災の影響で多くのイベントが中止になりました。
そんな中、大和郡山城のさくら祭りは、「日本を明るくするために」と、半分以上のイベントを敢行されるとのことでした。
確か、白狐のお渡りは開催されたんじゃなかったか、と思います。

そのときは、その年の夏、自分が白い狐のお面を頭にかけて、お渡りに参加するとは思ってませんでしたが(笑)
0827genkurou_8.jpg
先日8月27日に開催された、「夕涼み会」の写真でございます。

源九郎稲荷さんは、一時期、手入れが滞った時期があったと教えていただきました。
そしてその後、熱意のある有志の方たちが復興に尽くされ、今では「地元の人の憩いの場」なおかつ「遠方からの参拝客を呼ぶ聖地」となっています。

私はなんのお手伝いもしていないので、イベントに参加させていただくのは厚かましいのですが……。
なんせ皆さん、すごく楽しそうに活動されてるんです。
大変なことも多かろうと思うのですが、どんなときも、笑顔が絶えません。

居心地がいいんですね。
なので、誘われたら、まったく遠慮せずお邪魔してしまう(笑)

昨日の観月祭も、手作りの、和気あいあいとした雰囲気に溢れていました。

源九郎稲荷の「とよさん」からお誘いをいただいたとき、すぐに「都祁の畑」に関係するものを持っていこう、と思いつきました。

とよさんも都祁の畑で作業されてますし、都祁の畑主さんは、とよさんの心も掴んでいるに違いないと思ったからです。

「素麺をする予定」
と聞いたので、まずは薬味となる茗荷を選びました。

都祁の畑は土がいいんでしょうね。
ほんと、どの茗荷もまるまると肥えてます。

次はカボチャのシフォンケーキ。
カボチャではベイクドケーキも作りましたが、それ自体が甘いので、砂糖は控え目にして大丈夫。

カボチャを煮た後、少し粒が残る程度に荒くつぶし、シフォンケーキの記事に混ぜました。

焼き上がりまではうまくいったんですけどね(^^ゞ
型からはずすときに失敗してしまいました(⊃д`)

仕方ないので、小さく切り分けて持っていくことに……。
0912sifo1.jpg

ううう……。
やっぱり写真に撮っても、見栄え悪いっすね(^^ゞ

でも、カボチャがおいしいので、味はなかなかだったんですよ?
本当です!!

さて、源九郎稲荷に到着したのは、18時前。
管理人のN夫妻ととよさん、そして岐阜から「みーとんさん」が来ておられました。

夕涼み会では、千葉からのお客さんがいらっしゃってましたし、本当に、遠方から人が集まってくるんですよ。

食卓には、いろいろな料理が並んでました。
中でも注目してしまったのが、だしまき卵。
0912sifo2.jpg

だしまき卵ほど、その人の料理の腕を如実に表現してしまうものはないと思ってます。
なんせ難しい。

ダシの量が足りないと、かたくて「ただの卵焼き」になってしまいます。
でも入れすぎると固まらない……。
とにかく難しいんです!!!!!

N夫婦は、料理屋さんをされていたという経歴をもっておられるので、料理は「プロの腕前」。
だからこその、このだしまきなんですね~~~~~~~。
もう、早く食べたくて食べたくて(笑)

みーとんさんが、
「私、味見させてもらいましたよ~」
とおっしゃったのを、思わずうらみがましい目で見てしまいました(^^ゞ

食卓には、とよさん製のおはぎも並んでます。
暑さで蒸されて伸びちゃった……とのことですが、それが却って「貫禄」になってます。

あんこも自分で煮られたとか。
「淡路のおはぎはこんな感じに大きいんですよ」
と教えてくださいました。

あんこを煮るのって大変なんですよ~~~~~~~。
砂糖が入っていますから、ただでさえ焦げやすい。
でも、水分が飛ばないとおいしいあんこになりませんから、じっくり時間をかけて、煮つめていかなければなりません。

子供のころ、祖母の手伝いでしゃもじを動かしたことがありますが、力が弱すぎたのか、それともさぼっていたのが原因か、焦がしてしまった覚えがあります。
でも怒られた記憶はないんですよ。初孫の私は甘やかされてたんですね(^^ゞ

源九郎稲荷の崇敬者さんが送ってくださったという焼酎もあり、本当に豪勢です。

正直、ボロボロのシフォンケーキを持ってきたことを多少後悔しましたが(^^ゞ
都祁の畑で採れたカボチャを味わってほしかったんで、まぁいっか……と自分で自分を励ましました(笑)


さて、時計は18時を過ぎましたが、予定の人たちがまだ集まりません。
ご馳走を真ん中に集まった私たちは、どんどん悲しい表情になっていきます。

うちのあほ犬が、「待て」を喰らっているときの気持がわかりましたよ(^^ゞ
これからなるべくじらさないで食べさせてあげようと決めました(笑)

全員は揃いませんでしたが、遠方から参加のみーとんさんが、今夜中に帰宅されるということで、18時半に宴の開始。
この日の月の出は18時13分ごろだったようですが、家並みに隠されて、まだ月は見えていません。

でも、楽しい集まりは、主役の「月」がなくても楽しいものですね(#^.^#)

とよさんの同僚&後輩というY君。
草刈などで、源九郎稲荷さんのイベントに協力してこられた方です。
「大人ってきたないです!」
とよく口にするんだそうですが、まさに「大人」に囲まれて、ちょっと緊張してはりました(笑)

みーとんさんは、ほんわかした口調の女性です。
キティちゃんのバッグを持ってはったので、
「キティお好きですか?」
と聞いたら、
「ん~、猫ならなんでもいいのかも~~」
とニコニコしてはりました。

それは私もわかります。
あほ犬を飼いだしてからスヌーピーファンになったし。
あほオカメインコを飼いだしてから、
「いや、ウッドストックも可愛いぞ?」
と思うようになりましたし。

「自分のペットが一番可愛い。ペットに似てるキャラクターも可愛い」ってなっちゃうんですよね(笑)

とよさんはおしゃべりな女性ではないんですが、すごくいいタイミングで合槌を打たれます。
N夫婦ととよさんの掛け合いは、むちゃくちゃテンポがいいんですよ(#^.^#)

そうこうしているうちに、法螺貝や祝詞、神祭りで、源九郎さんに奉仕してくださっている大黒行者さんと、Nちゃんが到着。
旧川本邸の復興に尽力しているI君も席につきます。

ここからは、話題が縦横無尽に広がりました。

I君が関わっている大和郡山を舞台とした映画の話題。
Nちゃんは控え目な雰囲気の女性ですが、若い女性ならではの情報を教えてくれはりました。
そして、大黒さんが「山」でみたお話しなど。

例えば、矢田寺の話が発端で、Y君の「大人はキタナイ」に話が飛ぶんです。

つまりね。
矢田寺には、「味噌舐め地蔵」という、お味噌好きのお地蔵さんがおられるんです。

その口はいつも味噌が塗られてるとかで、
「汚れてて気の毒やなぁ」
とN氏。

「そういや、大和には泥かけ地蔵もなかったでしたっけ?」
と、うろ覚えの記憶を口にすると、
「あ、思いっきり泥をかけられるんですよね?」
と大黒さん。

私は「大和の伝説」で読んだだけなので、実物を見たことはないのですが、伝説によれば、

・子供たちが泥の中でお地蔵さんを転がして遊んでいたのを大人が見つけて怒った。
・大人たちはお地蔵さんを綺麗に洗い、丁寧に安置したのだが、村に病が流行する
・なぜ病が流行したのかと仏意を伺うと、「せっかく子供たちと楽しく遊んでたのに!」というお地蔵さんの怒りが病気を流行らせたとわかる
・そこで、子供たちをお地蔵さんのそばで遊ばせるようにすると、病人はすっかり回復した

というようなお話しです。

これには一堂頷き、
「お地蔵さんは純真な子供が好きなんですよね~」
「やっぱり大人は汚いかぁ」
ってことで、皆の目がY君に(笑)

まさに、「みんなで盛り上がる宴会」でした。

20時過ぎ、みーとんさんが乗る電車の時間が近づいてきました。
私も旦那が気になるので、一緒においとますることに。

外に出ると、丸い月が、雲の狭間から見えました。
0912sifo3.jpg

「中秋の名月」
という名にふさわしい、風情ある姿。
にぎやかだった一同が、一瞬だけ静まりました(笑)

あ~、本当に充実した宴でした。

私はお邪魔させていただくばかりですが、草むしりなど、体力でお手伝いできることには参加したいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
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Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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