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蕎麦と落語

私が落語に触れたのは、小学五年生のとき。
腕の骨折って入院してたんですよ。
手術せんとあかん~っていうてね。



退屈でした。



クラスメイトがお見舞いに来てくれるのは、放課後。
ということはつまり、昼間の話し相手は同室のおばあちゃんってことに。
それはそれで楽しかったように思いますが、やっぱり話題がね(^^ゞ

ってことで、本を読みまくってました。
そんな中に「落語文庫」とかなんとかそういうシリーズが、何種類かあったんですね。

「お化け長屋」とか「あたま山」なんていう子供にもわかりやすい話ばっかかと思いきや、「らくだ」なんつぅ、濃いぃ話も載ってました(^^ゞ
「刻うどん」じゃなく「刻そば」でしたから、多分、江戸落語の演目を集めた本でしたろう。

そんなわけで、もともと落語には馴染みがあり、枝雀さんの落語を聞いてからは、すっかりはまりました。
だから、枝雀さんが亡くなった後は落語から離れ……ることになりそうなもんですが、彼が亡くなった直後、一人の落語家さんと知り合いました。

彼は私が
「枝雀さんが好き」
というと、しごく真面目な表情になり、
「あの方は特別な方です」
とおっしゃいました。

つまり、師匠……それも人間国宝の米朝さんという超ビッグな師匠……をして、
「わしを越えよった」
と言わしめた、特別な落語家だと。


落語を観に行かれたことがありますか?
うまい落語家さんのお話しは、「その場にいる」ような気になりますよね。
枝雀さんの落語は、その場にいて引きずりまわされているような感じでした。

そしてそれが快感だという(笑)
あ~~~~~~~、あの落語がもう聞けないなんて……。

とはいえ、そのご縁で、私は笑福亭純瓶さんの落語を聞きに行くようになったんです。
と言っても頻繁というわけじゃなく、年に二三回かな?
そんなに行ってないか?

10年前からお上手やったと思いますが、最近はものすごい安定感(笑)
途中必ず一度は腹を抱えます。

ということで、自信を持って友人を誘えるんですよ。
「絶対面白いから」
って。

そして大概、
「また行きたい」
と言うてくれます。

昨日は、中学校時代からの友人と一緒にお邪魔をばいたしました。
場所はJR福島にある蕎麦屋さん「土山人」。

大阪では、お店と落語がコラボしていることが多いですね。
落語を聞いた後、お店が用意する料理を食べるという具合で。

お店側は「お客さんを呼ぶ」機会になりますし、落語家さんにとっては「場所代がかからない」という利点があるし、観客にとっては寄席とほぼ同じ値段で食べ物が食べられるというおいしさがあるし……。

三方一両得(この言葉、落語を知らない人にはわからんかな?)な話なわけです。
観客にとっては、「高座と客席が近い」という喜びもあります。
表情がくっきり見えますからね~。

昨日の出演者は、露の眞さん、桂福丸さん、そして笑福亭純瓶さんのお三方。
皆さん達者でした。

露の眞さんのお噺は、「元犬」。
これは江戸落語ですね~。
だから、泥くささがまったくありません。
えらい「シュッ」としてはる(笑)

桂福丸さんのネタは、「阿弥陀池」。
阿弥陀池は皆さんご存知(?)物部守屋が壊した阿弥陀さんが流れ着いたとかいう伝承がある、あの池ですね。
え?知らん(笑)?

北堀江にあるお寺なんですが。
これは我が家に、枝雀さんの落語DVDがあります。あったはず。確か。

福丸さんは、乙女ちっくな風貌の……私は堺雅人に似てると思うんですが、そういうと純瓶さんは、
「え~~~~~っ?!堺雅人?堺雅人?堺雅人?堺雅人?堺雅人?さか~~~~い~~~~まさ~~~と~~~?」
と変な思考のループに入ってしまわはったんで、違うかも……いかにも優しげな若い落語家さんなんですが、迫力のある高座でした。

そしてトリが純瓶さん。
演目は「野ざらし」。
純瓶さんは怪談がお好きですからね~……。
以前にも観たような(笑)

「野ざらし」になっているのは何かというと、「こつ」ですね。
えぇ、「骨」です。

っていうぐらいだから、行き倒れの死体が珍しくなかった時代の話でしょう。
もともとは江戸落語ですが、純瓶さんの演じるのは、上方に入ってからのものだと思う。
「粋」よりも「笑い」を重視されてます。

ある「粋」な男性が、釣りに行ってひとつのしゃれこうべを見つける。
可哀そうに思って、お酒をかけて手向けてやると、その晩、綺麗な娘がお礼にやってきた。
それを聞いた八さんだか喜ぃ公だか、とにかくおっちょこちょいな男が真似をしようとして大騒動を起こすところが笑いに繋がるわけですが。

純瓶さんの落語は、大騒動で終わるんですね、今回も前回も。

私が本で読んだのは、オチがちょっと違うんだよね。
八さんも骨を拾って回向をするんだけど、夜に訪ねてくるのがなんかおかしなもので、チャンチャンという話だったような気が。

それにしても、純瓶さんは、すっかり「オリジナルの愛嬌」を身に付けられたな~……と思います。
「華」ってこういうことなのかもしれませんね。

そして、「華」を身に付けた芸人さんの特徴は、「お客さんを喜ばせよう」ということに注力してはるところかと思うんですよ。
お客さんの反応に、素早く反応しぃはりますもん。
だから本当に面白い。

友人も大笑いしてましたし、「面白かった!」と言うてました。

落語三席の後、巻き寿司がふるまわれます。
0828_dosan2.jpg

具の卵がむっちゃくちゃ柔らかかった。
どうやって焼いてるのかなぁ?
卵焼きと干瓢、三つ葉だけの具ですから、家でもチャチャッとできるような気がしますが、こんな卵焼きは素人にはなかなか焼けません。

そして、お蕎麦。
0828_dosan1.jpg

「冷し掛けすだち蕎麦」
だそうですが、すごいでしょ(笑)

私はこのすだちを全部平らげたんですが、見ていた友人が、思いっきり引いてました……(^^ゞ

いや、うまかったよ?

純瓶さんは、落語会の後、毎回毎回すごく丁寧なメールを携帯にくれはります。
私に関する話も必ず入っているので、皆さんにまったく同じ文章を送ってるわけじゃないと思いますわ。

そういうマメさが、「愛嬌」にも繋がってるんでしょうね。

ということで、また落語会に誰か友人を連れていきたいと思います。
落語ファンを増やそうと思いま~す♪
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オイラも好き

中一になってラジカセ買ってもらって、
よく落語も録音してましたわ~

極めつけはNHKのちりとてちん!

魚釣りによく行く小浜が舞台だったし、
焼きサバも知ってたし、
和久井映見も好きやったし・・(そこかっ!)

しかし一度も生では聞いてないんですわ・・

大阪にありましたな~
常打ち小屋、名前なんだったけな~

お~!

やっぱり生は違いますよ!
……だからこそ、枝雀さんの不在が悲しい(T_T)

火曜日に寄席がありそうなら、お誘いしますわ。
純瓶さんの落語は安定してますから、絶対面白いです!!

純瓶さんは、二ヶ月に一回、春鹿さんでも寄席やってはるんですよ。
だから、中野さんはご存知かも?

あと、小浜は弟の嫁さんの実家があります。
旅館もやってはりますから、きとらさん食事ぐらいしたことあるかも?

しかし、和久井映見も好きなんですね。
……好みの傾向がようわからん(^^ゞ

No title

>……好みの傾向がようわからん(^^ゞ

それは単純なことで・・・・・・。
色気をどこに感じるかです。

傾向より、直感です。(胸を張って言うことでは無いですが・・)

おじゃましました・・・(^_^;)

直感

ま、どんな異性に惹かれるかなんてのは直感ですね、確かに。

私の場合、どうも不細工なタレントさんが好きなようで……。
旦那は不本意なようです(笑)
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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