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久しぶりの図書館

昨日、台風が来そうだってことで、旦那は有給をとってました。
風の中の出勤がいやだとかどうだとかいうんじゃなく、
「心配で会社におられへん」
ってやつですね、旦那の場合(^^ゞ

でも、大阪は、風も雨もあまりひどくはなりませんでした。
同じ近畿でも和歌山はひどかったらしいですね。
せめて二次災害が出なきゃいいんですが……。

それでまぁ、
「せっかく平日に休みをとったんだから、どっか行くか?」
となるのが、いつものパターン。

とはいえ、風はあるけど太陽がない状態。
野鳥撮影には向きません。

行きたい場所はいろいろあるんですが、さほど時間があるわけでもない。

ってことで、
「久しぶりに図書館へ行くか?」
という話になりました。

調べたいこともでてきましたしね。
その他、雑事もこなしておきたいと、動物病院であほ犬の薬をもらったり、薬局で足りないもの……と言っても、シャンプーやらティッシュやらばっかりですが……を購入したり、業務スーパーで、マヨネーズやケチャップ、麦茶パックを購入したりで、家に帰ったら夕方になってました。

その代わり、この後の土日はめいっぱい遊べますが(笑)

さて。
図書館で借りてきた本は、まずは「大和の伝説」。
これは、「柳田国男の本棚」にも収められた本のようで、確かに超詳しい!!

普通、「○○の昔話」「○○の伝説」などという本には、1/3ぐらい……いや、下手したら半分ぐらいが、
「それ、どっかで聞いたことあるんですけども」
な話で占められてしまっています。

例えば、
「この話は吉四六話というのではありませんか?」
とかさ。
「ぶ……文福茶釜ですね?」
と言いたくなるようなものまで。

まぁ、そりゃそうだろうと思うんですよね。
娯楽の少なかった昔のこと。
旅人が通れば、色々な話をねだったでしょう。
そして旅人から聞いた話は、「おらさ村の話」として伝えられ、後世に残ったと思われます。

が、「大和の伝説」は、そのあたりを精査されていまして、大和の国でおきたと考えられる昔話を収めてあります。

この手の本は、ほとんどが絶版になっていて、この「大和の伝説」も同じく。
絶版になっている「伝説集」「昔話集」については、興味深いものだけを抜き出し、「個人の趣味の範囲で」コピーし、残しているんですが……。
この本にある「興味ある個所」を全部コピーする手間はえらいことになる(^^ゞ
値段も時間もばかにならん!!
つぅかそれはもはや「個人の趣味の範囲」にはならんような気もするし……。

……と、検索してみたら、古書店に扱いがありましたんで、注文しました。
はぁ、良かった。

ということで、この本はゆっくり読めますね。

あとは、源九郎稲荷の関係を調べたかったんで、「狐の日本史」という本を。
源九郎稲荷の部分は詳しく、それ以外はざざっと読みましたが、
関西では、キツネを「シロさん」タヌキを「クロさん」と呼ぶという話は面白かった。

彼らはともに、木に棲むゆえに、樹霊=「ナガさん」つまり蛇と関連づけられた……という話もね。
とするとつまり、シロ・クロ・ナガの神々は、それぞれ樹木に宿ると思われていたのかも?
だからこそ、彼らは鉄を嫌うのだ……という考え方もできそう。

次に、「遊女の社会史」という本。
はしがきを読むに、どうやら、著者はフェミニストみたいですね。
私は女性ですから、女性の性的な弱さにつけこむやからには腹がたちますし、まるでレイプを正当化するような意見を聞くと、
「アホやろ?」
と思います。

が、なんてぇのかなぁ。
その感覚が普遍だというのもまた、頷きかねるところがありまして。

池田弥三郎さんの「性の民俗誌」などでは、
「女はみな神の嫁であった」
と書かれています。

記紀神話を読んでいると、天皇に召された美女が、逃げ回る話がでてきます。

少なくとも記紀神話では、天皇は「現人神」なので、ちょっと話が変なのですが、女が人間の男と結婚するということはつまり、「神の嫁」から「人間の嫁」に格下げされることになるんだそうですわ。
だから、相手がいくら好きな男でも、嬉々として受け入れるのは、神様に対して申し訳ない。
だから逃げるんだとか。

……なるほどねぇ。

だから、「人間の男には一切体を許さない女」はつまり「神に対してはいつも体を開いている女」ということになる。
とも説明してはります。

そして、「神」とは?
ですよね。

ここで思いだすのは、出雲の阿国でしょう。
……って私だけ???
出雲の阿国って有名人だと思ってたんですが、そうでない可能性も高いので、ちょっと説明をば。

彼女は歌舞伎を創始した人物です。
歌舞伎の語源は「かぶき者」で、派手な格好をした若者たちを指す言葉だそうですが、とすれば、阿国たちの芝居もまた、派手で物珍しいものだったんでしょう。

彼女はもともと、出雲の巫女でした。
出雲大社の社殿勧進のために各地を周りながら芸を見せ、お金を集めました。
……と言えば、勘の良い人は、
「それだけじゃないな?」
と思うでしょ?

昼は芸を見せ、夜は春をひさいでいたろうと考えられてます。

特定の神社に属しない「歩き巫女」なんて呼ばれる女性たちもいました。
彼女たちもまた、芸を見せたり、ご祈祷をしたりしながら、夜は「女」となっていました。

彼女たちにとって、「神」とはつまり、人間の男のことでもあったわけですよね。

そういった行為を、彼女たちがどういう風に受け止めていたのか?
「悲惨で悲しいこと」
と受け止めていたのだろうかと思います。

そう決めつけるのもまた、狭量で、差別的な感じがしちゃうんですよね、どうも。
なんつぅか。うまく言えないんだけど。

「性交」=「愛」ってのが現代の感覚でしょう?
だから、遊女など、複数の男を相手にする女を悲しいと感じるんだと思うんです。

でも、「性交」=「生殖」ひいては「生」という考え方もあるわけで。

例えば、一晩の宿を貸した旅人には、必ずその家の女を抱いてもらうという風習のある村なんかがあったと言います。
これは、遺伝子があまり濃くならないために、村外の精子を積極的に受け入れるという意味があったからだとか(安珍清姫の安珍は、この掟を破ったのかもね)。

旅人に抱かれる女は、その家の主の妻であることが多かったようです。
そういう場合、この妻は、「いけないことをしている」なんて意識はなかったと思うでしょ?
ましてや、「好きでもない男に抱かれて云々」なんて思ったかなぁと思う。

意識が変れば常識も変ります。
自分たちの常識と違うことをする人を、「哀れ」とか「悲しい」とか考えるのって、すごく上から目線な気がするんですよね(^^ゞ

とはいえ、日本の現代社会においては、「性交」はイコール「愛」だと思います。
お金で……ましてや暴力で強要されるものでは、決してありません。
私が言ってるのは、「遊女」の成立を考えるときの話ね。

その時代の息吹を感じず、現代の感覚で斬られるのは、どうもいやだ。

なので、この「遊女の社会史」も、遊女たちをただただ哀れで悲しい存在として描いてたら、途中でやめちゃうかもしれません(^^ゞ

その他、手にとった本を3冊ほど。
家でざっと読んでみたら、あんまり興味のある分野じゃなさそうにも思うので、時間がなくなったら読まないかもしれません(^^ゞ

そしてDVDも借りてきました。
大阪中央図書館は、あんまりDVDを置いてないんですが、「ツィゴイネルワイゼン」があったんで借りてきたんです。
原田芳雄さんが亡くなって、おおくのニュースでこの映画の名が出るもんですからね。

さっそく風呂あがりに旦那と一緒に観ましたが、旦那は途中から本を読み始めました(笑)
私も途中で眠くなって、再生を止めました(^^ゞ

声のトーンを落としてボソボソしゃべるもんだから、耳を澄ませるでしょう?
そしたらいきなり、トンキョウな効果音が鳴るんですもん(T_T)

ちなみに「ツィゴイネルワイゼン」とはジプシー……って言葉は今は使っちゃいけないんだっけ。
えぇっとなんだっけ?あぁそうそう、ロマのメロディーという意味だそうな。

原田芳雄演じる「中砂」の放浪癖と重ね合わせてるんだろうけども、音楽を印象的に使おうとしてるくせにあの効果音はなんなんだろうと思うのは、私の感覚が変なんでしょうか(^^ゞ

「言いたいことや、筋はなんとなくわかるけど、陳腐といえば陳腐な気がするなぁ」
と言うと、
「え?筋があるんか?」
と驚いてたんで、旦那は続きを観たいと思わないでしょう。

ってことで、今日の午後、一人で続きをみます。
しゃ~ないやん。

ってことで、今回借りてきた資料の数々。
どうこなすかは、だいたい決まりました(笑)
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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