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方言

読み終えました。
「沙門空海」

感想は、聞かないで、ください……。

読み終わってすぐ、司馬遼太郎さんの「空海の風景」を読みなおしかけて、なんとか気をとりなおしました(笑)

当時の時代背景について、ある程度発見があったからいいんですよ。
いやな気分になる本じゃなかったし。

しかし、何がこう、「ペラッペラ」と感じさせるんだろうなぁ?

菊池秀行さんの小説を読んだときもこんな感じを味わったけど。
よくわかりません。

何が何を「薄っぺらい」と感じさせるのだろう?
取材量の少なさかな?

ただ、司馬さんの「空海の風景」を読み直しかけ、自分が何も覚えてなかったことにショック(^^ゞ
前回、四国へ行った際、空海ゆかりの地を思いっきり周ってたのに、全然気づきませんでしたやんか。

大麻山の麓をうろうろしてたとき、毎日当然のように頂上まで登ってるらしき方二人と出会いまして、
「あんたら、登らへんの?」
と聞かれたんですよ。

「時間がないんで、残念ながら」
と答えて、そのときは、
「熱心にこのお山を信仰している人が多いんだな」
と思ったんですが、「空海の風景」によれば、大麻山のふもとは空海の一族が支配する場所だったとか。

もしかしたら、村民の信仰は、大麻山へのものというよりも、空海へのものなのかなとも思えてきました。
そこらへん、調べてみないとわかりませんが。

さて。
話は変ります。

昨日、録画してあった、「シルシルミシル」を観てました。

いろいろなコーナーがあるんですが、その中に、
「刑事に取り調べられるとしたら、どの方言で取り調べられるのが一番怖いか」
ということを、学術的に調べるという内容の疑問調査がありました。

CMをはさむとき、CMに入る前に、クライマックスがちょろっと流れますよね?

その刑事さん(を演じる役者さん)は、こんな風に取り調べてました。

「おどりゃ、ワレがしたんじゃろが!」


わたしゃ思わず、
「下手クソな関西弁やなぁ」
とつぶやきましたよ。

その役者さんは、「おどりゃ」の「お」にアクセントをおいてましたが、関西弁の場合は、
「おどりゃわれ」
と、流れるように、抑揚なく言い切ります。

私の母方の祖父が、ネイティブ河内人なので、子どものころから馴染んだ方言です。
間違うはずがございません。

この河内弁はおかしい。

ブツブツ言いながら見ていると、10ぐらいの方言で実験されてました。
まず北海道から。
東北二県、愛知県、そして大阪……。

「われがやったんわかってんねんぞ」

あれ?
河内弁じゃなくて、大阪弁???

関西以外に在住の方に申し上げておきます。

「大阪弁」という言葉は非常~にアバウトな言い方なんですよ。
例えば、大阪独得の言葉には、「船場言葉」なんてのもあります。

船場ってのは、商人の町。
つまり、大阪商人の言葉ですね。

「もうかりまっか?」
「ぼちぼちでんな」
なんてのは、大阪弁っていうより船場言葉です。

「いとはん」「こいはん」なんてのも、船場言葉ですね。
まったりした言い回しが特徴です。

一方、河内弁はスピード感が命。

「おどりゃガタガタ言うてんちゃうぞ、耳の穴から手ぇつっこんで、歯ぁガタガタ言わしたろか!」

これを息継ぎなしに一気に言えなければ、立派な河内弁ユーザーにはなれません。

うちの祖父はこういうセリフは言ってなかったと思いますが、幼い私が胡坐をかいていたときなど、
「おどりゃ女のくせにじょら組みやがってどつきまわされんぞ」
ぐらいは言われましたね(笑)

別に怒ってるわけじゃありません。
「軽く注意した」
というところ。

幼い娘っこであったところの私もキャラキャラ笑って、
「どつかんとって~」
と返せす余裕があるぐらいの、「軽い注意」です。

でも、知らない人が聞いたら、おしっこちびるんじゃないですかね(^^ゞ?
いわゆる関西弁の「ガラが悪い」という印象は、ひとえにこの河内弁のせいだと思われます。

関西弁自体はそんなにガラ悪くないよね?だって。

で、です。

問題の
「おどりゃわれがしたんじゃろが」
なんですが……。

河内弁じゃなかったんですよ、これが!!!!!!!

広島弁でしたっ!!!!!!!!!!!!!!

えぇええええええええええっ!!!!!!!!!



はぁあ、驚いた。

松本清張の「砂の器」で、出雲でもずーずー弁が使われているということを知ったとき、民族移動の軌跡を見た気持になったものです。

しかし、河内と広島のつながりは?

場所的に、むちゃくちゃ遠いってわけじゃないけど……。
えっとね。
大阪って、「や~さんが多い」っていうイメージがありますよね。
広島も。
でも、河内はそうでもない。
だって田舎だもん(笑)

上記ガラの悪い河内弁は、麦わら帽子をかぶってタオルを首に巻きながら農作業をしている、いかにも素朴なおっちゃんの口からほとばしり出たりするのでございますよ。

だから、言葉は似てても、使われるシチュエーションはかなり違うと言ってよいと思います。

それにしても……。
なんでこんなに似てるんすかね?

イントネーションのない、書き文字で見たら、広島弁と河内弁の区別、むちゃくちゃ難しいかも。


さて、またちょっと話を変えます。

地球上の、まったく離れた場所に、似たような神話がある場合、いろいろなパターンが考えられます。

まずは、民族が移動する際、神話も持ち運んだという考え方。
インドネシアと日本には、よく似た話がありますが、これは、ニュージーランドあたりを出発した海洋民族が、それぞれインドネシアと日本に辿りついたと考えられ、その彼らがニュージーランドから持ち運んだ神話なのだと考えられます。

次に、それほど大規模な事件があったのだという考え方。
ノアの方舟に登場するような、大洪水に関する神話は各地で見られるそうな。
これは、本当にそういうでっかい洪水が、過去にあったからではないかと言われてたりします。

そしてもう一つは、ユングの唱えた「集合的無意識」ってやつ。
人類が普遍的に持つ「元型(アーキタイプ)」が存在するという考え方です。
例えば世界的に、「賢者」は、大概白ひげの老人だったりします。
大地は「母なる」ものだったりします。
……ということだと思うんだけど、ちゃんと勉強してないから違うかも(^^ゞ

広島弁と河内弁の相似については、どのパターンなんでしょうね?
少なくとも畑仕事のおっちゃんたちは、相手をびびらそうとなんか思ってないでしょうから(実際、びびらないし)、
「怖がらせようとして必然的に生まれた言語故、似ている」
というのはあてはまりません。

ということで、ユング、消えた~。

また、民族が移動する際……ってのはあり得なくないと思うけど、それならばなぜ、河内と広島だけなんだろうとも思う。

とすると……。
「広い範囲」
というキーワードか?

つまり、昔はみんなが広い範囲で、広島弁ないしは河内弁のような言語を使っていた。
が、その言語は怖くて、びびっちゃう人続出。
そのため、少しずつ変化をきたし、みなバラバラの言語になった。

そして、たまたま、
「別に怖くないやん?」
と感じる人の多かった、広島と河内だけに、共通の言語が残ったのである。

この説、どう?

……これが一番面白いかなと思うんですが(笑)

面白いだけじゃあ、ダメなんだよね~。
残念。
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
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