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川の神

なんで千と千尋の神隠しを見直してたのかという話をしときます。

別ブログの方で、「山」の話を書いたんですね。
例えば、富士山はコノハナサクヤヒメだとか、白山はククリヒメだとか。
そんな話を展開しようとしていたら、ある方からコメントをいただきました。

日本神話に魅せられて、若いころは神話の舞台を転々とされた……という方です。

コメントの内容は、
「川の神様についても同じような記事を書いて欲しい」
というもの。

幼いころ、同じ川で溺れたことが何度もあり、占い師さんからは、
「川の神様に魅入られたのだ」
と言われたというのですね。

なるほど、そういう話はありそうだなぁ……と思うんですが、生憎、山のように、川個々に神が宿っているって話しは聞いたことがありませんで(^^ゞ

そもそも、川がご神体となっている神社ってあるのかなぁ……。
滝だとか、池だとかがご神体となっている神社は知っていますが、川がというのはまだ見たことがないかも。

飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社は、それらしいといえばそれらしいんだけども。
あと、丹生川上神社とか?

でも、それぞれ祀られているのは、川の神というよりも、「水の神」のように思います。

それに、茨田連杉子の話を思いだすと、川の神はさほど重要視されてなかったのかなぁとも思ったり。

ちなみに、茨田連杉子の話ってのは、生贄を要求した川の神の話でもあります。
その川とはずばり淀川。

仁徳天皇が淀川に堤を作ろうとしたのですが、何度築いても決壊するところが二か所もある。
困っていると、ある夜天皇は夢を見ます。

「武蔵の強頸と、茨田連杉子を生贄に出せば、堤は無事に完成するであろう」

そんなお告げを信じたのはなぜだったのかわかりません。
強頸はさっそく川に沈められてしまいました。

しかし杉子は違いました。
彼はひょうたんを持って表れると、
「おまえが本当に川の神なのならば、このひょうたんを沈めてみよ。見事沈めることができたなら、私は喜んで生贄となろう」
そう高らかに宣言し、おもむろにひょうたんを投げ込みました。

「なっまいきぃ」
川の神は発奮しました。

ひょうたんを沈めようと頑張りましたとも。

が。
ひょうたんって風船みたいなもんですからね(^^ゞ
結局沈めることはできず、杉子は助かりました。

そして杉子が沈まなかったにも関わらず、堤は無事に完成したのです。

この話はいったいどんなメッセージを持っているのでしょうか?

川の神はニセモノだったのか?
それとも、川の神は力弱き神だったのか?

茨田の堤があったとされる場所には堤根神社が鎮座していて、ここの社伝では、杉子は先祖に祈って助けられたと書かれています。

とすれば、川の神は、茨田氏代々の神様に負けたわけですね。

……それにそもそも、肝心の「川神の名」が登場しないんですよね……。

う~ん……と頭を抱えたときに思いだしたのが、千と千尋ですよ。
あの映画には、二柱の川神が登場します。

一柱は、
「お腐れ様」
として登場し、ヒロインの手により汚れを浄化され、本来の徳の高い龍神に戻って、去っていきます。

そしてもう一柱は、「もう一人の主人公」とも言える、ハク。
物語の最後に、彼の本当の名は、「ニギハヤミ・コハクヌシ」。
琥珀川の主であったことがわかります。

ヒロインが幼いころ、琥珀川で溺れたとき、川の流れは彼女を浅瀬へと運び、命を救いました。
その縁が異世界においても二人を結びつけるのです。

この映画を見れば、川の神に関するヒントがあるかな~……って思ったんですが(^^ゞ

ちなみに、検索すると、東京都調布市佐須町にある虎狛神社に行きつきます。
この神社のご祭神は、大歳御祖神と、蒼魂命。
川の神とは関係ないか。
ふむ。

twitterでうだうだ書いてたら、「栃木では、川には水神様がいて、それを祀る社(祠?)がある、でその社を大切にお祭りするという土着の文化がある」と教えてくださる方がありました。

ただ、ご祭神は、水分神などの、記紀神話に登場する神様になるとか。

ふぅむ。

とはいえ、川の神と言えば、「消された女神・セオリツヒメ」が絡んできますから、複雑かも。

セオリツヒメは、ホツマツタヱでは、「アマテル神の妻」とされています。
つまり、日本神話では女神だとされている太陽神にして最高神・アマテル神は、ホツマツタヱでは男神なんです。
そして、セオリツヒメは川の神。

個人的には、重要な二柱の神が太陽と川であるというのは、とてもしっくりきます。

ただ、記紀編纂時、アマテル神を女神にしたことにより、セオリツヒメは存在場所を失ってしまった。
それゆえ、彼女の名は史書から抹消された……なんて言われてます。

嘘か本当かは知りませんが、確かに彼女の名は記紀には登場しません。
そして、彼女が大切に祀られた女神であったことは、神社を巡ると実感できたりするのです。

しかし、セオリツヒメは「川全般の女神」だからなぁ。
個別の川となるとまたちょっと話が変ってくる。

例えば、淀川の神様は、「ヨドヌシ」とか。
大和川の神様は「ヤマトヌシ」。

……なんかなぁ(^^ゞ

というわけで、川に個別の神様がおられるという話をご存知の方は、ぜひ教えてくださいませm(__)m
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