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行きはよいよい

昨日は家を6時半に出発。
まずは西北へ……。

大阪北部や兵庫東部はそそくさとスルーして、私たちがやっと車を降りたのは、ここ。
0507_10.jpg

浅い渦ができているのがわかりますか?
鳴門海峡です。

テレビで見るような渦はいつもできるわけじゃないようですが、それでもこの複雑な海流には圧倒されるものがあります。

0507_11.jpg

あちらから流れ込もうとする潮を、こちらが防いでいます。
うねり合い、せめぎ合い、見たこともない模様が作り出されるのです。

0507_12.jpg

海の底からわき上がるような流れは、どういった潮流が作り出しているのか。

解説によれば、干潮・満潮によりできる大きな流れが、通常の波と相まって小さな渦を作り出すのだそうですが……。
海底の地形や岩が作用して、さらに複雑に潮を形造ります。

0507_9.jpg

海中の岩を巻き込むような波。

鳴門海峡の渦潮は、世界でも最大級だ……と書かれていました。
メイルシュトレームの大渦とそんなに変わらないってことかしら(^^ゞ
怖いわ。

ちなみに、エドガー・アラン・ポーのメイルシュトレームの大渦は、北欧のメイルストロームがモデルなのだとか。
イカの妖怪「クラーケン」は、たしかこのあたりが原産ですよね?
大渦を海に潜む魔物と考える感覚はよくわかります。

でも、鳴門にはそういった伝説は残されてないのかな?
あまり耳にしないし、資料にもなかったのが、ちょっと疑問。

ここには1時間ほど滞在。
渦が発生するのは、主に大潮・小潮の前後1時間なので、それ以上いてもあんまし意味ないんで。

次に向かったのは、さぬきの神社です。

大麻比古神社はずっと気になってました。
この神社のご神体は、多分、この奥にある大麻山でしょう。

0507_6.jpg

ポッコリとした印象的な形の山です。

山をご神体にしていることや、阿波忌部氏に関わりの深い土地ですから、海洋民族の神社かな~……と思ってましたら、境内に大きな楠がありました。

でもじつはこの日、一番気になったのは、「鶴」なんですよね。

東かがわ市には「白鳥神社」があります。
私はその昔、羽曳野市の古市近辺に住んでいましたが、記紀伝説では、能褒野で絶命したヤマトタケルの魂は白鳥になり、古市あたりまで飛んできたとなっています。
ですからそこに古墳もある。

しかし、東かがわの白鳥神社の伝承によれば、その後白鳥はまた飛び立ち、ここ東かがわまでやってきた……とあります。
しかも、「白鳥じゃなく、白鶴だ」と。

そこらへん、宮司さんに質問してみたのですが、私が古市近辺の人間だと言ったもんで、なんだかすごく恐縮されまして(^^ゞ
「いや~、この地まで飛んできたのが嘘だと言われたら……なんとも言えないのですが……」
と。

もちろん、
「いやいやいやいや!!!嘘なんて思わないです。そもそも古事記の伝承も各地の神話を集めたものでしょうし」
とすぐに打ち消し、もちょっとお話しを伺うことができました。

そこでわかったのは、「ヤマトタケルの魂は、さぬきまで飛んできた」という伝説は、本居宣長の「古事記伝」に記録されているのだとか。

……う~む……。
じつはこの神社の裏には、「猪熊邸」という史跡があります。
そちらにある説明によれば、白鳥神社の神官である猪熊千倉の邸宅であるとか。
猪熊千倉は卜部氏のようです。
寛文四年に、松平頼重が京都から呼び寄せた、国学者のようで。
水戸光圀公も彼に師事していた……とあります。

ヤマトタケルの魂がこの地まで飛んだとするのは、なんとなく、こじつけ臭い気がしてしまうのは、私だけでしょうか(^^ゞ?????

しかし、宮司さんからはもっと興味深い話を聞きました。
「四国にもヤマトタケルを祀った神社はいくつかあり、そのうちひとつが、鶴羽にある白鳥神社です」
と。

「鶴羽」
ですよ。

南あわじ市に、「諸鶴羽山」そしてこの山をご神体とする「諸鶴羽神社」がありますが……。
無関係かな?

個人的には、この土地には古くから鶴伝承があり、白鳥神社もあった。
ところが江戸時代、国学が盛んになったため、「白鳥=ヤマトタケル」という考え方が主流になってしまった。
そこで、国学者は、瀬戸内の白鳥も、ヤマトタケルにごり押しした。

……と考えると、私的にはすごくしっくりくるんですが(^^ゞ
失礼かしら(^^ゞ

でも、この地とヤマトタケルを関連づけるより、この地と鶴を深く結びつけて考える方が、魅力的に思います。
あくまでも、個人的に……ですけどね。

さてさて。
香川を走っていて気がつくのは、畑事情です。
奈良の初秋の光景と似ているのだけど、どこかが違う。

0507_3.jpg

はい。
稲じゃなく、麦なんですよ(#^.^#)

道を走ってたら、うどん屋さんが次々表れますからねぇ。
やっぱりうどんの土地ですよ。

ってことで、ランチはうどんでしたが、大阪のうどんより、もちもち感が強い気がしました。
大阪うどんは、もちもちよりしこしこ。
そのあたりがちょっと違うかな?

なんにせよおいしゅうございました。

さて。
午後はも少し西へ移動。

人混みは苦手だけど、人の群れに突入しました!!!!!
0507_8.jpg

本宮までの階段は、全部で786-1段だと言いますが、
「登拝」と考えれば、大した登りではありません。

とはいえ、なぜわざわざ階段にしているのかというと、急だからですよね(^^ゞ

つまり、登りはよくても下りが……。

まぁとにかく、本宮までやってきました。
0507_7.jpg

逆光だからか、どれもこれも、撮った写真すべてに、いわゆる「たまゆら」が入ってしまいました(^^ゞ
クリアな写真はゼロ。
申し訳ない。

一応、山登りにはそれなりの慣れがあるので、ある程度自分のペースはつかんでます。
ここまでは息もあがらなかったので、本宮で参拝した後、すぐに奥宮へ。

奥宮まではここから583段。
階段の数は少ないんですが、連続しているので、本宮まで登るよりも、ちょっとしんどかった。
息も少しあがりました。
0507_5.jpg

この奥宮に祀られているのは、厳魂彦命。
聞いたことのないお名前ですが、それもそのはず。
彼は生前、修験者でした。
言うてみりゃあ、このお山の開祖さんなんですね。

修験道の山であることは、奥宮左にある岩壁の彫刻を見てもわかります。
0507_4.jpg

烏天狗と天狗。

どうやって彫ったんだろ(^^ゞ

奥宮から見るさぬき冨士。
0507_1.jpg

標高は421mあまりと、さほど高くはありませんが、平野からそびえ立っているので、目立ちます。
正式には、飯野山と言うそうで。

「飯」っていう文字のつく山、多いなぁ(^^ゞ

それにしても、奥宮には若いカップルが次々にやってきました。
どうやら、「パワースポット」ということで参拝してはるみたい。

流行ってるのね(^^ゞ

さて、私にとって問題はここからです。

古くなれば古くなるほど、神社は山と関係が深い。
なんせ、その昔、海は今まで広かったので、「良い場所」は、山の上にならざるを得ないという事情もあります。

また、山を崇拝した縄文人たちは、山の上にも祠を建てました。

そんな事情から、山登りにはある程度慣れています。
でも、下りが超苦手(>_<)

技術がないのか、膝が弱いのか、結構膝を傷めます。

上にも書きましたが、なぜ金毘羅さんに階段が設備されているかというと、それはやっぱり坂が急だからでしょう。
ということで……ハイ、傷めました(T_T)

痛い。

家ついてすぐ塗り薬をしたので、今朝はかなりマシですが(>_<)
なんとか膝を傷めない下り方を覚えなきゃ。

そして最後に行ったのが、満濃池です。
0507_2.jpg

香川は弘法大師の生まれ故郷でもあります。
この池も、弘法大師が手掛けた人工池なんですよ。

香川と言えば、水不足が深刻な土地ですからね。
この池はたくさんの人の生活を救ったのでしょう。

あとはまた高速道路で家までひとっ飛び。
家に着いたらまだ21時でした。

近いね、香川。

太地にシャチのナミちゃんがいたころ、年に何度か通いましたが、朝6時に出ても、家につくのは22時過ぎでしたもん。

金毘羅さんのお土産物屋さんで、四国の昔話を購入しました。
なんせお土産物なので、ごくごく簡単なものが10本ほど載っているだけですが、その中に、「船で流されてきたお姫様」の話が2つもあるのが興味深い。

讃岐と言えば、衣通姫と軽皇子。
彼らはこの地に流刑となり、そのまま姿を消したんです。

やっぱり、流されてきた高貴な人がたくさんいたのかしら?
興味深いけど、長くなるので今日はこの辺で。

さぬきと鶴。
さぬきとうつろ舟。

注目してみねばですね~!!
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No title

少し前に久しぶりに村上春樹の近境、辺境を読んだら、香川でうどんを食べまくる話が出てきました。娘が特にうどん大好きなんですよ。なので、こんなんだって、一緒に行きたいね~なんて話をしていました。

香川のうどんは

やっぱりおいしかったですよ。
歯ごたえはあるんだけど、固すぎないんです。
ほんとモチモチ。

ただ、本当にうどん屋さんがずらりと並んでいるので、どこに入ろうか悩みますけどね(^^ゞ

食べ歩きするにしても、炭水化物だからそうそう入らないだろうし。
1週間ぐらい滞在して、毎日三食うどんにしたとしても、さぬきにあるうどん屋さんの何割ぐらいを食べられるだろう(^^ゞ???

でも、おいしかったですよ!!!
あちらに行かれるときは、ぜひ渦潮も見てくださいね。

やっぱりものすごく「印象的」です。
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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