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身体能力

威張るわけじゃありませんが、私は非常~にどんくさい人間です。
我が家の車には軽微な傷がいくつかついていますが、それはすべて私によるもの。
運転は旦那がもっぱらで、私がハンドルを持つのは、ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくたまなのですが、旦那は一度も傷をつけたことはなし。

車幅感覚がないんですよね~(^^ゞ
細い道で人を避けようとして寄り過ぎ、植え込みの枝でガリガリ……とかさ。
まぁ、ごくごく軽い傷なんですけどね(^^ゞ

関係ないけど、そういうとき、
「命って強いな」
って思いますよ。金属はうっすらとはいえ傷が入るのに、枝は少なくとも見た目はまったく無傷だもん。

まぁそれはともかく。
私はとにかく、「幅感覚」が非常に悪い。
「体幅感覚」もひどいもんなので、結果どんくさくなってしまうんですよね~。

でも多分、だからこそ身体能力の優れた人には、それだけで平伏してしまうところがあるのでございます。

ということで、昨日はですね、「漫才ギャング」を観てきたんですよ。
しばらく映画を観てないんで、「何か観たいな~」って思ってた。

でも、近所の映画館のラインナップは、「観たい」って思えるものがないし、どうしようかと悩んでたんですよね。

上記「漫才ギャング」については、ローソンかどっかでポスターを観たんだけど、
「え~~~、俳優さんの漫才を観るのおおおおおお?????いやだああああああああああ」
って感じでした。

こないだ、テレビで「泣くもんか」をやってましたけど、ストーリーはともかくとして、劇中の漫才はひどかったなと思いません(^^ゞ??

上地雄輔さんは結構好きなんだけど、俳優さんとして観たことなかったので、どんな演技をしはるか知らなかったしね。

でも、調べてみたら、原作・脚本・監督すべてを品川ヒロシがやってるとのこと。

品川祐って、ものすごく頭の良い人なんだなとずっと思ってました。
頭が良いというか、ものすごいバランス感覚が良い人なんじゃないかって。

なので、「どんな映画を撮らはるのか観てみよう」ぐらいの気持で出かけることにしたんですわ。

ほとんど期待せず。

それどころか、
「失笑するんかもしれんな」
とか思いつつ。

しかも、映画の前にトイレに行くのを忘れ、しかもしかも映画の前にペットボトル二本分の水を飲んでおり。
予告編のとき、既に、膀胱に圧迫感が(^^ゞ
「こりゃ笑ってる場合じゃないな」
という事態でした。

……と、ここまで引っ張るんだから、結論はミエミエだと思いますが、面白かったんです(笑)
何より、劇中の漫才がよくできてたわ。
実際に、品川庄司のネタは品川さんが書いてるんですね、きっと。
ネタも面白かったし、演じる二人も上手かった。

漫才って、お芝居とは違うじゃないですか。
独得の呼吸と、リズム感がないと、観ててしんどい(^^ゞ
「泣くもんか」の劇中漫才は、そのあたりがグダグダだったから笑えなかったんですよね。

ところがこの映画では、ちゃんと漫才の呼吸が出来上がってて、さすがに監督が本職の漫才師だけあるなぁと。

でもそれよりなにより、
「多分、上地雄輔って、ものすごく身体能力が優れてるんだ」
と思ったんですわ。

喧嘩のシーンなんかも、綺麗でしたし。
見た感じ、体は決して柔らかくないと思った。
脚もあんまし上がってなかったし、どっちかというと「硬い筋肉」なんじゃないかなって。
でも、キレがいいんで、全体として見たとき美しかったと思う。

実は、あんまり彼が出てる番組を見たことがないんで、2~3年前、歌を歌ってたころの彼を知ってるだけなんですがね。
あんまりリズム感がいいとか、ツッコミがうまいとか思ったことがなかった。

でも、映画の中のツッコミは、むちゃくちゃテンポが良かったんですよね。
たぶんこれは、彼の身体能力の為せる技だろうな~って思ったのでございます。
で、私は「身体能力」にリスペクトしてしまう性格なんで、とりあえず、上地ファンになりました(笑)

この映画のストーリーはベタです。

才能はあるが頑なな性格ゆえに売れなかった芸人が、破天荒だけどいい奴に出会い、人間として成長する。
破天荒な男は、いい奴だけど夢を持ってなかった。
が、芸人となったことで夢を見つけ、それまでのその場しのぎな生き方を改める。

そこにいろいろな人たちが絡んでくるんですが、基本的に悪人はいない。
こわもてだけどいい奴、気持ち悪いけどいい奴、ケンカ好きだけどいい奴。
「やな奴」は一人だけで、あとはみんないい奴です。
つまり、人情と笑いの吉本新喜劇の世界(笑)

ということはつまり、吉本新喜劇で育ってきた私にとって、居心地の悪いはずがなく(笑)

……という映画でした。
スケール感や、映像美を求める人には向かないけど、全体的に満足度の高い物語かなと。

何より、役者さんがむちゃくちゃハマってたしなぁ。

たぶん、品川監督は、「何かでっかいことしてやろう」なんて考えてないんじゃないのかな。
「自分のできる中で、最高のものを作ってやろう」とか考えてはるんじゃないかと思う。

自分の器をよくわかってるんだと思う。
それを、よく感じられない人もいるかもしれませんが、私は「自分の器をわかる」ってのはそれはそれですごいことだと思うのです。
そして多分彼は、自分の劣等感やプライドをすごく上手に処理できる人なんでしょうね。それもすごい。



世の中を二元論で語ることはできませんが、「右脳派」と「左脳派」なんて言葉がありますよね。
「感覚派」「理論派」とも言えるかもしれませんが。

私はガキんちょの頃から後者でした。

普通の子どもが、無邪気に「うわ~綺麗!!感動する~~~!!」と言ってる横で、「綺麗ってなんだ?感動ってなんだ?」と理屈っぽく考えてしまい、結局その綺麗さを堪能できないような。
そういう自分がすごく嫌で、劣等感に溢れてたんですよね。
なんだかすごく、自分のスケールが小さいような気がして。

でも成長していくにつれ、私と同じような左脳派の人間の多く……って言っても多分2~3割だと思うけど……が、私と同じように、右脳的な人に対して劣等感を感じていることに気づいて気が楽になりました。

たぶん、多分、タブン……ですよ?
品川監督も同じなんじゃないかなと。

自分の小器用さとか、理論的なところとか、賢さとか、そんなものに一種の劣等感を抱いてた人じゃないかという気が。
なんかそういう匂いが(^^ゞ
違うかも、違ったら失礼だと思いつつ、そういう気がしてしょうがないんですよね。

そういう人間は、右脳的な人をみると、反射的に否定しちゃうことがあります。
もしくはなんの根拠もなく負けた気分になり卑屈になっちゃうことも(^^ゞ

上地雄輔さんについては、ネット上の評判をみる限り、好きか嫌いかにパッキリ別れてません?
確かに、震災の寄付金について、ちょっとしたポカはあったようですが、多分それは単純に、「ポカ」じゃないかなと思うんだけど、エライ叩かれようでしたよね、一時期。

それは、人気への嫉妬とか、彼が所属していると思われるグループ(?)に対する嫌悪感とか、いろいろな理由があると思いますが、多分その一部には、彼の右脳的なところに対して嫉妬している左脳派も存在してると思うな(笑)

でも、彼はこの映画の中で、明らかに右脳的な上地雄輔さんをそりゃぁ上手に使ってはりました。

そういうのをみると、すごく救われるんですよ(笑)

私が自分の左脳的なところが嫌いだったのは、私の周囲にいた左脳派が、私にとって尊敬できる人ではなかったことが大きい。
成長して、「尊敬できる、好感のもてる左脳派」を何人も見るうちに、自分の左脳的なところが少しずつ好きになれてきましたもん。

だから、品川監督のような人をみると、「私も頑張ろう」って思える。

「漫才ギャング」は、そういう意味でも、勇気を与えてくれる映画でしたよ(笑)
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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