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無辜の民

おとといに話題にした、「毛むくじゃらの天使」について。
なんとなく興味を持って、いろんなブログにてどんな風に書かれてるのかとうろちょろして見ました。

概ね、「素晴らしい!」「感動した!」というもので、ときどき、「そんなにうまいか?」という意見を見かける……って感じですね。

私みたいにひねくれた人間も、中にはいるようなので、ちょっとホッとしたりして(笑)

ただ、彼女は「夢を与えた」んですよね。きっと。

少女マンガなんかでは、だいたい主人公は「さえない普通の女の子」です。
だけど、心は綺麗。
そんな女の子が、みんなの憧れの的である男の子と結ばれるんですよね。

まぁ、それはないとは言わないけど、「みんなの憧れの男の子」が学年で一人いるとしても、「さえないふつうの女の子だけど心は綺麗」な女の子……少なくとも自分ではそう思っている人は、相当数いるでしょうから、数だけ見ればマッチしようがないっすね(^^ゞ

でも、「そんなことあり得ない」というのと、「あるかもしれない」の間には大きな差がありますから。

夢を見たい人にとって、スーザン・ボイルは、まさに「天使」だったでありましょう。

さて、当該番組の映像を見て、俳優の暮林さんは、「ヤラセくさいと感じた」というコメントをくださいました。
旦那に至っては、「これはエイプリル・フール用の番組やったんか?」という反応でした。

私の周囲……つまり、類は友を呼ぶことを考えれば、結構ひねくれた人が多い中……とはいえ、これだけの人が「そんなにうまいかなぁ?」と感じてるってことは、多分、世間を見渡せば、口には出さないけど、あの熱狂ぶりにピンとこない人も結構数いるんじゃないかなと想像したりします。

でも、大多数の人は「素晴らしい!」「感動した!」なわけですよね。

私は実はそのことが、「ちょっと怖い」と感じています。

私はオペラやミュージカルのことはよくわかりません。

ベートーベンの「第九」は好きなので、何度か聞きに行ってるんですけど、ときどき、「ん?」と思うことがあります。

ソロをはるような人でも、「おお、素晴らしい!」とばかり思えないことが結構あるんですよね。
「う~ん、低音部、声でてへんかったやんか」
とおもうこともあったりして(^^ゞ

というわけで、割と「うるさい」のかもしれません、私(^^ゞ
そして、「本当の価値がわからない」のかもしれないとも思います。

だから、外れてるかもしれませんが……。

でもやっぱり、ここまで大多数の人が、ここまで感動するってことに、「怖さ」を感じるのです。

あのような「演出」を見せられて、自分の耳で判断することをやめ、
「あれだけの人たちが感動しているのだから、あの辛口審査員があそこまで感動しているのだから、本当にうまいんだ」
と思い込んでしまった……という人たちがたくさんいればいるほど、怖い、と思います。

いろいろな事件において、「無辜の人たち」の存在がどれほど大きな影響を与えているかと感じます。

特に最近はネットがある分、騒ぎがすぐに熱を持ってしまうところがありますよね。

もうかなり前のことですが、「FULL OF JOY事件」なんてのがありました。

最近、mixiなんかで自分の犯罪を「告白」し、大騒ぎになるようなことが頻繁に起きてますが、そのハシリみたいなもんですね。

この「FULL OF JOY」を名乗った女性は、子どもを連れて居酒屋へ行き、その子たちが走り回っているのを見て、店員の一人が「しつけがなってない」と苦言を吐いたことに腹をたて、旦那さんや同行の人たちと一緒に暴力をふるった……と、ブログに書いたのでした。
そして、「あんなひどい店はない」というふうに書いたわけですが、その結果大騒ぎに。

名前がこのハンドルネームとリンクしてたこともあり、過去の日記などから個人が特定され、家に押し掛けるネットの住民も出たようでした。

確かに、当事者の女性夫婦も悪いんですよね。
力と数を頼みに、自分が客の立場で店員に暴力を振るうというのは、非難されて仕方のないことだと思います。

そして、彼らを責めた多くの人は「無辜の民」であったと思います。

彼らの所業を見て腹をたてた、普通の人たちです。
でも、彼らの多くは、自分たちが「多数側」であることを確信した上で、FULL OF JOYなる女性の家族に電話をかけたり、家まで押し掛けたりしたんだとおもうんですよね。
つまり、やってることは、自分たちが腹をたてた行動とあまり変わりがないってことになるのではないかとも思います。

「数を頼みに」「相手が反撃できないと信じて」「相手を攻める」
という意味では、ね。

本当に正義感のある人ならば、「この反応はおかしい」と声をあげるでしょうが、一方的な考え方に凝り固まってしまった「正義感で行動しているつもりの人」も相当数おられたということだと思うんですよね。

この「FULL OF JOY」事件を「マイナスの反応」とすれば、今回のスーザン・ボイルの件は、「プラスの反応」ではあるけれど、本質は同じではないか。
そう感じずにはいられません。

それが、怖いんですよね。
何かに扇動されて、疑うこともせず、雪崩のように感動されたり、攻撃されたりすると考えたら、怖いですよね。

だからせめて、自分は自分の頭で考えたいと思うのですが……。
それが、なかなか難しいですよね(^^ゞ

ということで、「みんなが良いと言うけれど、自分の頭で考えてもやっぱし良い」というものを。
カワセミです(笑)

いやね、旦那が、
「なんで、カワセミの写真はアップせぇへんのや」
とブチブチ言いますんで(笑)

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