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ワカゲ

高校時代の友人と久しぶりに会ったとき、

「そういやあんたさぁ、高校時代、好きやったよな、た……」

と言いかけたら、ものっそオーバーアクションで、

「んぎゃぁああああああ、その話は、やめてっ!!!」

と叫ばれました(笑)

彼女は、玉置浩二の大・大・大ファンだったのです。

私も結構聞いてましたけどね。
今でも、いい声だよな~と思うし。
でも私はそのまま、井上陽水に横すべりしちゃったから、5枚目のアルバム以降については、よく知りません。

正直、今流れてくる、彼に関するニュースを見るに、
「ただただ痛々しい」
という気がします。

そしてその行動の原因が、統合失調症……昔で言うところの精神分裂症であるとか。

よくはわからないんですが、精神の病って、強い人ならかからないってものでもないと思うんですよね。
強かろうが、しんどいときはしんどいし。
タイミングによっては、重篤化する可能性もあると思う。

玉置さんの場合、「幸せになるために生まれてきたんだから」で、1996年に、精神科に入院したことを書かれているという話ですから、かなり長く患ってはるんでしょう。

なんかこう、彼の場合、よってたかってボコられてる感じがあったもんなぁ、一時期。
別にファンでなくても気の毒だと思う。

それを、あ~いう風に、面白おかしく取り上げてニュースにするってのは、本当に品のない話だと思いつつ。
思いつつも、昔、「声が素敵」「寂しげな瞳がたまらないっ♪」とファンだった人間にとっては、「ファンであったこと」が消し去りたい過去になってしまう気持ちもわからんでもない。

中学生のとき、当時、「太陽に吠えろ」で若手刑事として活躍していた渡辺徹の大ファンだった友人は、高校生になったとき、
「あのこと、絶対内緒にしといてや!!」
と言うてきましたが(笑)

「内緒にしといて」
と思う気持ちの度合いというか、種類が違うような気もします。

ちなみに私も、消し去りたい若気の至りは山ほどありますが(笑)
到底人に言えるたぐいのものではございません。
はい。
特に20代前半のころ、自分でも信じられない程度に不健康だったので、その頃のことは、できれば総消しにしたいと思っております。

でも、不健康だろうがなんだろうが、その時代の私があったからこそ今の私があるわけで。

特に、その頃に読んだ本は、私にとって財産なんですよね。

昔から、外に出るよりは、家の中にいる方が多い、可愛げのない子どもでしたが、「活字中毒」のレベルまで達したのは20代のころでしょう。
電車の中とか、誰かを待っているときとか、本がなければ間がもたなくてもたなくて、叫びだしそうでした。

読んだのは小説ばっかりでしたね。
ノンフィクションとか、全然興味をもてなかった。

物語の中で、恋をしたり、病気になったり、死んだり、昆虫になったり、おばけになったり、英雄になったり、日本の夜明けを実現してみたり、処女の血を抜いてみたり、妻とやらしい交換日記をつけてみたり、死体をホルマリンに浸けるアルバイトをしてみたり……と、今、本棚にある本で、目についた小説について抜きだしてみましたが、それぞれなんて本かわかります??

わかる人には、私がどれだけ雑読かわかると思います。

ま、恋をしたり病をしたり、死んだりはいろいろな小説にありますが、
「昆虫になる」は、ご存知カフカの「変身」ですね。
キンチョーのコックローチかなんかが、パロディやってましたよね。
あれ、全国で流れてたのかな?

「胸騒ぎのする夢を見た朝、起きたらゴキブリになっていた」
ってんで、道を歩いていると石を投げられたりするんですが、ひどいのが奥さん。

夜、寝床で、
「なぁお前ぇ」
と甘い声で誘ってるのに、
「疲れてるんですっ!!」
と拒否され、
ガーーーーーーーーーン!!!!!!

……バカバカしい(^^ゞ
でも、そのバカバカしさが好きでした(笑)

おばけとか英雄とか日本の夜明けなんかも複数あるから飛ばしまして、

処女の血を抜いてみたり、はサド侯爵の好きなパターンですよね。
血を抜くのになんの意味があるのかさっぱりわからん??????
興奮するんですかねぇ??

妻とやらしい交換日記をつけてみたり、は谷崎潤一郎の「鍵」。
文章が美しいから看過しちゃいますが、これって相当エロ小説やと思いません?
今、本棚に残してあるのは、厳選された「必ず読み返すだろう小説」ばかりなわけですが。
その中に「鍵」が入ってるのは、別にエロな気持ちからではなく、一緒に収録されている「瘋癲老人日記」が、妙に好きだからですよ。
誤解のないように。

死体をホルマリンに浸けるアルバイトをしてみたり、は有名だからご存知でしょう。
大江健三郎の「死者の奢り」です。
これ、都市伝説になりましたよね。
死体をホルマリン漬けにするだけの高額のアルバイトがあるって。

高校時代、同級生から、
「お兄ちゃんの友達がやったことがある」
と聞いたことありますわ~、私も。

……というわけで、当時は目についた本なら、なんでも読んだんですよね。
その上、好きな作家の作品は、何度も何度も、なんどもなんども偏執的に読み返すという。

谷崎なら「少将滋幹の母」は、アホほど読み返しました。
三島の「愛の乾き」になぜこんなに惹かれるのか、自分でもよくわかりません。
太宰の「ヴィヨンの妻」は……なんとなくわかるけど、今はほとんど読み返したくならないなぁ(^^ゞ「畜犬談」のがずっと好き。

結局何度も読み返すのは、「文章が好き」な作家ばっかですね(^^ゞ
内容より、文章に惹かれるのだと思う。

とすると、やっぱり日本語の小説になってしまいます。
翻訳ものは、訳者によって全然違ってくるからなぁ。

小泉八雲の場合、平井呈一さんの訳が有名ですが、どうも私は好きでない。
原文で読みたい作家さんの一人です。

でもそんな中、イギリスの小説でありながら、しかもさまざまな訳者が、まったく違う訳をしている小説にも関わらず、あほほど読み返している作品があるんですよ~~~~。

その小説が、「不思議の国のアリス」なんです。
最終的に手元に残しているのは、旺文社文庫のもので、値段は260円ってなってますから、かなり古いものでしょうね。
「パイ」が「饅頭」と訳されてます(笑)

何がそんなに好きなのか、自分でもようわからんのですが、とにかく読み返しましたわ~。

……ということで、まずは、不思議の国のアリスを原文で読み返すことにしました。
これならば、知らない単語があっても、何を書いてあるか理解できると思うんですよね。

英語の勉強になるかな~って。

これを読み終わったら、小泉八雲の「怪談」にいきます。
どっちかっつぅと怪談より随筆のが読みたいんだけどな……。
ま、仕方ないっす。
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青鬼さんの心で:南里

「批評眼は磨き、批判的態度は慎む」
孤高の志を持った人は
人に好かれず、神さまに好かれる
ということだと思います
神さまに好かれる行為とは
その美しさで人の良心を発達させます

おはようございます~

現代は、自分より立場の弱いものを作ることで
自分の立場を上げるという作業に追われているように見えます

誰もがみな、平等に病や汚れ(けがれ)をもって生きています
だから、そんなところをつつき合っていても仕方がないよ~って
神さまは「仲良くやっていってよぉ~」と
「和をもって尊しとなす」
を説いておられるのかとも感じます
私たちの国の原点がこの十七条憲法という感じがしております

さて、人の立場を上げるとか、この和を保つのに当たって
自ら悪者になるとか、スケープゴートになるとかで
人の良さを活かすこともできることを
「ないた赤鬼」を想い返して感じてしまいました

人に対するやさしさを発現したい赤鬼さんの良さを
かなえる青鬼さんの機転は
「ほんとうのやさしさとは人に気づかれないもの」
というのを実証したかとも思えます

病に苦しむ人に対しては
看病という直接的な心の発現や
共感・同情という心の作用もあります

そして
真にその人を良さを活かしてくれる
青鬼さんの心でもって
どう我が身を「下座に遣わす」ことをしたらいいのか
まだまだ
アイディアやユーモアが浮かばないというのが
のん様と違って、私の現状です

のん様の
インタビュー他これらライターの仕事は
その人や事物の良さを多くの方の
心に届けるお仕事だと思います
情報提供者を立て、読者を立て
「文(ふみ)」の発信者としての責任を身にまといながら
時には、批判的な読者や、編集者・出版社の非難にもあうという
我が身を「下座に遣わす」ことをなされています
青鬼さんのように、青鬼さんの心で
これからも、お仕事と、もの書きを楽しまれ
人の良さと人とのつながリを広げていっていただきたいと願います

そんなところから、我が国がまた
自国民同士の
「和を以て尊しとなす」
をかなえるすばらしい国家となることでしょう

「仲良くお互いがお互いの良さを尊重し合い、補い合っている」のと
「欠点を指摘し合い、克服することで互いの成長を計っている」のと
どちらが「和」や「美」にふさわしいかと・・・
また、ごちゃごちゃ考えてしまいました~♪

もの書きのアイテム屋さんより、なんり、深感恩

若旦那は

優しいんだと思う。

私ね、むかし「泣いた赤鬼」の話が大嫌いだったんですよ。

だって、青鬼さんが村にいられなくなるのは、想定の範囲内でしょ?
青鬼さんはひどいんじゃないかと思ってました。

だって、赤鬼さんにとって最良の友は、青鬼さんであって人間ではありません。
赤鬼の見掛けだけを見て怖がる人間よりも、青鬼さんの方が良い友達であることは明らかです。

なのに青鬼さんは、赤鬼と人間を歩み寄らせ、そして自分だけ逃げた。

「青鬼さん、本当は赤鬼さんが嫌いだったんじゃないの?」
そう思ってました。

そして、青鬼さんという良い友達がいるのに、人間と友達になりたがる赤鬼さんも嫌いでした。

でも、今は、赤鬼さんの、自分より弱い人たちを大事にしてあげたいという気持ちがわかります。
青鬼さんが、赤鬼さんの気持ちを叶えてあげたいと思ったということもわかります。

この二人の鬼の気持ちがわかるまでに、時間がかかっちゃいましたよ(^^ゞ

人の、いや鬼の気持ちは理屈じゃないんですね(笑)
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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