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文章書くということ

短大時代の、英会話の先生から、
「僕が書いた物語です」
と、短い小説が送られてきました。

最初は流し読みをしていて、それでもだいたい意味はわかってくるものなんですが、時間がかかりすぎるので、ちょっとズルをして、ネットの翻訳を使うことに。

yahoo、excite、googleを比べてみましたが、yahooのが頭一つ抜けてると思う。
例えば、
「nothing is either good or bad, but thinking makes it so.」

「何もよくないか悪くありません、しかし、考えはそうたどり着きます。」
「も何も良いか悪いかですが、考え方はとてもそれになります。」
「ものは、良いか、または何も悪くはありませんが、したがって、考えはそれを作ります。」

さて、どの翻訳文が一番しっくりきます?

一番上がYAHOO!のもの。次はGOOGLE、最後がEXCITEです。

ちなみに、私ならとりあえず、「絶対的に良いものも悪いものもない。人の思考がそれを決めているのだ」と訳しますが……。
あんまり文学的な表現じゃありませんね(笑)
ま、ここから意訳していきますんで、とりあえずはこう訳するということで、どうぞお許しを。

一番「使える」のは、YAHOO!だと思うんですよ。
少しだけ言いかえればいい。
「何もよくないか悪くありません、しかし、考えはそうたどり着きます。」
↓↓↓
「何も良くはなく、悪くもありません。しかし、考えがどちらかを決めるのです」

だいたい意味は通りますよね?

私たちライターは、取材現場で、相手が何を言わんとしているか想像力を働かせることに、割と慣れてますから。
こういう作業は割と楽しい(笑)

ってことで全体を読み終わり、ストーリーはわかりました。

日本に住んでいるイギリス人女性の話です。
彼女は36歳。
三人の子どもがいて、自分自身は大学で英会話を教えています。
クリスチャンですが、麻薬中毒になっていて、その理由は、夫が秘書と駆け落ちをしてしまったからなのでした。

彼女は崩壊寸前まで行くのですが、周囲の薦めによって精神科にかかり、医師に信頼をおき、それはいつか愛に変わり、病を克服し、幸せになりました。

……という非常にシンプルなストーリー。

なだいなださんだったか、精神科医をなさっている作家さんが書いておられたんだと思いますが、精神科にかかる患者、とくに女性は、多くの場合、医師に恋をするそうな。
まぁ、わかる気はします。
心を預けてもらえなきゃ、治療できませんもんね。

しかし、先生の物語にあるように、医師が患者に自分のことを相談し、2人がお互いの痛みを分かち合っていく……てなことはあるのかどうかと思ったりもします。

翻訳文と、英文、それから私の知らない単語の日本語訳を並べても、どう~しても意味の汲み取れない部分もあります。
多分、いわゆる「文学的表現」なのだと思うのだけれど、想像力を働かせてもよくわからん。
ニュアンスの感じ方が違うのかもね。

でもなんというか多分、
「ここ、これは、自分を捨てた夫を思ってオナニーをしているシーンか???」
というものもあったりして、
「なぜこんな挿入が必要なのだろうか?????????」
と思いっきり考えてしまったり。

学生時代、このイギリス人教師は、学生たちから絶対的な信頼を得ていました。
授業がおもしろく、そしていろんな意味で誠実な先生だったからです。
生徒すべてに優しく、ユーモアにあふれ、暖かく、この先生を悪く言う生徒はいませんでした。

若くてハンサムな外国人教師はそれなりに人気もありましたが、総合的意味で生徒から一番愛されていたのは、この先生だったと思います。

でも、20年ちょっと前の先生を思い出して、彼がオナニーシーン……つぅても非常にささやかなもんでしたがね。
「酒を飲み、夫の胸板を心で感じているうちに、指使いが激しくなり、ジュースが流れ出した」
そんだけだから。
それにしても、わざわざそういうシーンを描いたことに、ちょっとした……驚き?違和感?なんだろ?……があるわけで。

まぁ、そこに、「結局彼女には、新しい恋が必要だったのだ」みたいな説明がついてたので、それを具体的に表現したかったんだろうなとか思ったりしますが。
私的には、こんな描写はまったく必要に思わない(笑)

あ、そうか。
そういや先生は、「ノルウェイの森」を絶賛してはったな……(^^ゞ
影響うけちゃったか??????

関係ありませんが、もう20年ぐらい前、
「何かお薦めの本はないか?」
と聞かれて、ノルウェイの森を紹介したんですよね。
「ストーリーが良いか悪いかはわからないけど、作者自身が英訳をしているし、一世風靡した小説だから、日本の風俗がわかるかも(←今思えば、あんなもな、日本の風俗でもなんでもね~よ……ですが)」
って。

最近くださったメールにも、
「You introduced NORWAY NO MORI to me 20 years ago, and I liked it so much!!」
って書いてあったから、よっぽど気に入ってくださったんでしょうね。

あ、ちなみに、「Norwegian Wood」ではなく、「NORWAY NO MORI」と表現しておられるのは、「Norwegian Wood」を「ノルウェイの森」と訳すのは間違いだということになってるからでしょうね。
ポールのインタビューなどからも、「ノルウェイ製の家具」と訳すのが正解に近いらしい。
でも、誤訳が独り歩きし、小説の題名にまでなってしまった。

でも、ネイティブ・イングリッシュにすれば、「Norwegian Wood」から連想するのは「ノルウェイ製の家具」。
これでは小説のイメージと合致しませんもんね(^^ゞ

まぁそれはともかくとして。

結局私は、先生のことな~んもわかってないなという当たり前の結論に行きつくわけです。

ただ、文章のはしばしに、登場人物への優しさや愛情を感じられ、そのあたりは
「先生らしいな」
と思ったりするのですが。

とりあえず、読み終わったので、
「私の英語はひどいもんですが、ストーリーはわかりました。
一人の女性が立ち直るお話しですね?
優しい文章でした」
というような感想文を書き、

「やっぱりもちょっと英語をなんとかしよ」
と、講談社英語文庫の中から、いくつかめぼしいものをピックアップし、近いうちに購入しようと考え中ですが。

私は、文章を書く仕事ですが、そこには「創造」は、ほぼ入りません。
ほぼ、というのは、文章にスジを通すため、話を前後させたり、若干の付け加えを入れることがあるからで、「物語を作り出す」というような大掛かりなものではありません。

実は、やってみたことがありますが、あまりの盛り上がらなさに、自分でもいやになり、それ以降、「物語の創造」からは遠ざかっております。

でも、知人が書いた物語には、人を考えさせるものがありますよね。

「なんのためにこの文章を書いたのだろう?」
「どういうつもりでこの物語を作ったのだろう?」

って。

先生は、短大の中では、それほど強い立場におられないようでした。
よくは知りませんが、教授と講師では、全然違うみたいですね?
教えるのが上手いか下手かじゃなく、地位だけで発言力が決まるみたいでした。

評判の……学園祭では、「可愛い、可愛い」と騒ぐ生徒たちで、彼女の後に長蛇の列ができるぐらい……可愛らし娘さんを、小児がんで亡くされた後は、しばらく仕事を休まれ、復帰には1年を要しました。

いろいろしんどいことがあったろうな……と思うので、その先生が、なぜ、「夫に捨てられてボロボロになった女性が、別の男性の力を借りて立ち直る物語」を書いたのかと、そっちの方に興味を持ってしまうのでありました。

結局私は、「人」に興味を持ってしまうタチなんでしょうね。
しかしまぁなんというか……。
物語を想像するのは難しいわ(^^ゞ

いや、昨日、「ジュード・ロウが恋人と破局した」というニュースを呼んで、吾妻ひでおばりの「妄想日記」を書いてみようかと思ったんですけども。
全然、無理。
ちぃともおもしろくないんでやんの(笑)

創造って、難しいわ。

文章を書くのは好きだし面白いけど、物語の創造ってのは、まったく別次元のものなのだと、つくづく思い知らされたのでありました。
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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Mail:norichan★norichan.jp
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