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石は燃えない、炭は燃える

ということで、昨日は友人と二人して、スペインタイルのペンダントトップ造り体験をしてきました。

「手作り体験」ったって、ほとんどのものが、その入り口を叩かせてもらえるぐらいなんですが。
でも、「これはこういう風に作られるのか」と実感できるのが楽しいんですよ。

スペインタイルの技法は、マジョリカ焼きが有名かもしれません。
でも、私たちが体験させていただいたのは、いわゆる「クエルダセカ焼き」の方。

ポコポコと色が盛り上がった感じのタイル、見たことがあるでしょう?
あれです。

テラコッタに、漆喰を混ぜた絵具で絵をつけ、焼き上げたもの……というのが簡単な説明ですが、もちろんやってみるとそんな簡単なもんじゃありません。

私たちはまず、デザインを選び、土台となるテラコッタ板を選びました。

友人は、ユニークな……あれは花のツボミになるのかな?
花の図案を選んでました。
私は鳥にしたかったんだけど、見本の中にはなかったので、抽象的な図案を選びました。

次は、カーボン紙を使い、図柄をテラコッタに写していきます。
これは割と細かい作業ですが、難しいものではありません。
そういや、昨日一緒した友人とは、写経や写仏など、「写す」作業を一緒にすることが多いなぁなどと考えながら書き書き。

このとき、内側にあった小さい花らしき模様を、こっそり鳥に変えました(笑)

変えてしまってから、
「ここ、鳥にしちゃいましたけど、かまいませんよね?」
……って、年をとるにつれ、ますますずうずうしく、押しが強くなる自分が怖い(^^ゞ

しかも、「背中は黒、お腹は赤で」と、がっちり色指定までさせてもらいましたし。
先生、ありがとうございましたm(__)m

その後、さらにその上を2Bぐらいの鉛筆でなぞります。

この鉛筆の線が、絵具の区切りとなるんですね。
ですから、線を太くすれば、テラコッタの地部分がたくさん見えることになります。
細くすれば色部分が多くなるわけですが、多分、色を乗せる作業が難しくなると思う(^^ゞ

その後、実際に色付けです。

絵具にはたくさんの細かい粉が入っていて、細かい模様に乗せるのはなかなか難しいっす。
この粉は、伝統的には漆喰……つまり、石灰だったみたいですが、現代では違うみたいですね。
ガラスの粉とかも入ってるのかな?
焼き上がると透明感が出てますから。

粉がよく混じってないと、うすぺったくなっちゃって、スペインタイルの魅力が出ないしね~。
粉が濃すぎると、筆を動かす前に固まっちゃってデコボコになるしね~(T_T)
むっずかしいですよ、これ。
でも、なんかもうテカテカするほど楽しかった。
向いてるのかしら?

まぁそれはともかく。
なんやかんやで絵具を入れ終わりました。

で、ですね。
筆を動かしながらぼんやりと、
「この鉛筆の線はいつ消すのかな~?」
って思ってたんですよね。

焼きつける前に消しゴムかけたら、絵具まで落ちてしまいそうだから、焼きあげてから消すのかな?って。
でも、鉛筆の線まで焼きついちゃったりしないのかしらん?って。
ちょいと心配してました(笑)

だけど家に帰って、「クエルダセカ技法」のサイトなんかを見てたら、「鉛筆の線は焼くと消えます」って書いてある。

そっか。
考えてみたら、鉛筆の芯は炭でできてるんですね。
炭素は燃えれば消える。
当たり前のことなんだけど、実感としては、なんかすごく奇妙な気がしてしまうのは私だけでしょうか?

炎の中で、テラコッタ板はさらに硬く、ガラスや石灰の混じった絵具は強く透明になり、そして黒々とした線は、パチパチと小さな火花をあげながら消えていく……。
想像してみると、何やら幻想的じゃあ、ございません?

いや~~~~~~~、なんだかアートね???????????

焼き上がりまでは2~3週間かかるってことなんで、出来上がったら写真載せます。
ふふふのふ。

さて、その後私たちは昼食に。
明治軒って久しぶりに入ったなぁ。

私は日替わりランチでご飯をオムライスにして。
友人はそれにプラス、スープをつけてました。

私と彼女は、「お気楽仲間」とでも言ったらよい友達でして。
つきあいは10年を超えてないはずですが、一番気を使わずに済む相手かもしれません。
そんななんで、普段は、のんきな話ばっかりしてるんですが、昨日は、ちょいと重い話にもなりました。

お互い、介護に関係してきてるもんで、どうしてもね。
友人は、ヘルパーの資格をとろうとしてるみたいです。

んでもって、これは「重い話」というのではないのですが……。

実は、去年末、一つの命の終わりに立ち会いました。
6年前の春、子猫を拾ったんですよ、私。
風邪の治療をしてくださった獣医さんに、「猫の里親さんは見つからない」と言われましたが、すぐに貰い手が決まりました。
その後、いろいろ話を聞いているうちに、不思議なご縁を感じたんですよ。
なんていうんでしょ。猫と里親さんを引き合わせるために、ものすごいたくさんの伏線が張られていたなって。
それまでにあったすべてのことは、猫と里親さんが一緒に暮らせるための下準備だったんじゃないかって。

個人的な、感性的な話なんで詳細は語りませんが、ずっとそう思ってました。
そしてこの猫の臨終に立ち会うことになったのも、本当に偶然でした。

彼女……その温厚で茶目っけの強かった猫は、私に撫でられる日を待ってたのかなと。
「あのときはお世話になりましたにゃぁ」
って言うために待ってたのかな、って。

この友人なら、私が言いたいことをわかってくれると思って、話してみました。
そしたら、友人は、思いっきりうなずいて、こう答えたんですよ。

「猫ってな、そういう不思議なとこ、あんねん」
って。

友人の、先代の猫が亡くなり、霊園に連れていこうと、扉を開けたとき、一匹の猫がスッと入ってきたそうな。
そしてそのまま家の中を探険でもするように歩きまわり始めたんだけど、時間がないのでそのまま鍵を閉め、友人は出かけたんだそうです。
で、帰ってきたら、その猫は座布団の上で寝ていて、そのままそのうちの猫になったそうな。

理屈っぽい人は、その現象に、なんらかの説明をつけるかもしれません。
でも、私はやっぱり、「猫の気持ち」をクローズアップしたいな。

この世を去る猫が、飼い主のことを心配して、手配していってくれたのかもしれないし。
新しい猫がなんらかのことで、「淋しがっている人間」を見つけ、優しさを発揮したのかもしれない。

わからないけども、「思い」というものは、とてつもなく素晴らしい力をもってるんじゃないか、とやっぱり思う。

そして、その「思い」が引き起こした奇跡を、きちんと受け止められる人間でいたいなぁとも思うわけです。
できるだけ純粋にね。

まぁ、難しいんですがね。
お腹がすくとすぐ雑念が入るしね(笑)
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思い:南里

「心を込める」
というものと似ている感じがします

そして、人の営み全てが
そうであってほしいと思います

おはようございます

常に全力で生きるということに
「しんどさ」という発想が現代には付いて回ります

常に想いのままに生きるということには
「わがまま」という発想が・・・

お話に出てくる猫には
そんな感じを持ちません

穏やかでやさしい感じがします
正否でものごとを感じるより
美醜でものごとをとらえることで
自然と自らの道を歩むことになるのではないかな~と思いました

「良かれ」と感じたことに
「真込めて」打ち込むことが
人生を楽しむこととなるようにも
猫に教わった気がします

好きな言葉に
「ほんとうのやさしさとは、人に気づかれないものだよ」
というのがあります

言葉にできない、確かめようのないものこそ
真に、思いやりややさしさを抱えているものかもしれないな~と
感動~
週の始めの、朝からやさしい気持ちのスタート
ありがとうございました
”若旦那~、なんり、深感恩

思いのままに動いて

「七十而従心所欲不踰矩」

論語で孔子は、70歳で、心の欲するところに従っても、規則をはずすことがなくなったというてはりますが……。
まだ40代で、しかも凡人の私には絶対無理なんで、わがままにならないようにしてます(笑)

でも、そんな普通の人間でも、ときどき、誰かに無償に優しくしたくなることがあったりします。
衝動に近い感じで(笑)

それは理屈じゃないし、もちろん見返りを期待するものでもないし、ただの純粋な欲求なんですよね。
そして多分そういう衝動は、誰にでもあるんじゃないかなと思います。

「心」って、そういう不思議な「優しさ」を抱えているような気がします。

動物の場合、その優しさが如実に出やすいのかもしれません。
でも多分、同じような純粋な優しさは、人間にも備えられているものなのでしょうね。
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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