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媚び

久しぶりに、OL時代の同期社員が夢に出てきましたわ……。
で、久しぶりに、あの「ものすごく不快なイライラ感」を体感(笑)

で、いろいろ考えてて思ったんですよね。
「媚び以外に長所があんまりなくて、そしてそれが許される人って、どういう才能を持ってるんだろう?」
って。

さて。
うちの弟さんは、バブルがはじけた後に就職活動をしましたが、持ち前の要領の良さで、さほど苦もなく5つぐらい内定をもらってました。

バブルの断末魔とも言える時期に就職活動をした私は、バブルが弾けた後に就職活動をした人の大変さはよくわかりません。
ただ、弟の例を見るに、バブル崩壊後に就職活動をする人にとっても、有利な点はあったと思う。

それは、就職活動時に、企業の本当の体質が見えるってことではないか、と。
買い手市場ですから、企業側がいい格好する必要ないわけですよね。

「日本の金融機関は変なのしかないん?」
と、二社はすぐに断ってました。

その一つが、業界トップだったN証券。
「女性社員は大人しくて素直なのを採用しているから、嫁さん選びには困らへんで」
というような主旨のことを言われたそうでございます。
「ふざけてんのか!!人さまのお金を運用する会社の言葉とは思えん!!ちゃんと仕事ができる社員を選んでくれ!!」
と怒っておりました。

「女性社員は腰かけ」
っていう態度がアリアリっすよね(^^ゞ
ま、そういう時代だったんですけどね。

もう一つ、すぐに断った会社は、人事担当者さんの態度が怖かったみたいでした。
うちの弟さんは、背が低く華奢で、目が大きく、まつ毛が長いという、若いころは、ある趣味の方から大変好まれそうな容姿をしていたのですが、面接が終わった後、体の大きな人事担当者さんが追いかけてきて、
「君、可愛いなぁ!」
と手を握られたそうです(笑)
ただ、素直にそう思われただけかもしれませんが、弟は大変びびっていました。

しかしその会社はその数年後に倒産しましたんで、その人事担当者のおかげで、入社すぐに再就職活動をしなくちゃいけないという不幸から免れたとも言えますが(笑)

さて。
私が最初に就職したのは、
「人さまのお金を運用する会社の言葉とは思えん!!」な金融機関でした(笑)

私が配属されたのは課員100名という巨大課で、12~15人ほどで構成されるグループに分かれ、それぞれが別の仕事を担当していました。

はっきり申し上げますが、あれほどに、「使えない社員」の比率が高かった職場は、他にございません。

二八の法則って言葉がありますよね。
蟻の行列の中で、実際に働いているのは2割だって。

いやいやいやいやいやいや……ちゃんと働いてたのは2割どころじゃなかった。
ほんま、人さまのお金を運用してる会社とは思えん。
契約者様に配当金が出ないことをお知らせする際、
「営業努力をしましたが」
とか言ってましたが、嘘うそ。
まずは働いてない社員の給料を見直せって話ですよ。

仕事がなくて、一日ぼんやりしてる先輩男性社員の年収が1000万ほどあるって聞いたとき、殺意さえ覚えましたからね。

上司に辞意を表明したとき、なんて言われたと思います?
「あなたには3人分の仕事をやってもらってるのよ。やめられたら効率が悪いのよ!」
「あなたがやめることで、他の人たちがどれほど不安に思い、負担になるかわかってるの?迷惑かけて平気だなんて非常識ね!」
です(笑)
その後他の会社に行ってわかりましたが、私程度の人間が、他の人の三人分働いてるってのはすごく異常な状況なんですよ。
でも、当時はそれがわかりませんでした。

2年ちょっと働いただけですが、このときに、
「私は世の中の通常の人間に比べると、神がかり的に仕事ができる」
という、誤った自信を植え付けられてしまいましたとさ(^^ゞ

その後、私なんぞよりよっぽど頭の良い人に出会えたおかげで厚生できましたが、あのままだったら、ほんまにやばかったっす。

さて。
私と同じグループには、男性の同期……ここでは仮にTとしましょう……も配属されてました。
例に漏れず、仕事はびっくりするほどできない男でしたが、女から好感を得るテクはこれまたびっくりするほどのものでした。

私の同期は、女性7名、男性3名の合計10名。
その中のなんと4名が、
「T君は私のことが好き」
と思ってたってんだから、どれほどのもんかわかるんじゃないでしょうか(^^ゞ
そういや、思い返してみれば、Tについて別になんとも思ってなかった女性社員は私を含め、他に恋人がいてました。
つまり、彼氏のいない女性のすべてが、Tは自分に気がある、そしてこの場合に限っては、Tのことを好きだった……とも言い換えられます。

崩壊寸前とはいえ、バブル期。
しかも一応、「一流」と言われる金融機関のOLです。
皆さんそれはそれは綺麗にお化粧して、着飾ってはりました。

そんな中で、スッピンに汚いスウェットとジーンズで出勤する私は、完全に「女以外」でして(^^ゞ
女性同期から、恋愛の愚痴をよく聞かされたんですよね。

私は特に「相談に乗る」という態度ではなかったので、「いい流せた」というところもあると思います。
だから、ある程度「妄想」を口にしてたのかもしれない、と、今は思います。
Tは、同期男性社員100人だったか200人だかの中で、3本の指に入る男前……ということになってました。
いや、顔の綺麗さでは、別の同期男子Fの方がずっと上だったんですが、Tにはムードがあったんですよね。
Fは王子様タイプの天然で、性格はごくごく良かったけど、ちょっとバカっぽかった(^^ゞ

が、それにしてもさ。
「彼は私のことが好きなの」
って言いきったり、言い切らないまでもそれをにおわせられるってのはすごくない?

でも確かに。
第三者の私から見ても、
「あぁ、誤解するのもある程度はしゃあないな」
と思えるところがありました。

例えば、すぐに泣く女の子がいました。
私と同じグループで、グループ長がいやな女性だったもんで、よく泣かされてました。

ある日残業で、私と彼女、そしてグループ長、そしてT、あと何人かの先輩だけが職場に残ってたことがあったんですよ。
そして、グループ長は、くだんの彼女に何か言いたげにしているという感じが、私にもわかりました。
当の彼女は気づいてなかったようです。

その時、Tが、
「倉庫で書類の整理をしたいから、付き合ってくれへん?」
と、彼女を連れ出したんですよね。

そしてその後、私は彼女と一緒に帰ったんですが、倉庫でTは彼女に、
「そこにいてくれるだけでいいから」
と言うたそうな。

そりゃ誤解するわ(笑)

彼女は割と控え目な性格だったんで、
「Tってば、どういうつもりと思う?私に何か言いたいことでもあったんかな?」
と聞いてきましたが、私にはTの意図がわかったんで……つぅか、Tには結婚寸前の恋人がいることを知ってたんで、
「深い意味ないんちゃう?」
と答えたら、すごく不満そうな表情をしてました。
ま、気持ちはわかる(^^ゞ

確かに、Tの彼女に対する態度は、「優しい」ものだったと思います。
とはいえ、ただでさえ仕事のできない男なのに、必要のない書類整理をやったせいで時間がつぶれてしまい、尻ぬぐいをさせられた私にとっては、迷惑この上ないこと。
自分のことさえ自分で完結できないくせに、他人の面倒見ようたぁ、お門違いも甚だしいし、ものすごく頭が悪いと思います。

ただ、かなり高い割合の女性社員が、
「Tは優しい」
と思ってました。

いや、
「Tは、『私だけに』優しい」
と思っているようでした。

そういうのって、才能なのかなぁ?

私も仕事上のTには、キキキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!……となりながら、プレイベートでは割とおもしろがって付き合ってたところがありましたし。

繰り返しますが、Tは本当に仕事ができなかった。
普通、何か課題があった場合、それを解決するための手法として、3つぐらい候補を考えておき、第一候補がダメだったら第二候補で、それが無理なら第三候補……と工夫しながら実行に移しますよね?
Tにとっては、ひとつの手法しかないようでした。
「できる人にやってもらう」
っていう。

そして、大概の場合「頼みやすい同期」の私にお鉢が廻ってきていたので、よく喧嘩をしたと思います。
が、結局私がやることになっちゃうんですよね……。

そういうのって、才能なのかなぁ?

私には絶対無理……と思うんだけど、私がそれを出来る相手が一人います。

旦那ですよね。

旦那になら、自分のできないことを、
「ねぇ、お願い~♪」
って、平気で頼める。

他人には無理でしょ?
自分ができないことなんだから。
他人にやってもらうのは悪いと思ってしまうやないですか。

で、なんで旦那にはそれができるかと言いますと、
「ギブ&テイク」
が機能してるからです。

旦那ができないことは、私がやる。

夫婦ですから、お互いに、相手ができないことを補い合うのは、結構楽しい作業になります。
「もう、私がいなきゃ何もできないんだからぁ」
っつってね(笑)

だから、親しい友人に対する場合でも、自分が苦手なところをやってもらったりすることはあり得ます。
また、仕事の上でも、得意な分野を見ながら仕事を分担するってのはありますよね。

が、Tの場合、仕事においては得意分野はほっとんどなかったと断言します。
ほとんどの仕事について、私が尻ぬぐいさせられましたから、これは顎をあげて断言させていただきますとも。

Tが仕事上で、人に対して「ギブ」できるのは、その「媚び」が主たるものだったと思います。
が、彼はそれでももてていたし、私もかなりイラつきながらも、プライベートでは割とおもしろがって付き合ってた。

別におもしろい話ができる男じゃなかったんだけど、ネタになったんですよね。
そういう意味で、私は彼からの「テイク」を受けてました。

例えば、一緒に帰る電車の中で、結婚の話しをしていたときの言葉。
「男が最初にセックスの相手として希望するのは母親やからな」
は、随分長いことネタにさせてもらいました。
だって、インパクトあるでしょ(^^ゞ?

上にも書きましたが、彼はそのとき結婚間近だったんでお嫁さんのことが心配になって、
「あんた、恋人と母親のどっちが好きなんよ?」
と聞いたら、
「好きの種類が違う」
と答えてたから、まぁ、変なマザコンではなかったんでしょうが……。

でもさ。
いやんなるほど仕事のできない男が、変なじゃなくてもマザコンチックだったら、普通すごく嫌われるよねぇ?
なのにTは、モテてました。

やっぱり容姿が良いとお得ってこと?
ただそれだけ?
「容姿の良さ」が充分ギブになるってこと????????

う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~む。

なんだかさ。
…………………………無情だわ…………………………
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No title

私も最初の会社は”たいがい”な環境でしたが、のりちゃんほどじゃなかったかな。同じく殺意に近いものを覚えたし、怖がられていたなぁ。

でも、そのマザコン男。話の流れからすると、一流企業なのかな。だからお嫁さんになった人もそれでよかったのか。

いやはや。それにしても弟さんの話は笑いながら、怖がってしまった。

一流

とは、思えないんですけどね(^^ゞ
お給料は一流でした。

ただ、一部の人間に仕事が集まるようになっていたので、その場合、歩合給として考えると、かなりの安月給でしたが(笑)

でも、社内結婚を狙ってる女の子は多かったですよ。
そして、最初から遊んで捨てるつもりでそういう女の子に近づき、次々と食っちゃってる男も多かった。
既婚者のくせにそういうことをやってるのもいましたからね~(-"-)
会社がら、ほぼすべての社員が財形に入って、「隠し貯金」をしてましたしね。

いやはや、今思っても、会社は「一流」ではあり得ませんでしたよ、ほんま。
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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