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アク・アク

学生時代のこと。
梅田の人混みを歩いていたら、いきなりおばさんに袖をひっぱられました。

「あなたの守護霊はすごく強い!拝んでもいい?」
って(^^ゞ

今思えば、多分新手の宗教勧誘だったんでしょうが、そんときゃかなりびっくりしてしまい、
「はぁ、拝むだけなら……」
と、周囲の人から見れば、えれぇ迷惑な答えをしてしまいました。
人混みで立ち止まるなっつの。ねぇ(^^ゞ

おばさんはひとしきり拝んだ後、私の守護霊について、強い武将だとかなんだとか説明してくれましたが、思春期の私は、
「なんかしらんけど、こっぱずかし~~~~~!!!!!!!」
という気分でいっぱいで、はっきり覚えておりません。

でもその後も、「見える」人から、私の守護霊についてはいろいろなことを言われました。

幸い、悪いものが憑いていると言われたことはなく、本サイトを見てくださった方から、
「あなたの写真には、よく神様が写り込んでいますね。守護霊の格が高いからでしょう」
と言われたりします。

まぁ、うちのサイトの写真の1/3は、旦那が撮影したものなので、旦那の守護霊の格が高いのかもしれませんけどね。

とはいえ、それをまったくもって信じてるわけじゃありません。
いや、ありていに言うと、あんまり信じてません(笑)
でもかと言って疑ってるわけでもない。

心霊体験って、すごく個人的なものだと思うんですよ。
その人が見たというのなら、見たんだと思う。

例えば、肉親を亡くしたばかりの人が、九死に一生を得るような体験をして、
「護ってくれたんだ!」
と感じたのだとしたら、それは間違いなく故人が護ったんだと思うし、「いい話だな」と感激すると思います。

また、誰かが、
「あそこに霊がいて睨んでる!襲ってくる!!」
というのなら多分彼(女)にとってはそうなんでしょう。

だけどそのことで、私自身が影響を受けたいとも思わないんですね。
「襲ってくる」と騒いでいる人に対しては、
「頑張って逃げてね~。私は平気」
って感じ。

私の友人も、いわゆる「見える人」ですが、見えても私には一切言いません。
「生きてる人間に影響を与えられる霊なんて滅多におらんし、見えても気にする必要ないし」
って。
そういうもんだと思うんですよ。

とはいえ、もちろん、曰くつきの場所に行きたいとも思いませんが(^^ゞ

……こんなこと言いながら、ごっつぅ怖がりなんですよね、私。

偉そうなこと言ってて、一人旅のときは、泥酔しなきゃ眠れないんですよ(^^ゞ
ホテルの幽霊が怖くて(>_<)

矛盾してる?
そうなんです。
矛盾してるんです。
でも怖いんだもん、しょうがないじゃん!!!!!!!

つくづく思い返せば、多分祖母の影響かもなぁと思います。
祖母は自称霊感ありの人で、何かあると予言めいたことを言ったり、幽霊を見たりしていましたから。
そしてものすごく心配性で、初めての内孫である私を溺愛していたので、危険なものには一切近づけようとしませんでした。

おかげで私は20歳を超えるまで、すべての犬が怖かった(T_T)
ちわわでさえ、近づいてきたら、逃げてました(^^ゞ

なんせ、
「犬は噛むもの」
という祖母の教えが身にしみついてましたから。

ただ、祖母の霊感もまた非常に個人的なもので、自分が嫌なものは、「守護霊が良くないと言っている」ということになるようでしたし、私も中学生ぐらいの頃にはそれに気付きました。
気づいていても、やっぱり幽霊は怖かったんですよね(^^ゞ
なぜかしら???

さて。
私が例外的に、「信じたい」と思われる私の守護霊は、
「あなたの守護霊は、ひいおじいさんです」
という話でした。

それを教えてくれたのは、おばあさんが拝み屋さんで、いろいろな人の相談を無料で受けていた……という人。
本人も押しつけがましさがまったくない人なんで、拒否感を感じないってのもあります。

でも何より、「ひいおじいさんだ」というのが、なんか普通なんで(笑)

しかも、彼が言うには、
「ものすごく強い霊なので、大概のものからは護ってくれるはずですよ」
とのこと。

「強い霊って、武将とか?」
と聞くと、
「違うちがう。ごくごく性格がいいんです」
とのことだったんですよ。

性格の良い人が死ぬと、すごく強い霊になるっていう発想、なんか嬉しくないですか?

「ものすごく性格の良いひいおじいさんに護ってもらってる」
というのは、なんかすごくハッピーな気分になるんで、私はこれを採用しています(笑)

さて。
例のごとく前置きが異常に長くなりました。

アク・アクです。

アク・アクとは、イースター島における守護霊のことなんですね。
ただ、日本と違うのは、死者の霊というよりも、自然に存在する精霊という感じにも受けとめられること。
少なくとも、「私のおばあさんだ」とか「先祖だ」という話は出てきていません。

少なくとも、トール・ヘイエルダール博士がいたころの島民は、ほとんどすべてが、自分のアク・アクを持っているようでした。
そして、それを信じる人たちは、アク・アクの指示に従って行動していたようです。

例えば、イースター島には「氏の洞窟」というのがあり、家宝はそこにすべて隠してあったようです。
木のない島ですから、隠すとなると地下の洞窟が最適なんでしょうね。
しかも、長耳族と短耳族の戦いの伝承からうかがえるように、戦争が絶えなかったようですし。
また、外来の船の侵略から隠す必要もあったでしょう。

ヘイエルダール博士は、島民から信頼され、しかも彼は
「とても良いアク・アクを持っている」
と信じられていました。

多分それは、ヘイエルダール博士が、島に対して本当に良いことをしたからなのでしょう。
島民たちは、次第に、自分たちの家宝をヘイエルダール博士に見せ始めます。

ヘイエルダール博士は、島のそういった信仰を信じておらず、「迷信」と考えていましたが、彼らの感覚を無碍にすることもしませんでした。

彼は、
「洞窟に隠し、秘密にしていると、秘密を知る人が不慮の死を迎えた場合、場所がわからなくなってしまう。また、風化は免れない。博物館で管理してもらうのが一番良いし、アク・アクも喜ぶ」
と説得し、島民たちもそれになびき始めます。

ヘイエルダール博士の理屈には、いわゆる「強者の奢り」のようなものを感じないでもありません。
実際、文章を読んでいて、「おいおいおい」と言いたくなるところもある。
ただ、全体的に、ヘイエルダールの文章には、何かしら住民への敬意と愛情を感じられるのですわ。
彼が島民たちに愛される「理由」を。

また、遺物を博物館に運ぶにしても、「無償で略奪」しようとしているのではなく、島民たちが、博士への感謝の気持ちで博士に贈ろうとしているものを博物館で保管しようとしているわけなので、純粋に、島の文化を保存したいのだと思われます。
なんせ学者ですからねぇ(^^ゞ

でも、博士の希望を頻繁に打ち砕くのが、島民についているアク・アクなんですね、これが。

「洞窟に案内する」
と言われて楽しみにしていても、
「アク・アクがダメだと言い始めた」
と言われたら、それでおしまい。

それでも博士は我慢強く待ち、ついに洞窟の中を見せてもらう機会に恵まれたのでした。

……が、「迷信を信じないヘイエルダール」の書いた文章を読んでいてさえなお、私には、
「いや、アク・アクは本当に存在するのじゃないか?」
と思えてならないんです。

彼らは本当に、自分を守ってくれるアク・アクを持っていたんじゃないか?
と。

つまり、「神」ですね。

ネット上の知人が、すごく素敵なことを教えてくれました。
彼は熱心なクリスチャンであり、同時に神道の持つ、「何がなしにありがたい」という感覚も体で感じてはる方です。

「(信仰とは)自分より偉いもんを、持つことです」

ある教会で、「信仰とは何か?」と尋ねた若者に対し、年配の女性が答えた言葉です。

個人的なブログにある言葉なんで、Googleで検索にひっかかってはいかんかも……と言い回しを変えましたが、この話し、ええと思いません?

自分より偉い存在があり、それが自分をじっと見ていると感じると、おのずと姿勢を正したくなりますよね。
誰も見ていなくても、神が見ておられると思うと、悪いことができなくなります(^^ゞ

そして、その存在が、何をしてくださるわけではないとしても、ただ見ていてくださると思うと、なにがなしに安心します。

信仰って、そういうもんじゃないのかな~……と。

ヘイエルダール博士の時代におけるイースター島民たちは、そういう意味での、本当の信仰を持っていたような気がするんですよ。
とはいえ、イースター島のアク・アクたちは、ただ見てるだけじゃなく、こうるさく(失礼)指示を出してるんですが(^^ゞ
でも、そういうのって、なんか、いいよね(#^.^#)

私の守護霊は……今のところ、何も言ってはきません。
ただ黙って見守ってくださっているようです、多分?


ちなみに。
思い出したのでちょっとだけ書いておこう。

ばあさまの霊感についてはあまり信じていませんが、「そういうもの」がないとは言い切れないと思ってます。

と、言うのもですね。

もう数年前、まだばあさまの意識がしっかりしていたときのこと。

その日旦那は出張で、私一人で寝てたんですが、いきなり、
「のりこっ!!!!!!!!!」
というばあさまの叫び声で起こされたんですよ。

階段の下から聞こえてきたようなので、慌てて降りましたが、当然、誰もいませんでした。

夢と思いつつ、なんとなく気になっていたら、翌朝母から電話。
何気なく、「昨日、こんな夢見た」とそのことを言うと、母はギョッとしたように黙り込みました。
昨晩、祖母が夜中に騒いだって言うんですね。

まぁ、祖母が夜中に騒いで家人を起こすことはしょっちゅうで……。
本人は自分は体が弱いと思ってるんで、ちょっと不調を感じると、
「死ぬ!」
って騒ぐんですよ。結構若いころから。

だから、たまたまそれが同じ日に重なっただけかとも思うんですが、時間もほぼぴったりだったんで、「何もない」とは言い切れないのかな?……と。

だから私は、「不思議なこと」を否定しているわけじゃ、決してないんですよ。
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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Mail:norichan★norichan.jp
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