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ロケ地とエキストラ

おとといの晩、録画してあった「世にも奇妙な物語」を観ました。

正直に言うと、大概のストーリーは、あらかじめ「オチ」がわかっちゃうんですが(^^ゞ
それでもなんとなく見てしまう(笑)

今回のは、「人気作家とコラボレーション」ということで、特に、万城目学氏の作品は書き下ろしってことでちょっと楽しみにしてました。

お話しについては、ネタバレになるんで、まだ見てないけど見るつもりの人はスルーしてくださいね(^^ゞ

話は、一組の倦怠期(?)カップルが、神様に出会って、めでたく幸せに結ばれる話。

男性はなんに対しても慎重な性格なんだけど、結婚に対してまで慎重で、そのことに女性は焦りもし、落胆もしているという状況。
ま、すごく「ありがち」なパターンのように思います。

その性格を象徴するのが、彼の口癖である「まずはじめに」なわけです。
順序立てて話さないと、気がすまないんですよね(笑)

ただ、男性は本当に慎重なだけで、恋人のことを大切に思う気持ちは嘘じゃない。
とはいえ、慎重すぎる性格が、仕事にも支障をきたしているから問題なんですね。

ある日、彼女は彼に、
「私たち、しばらく会わないでおきましょう」
と告げます。

驚いた彼は彼女を追いかけ……、「奇妙な空間」に入り込んでしまいます。
現実世界は動きをとめ、そこで活動をしているのは、彼と、二人の男。

二人の男は、それぞれ「縁結びの神」「交通安全の神」であると自己紹介し、恋愛についての相談に乗ると切り出します。
でも、ここでも男は慎重になりすぎて、願い事を思いつかず、「縁結びの神」は、「それじゃ、あなたの口癖である『まずはじめに』を封印しましょ」と勝手に決めてしまうのですね~、これが。

でも口癖を封印することにより、彼は性格まで変わってしまいます。
仕事もバリバリできるようになり、自信をつけて、彼女にプロポーズ。
もちろん彼女は喜んでOKするんですが、実は、口癖を封印するというアイデアは……っていうオチですね。
つまり、神様よりも、彼女の方が、彼の性格をよく読んでたってことですわ。

万城目氏らしい爽快なハッピーエンドで、私も旦那も大満足です(笑)

それに、キャストが絶妙。

縁結びの神様が伊東四郎はまぁ、それほど予想外でもないんですけど、交通安全の神様の遠藤憲一が、あり得ないほどハマッてて、もう(^^ゞ

さて。
それはどうでもいいんです。

この短編ドラマを見ているとき、旦那が素っ頓狂な声をあげました。

「あ、これ上野や!!」
って。

そして、私が何も言わないのに、DVDの再生を一旦停止にし、私のパソコンをカチャカチャやって、
「ほら、ほらほらほらっ!!」
と得意げに見せつけてくるんですよ。

「なんやねんな……」
と見てみると、テレビに映っている鳥居とそっくりの鳥居が、パソコンモニターにも映っていました。

場所は、上野駅より浅草通りを東へ3~400メートル行ったあたりにある、下谷神社前交差点。
そこを北に振りかえったところに、その鳥居はあります。

交差点の名前からもわかりますよね。
その神社の名は、下谷神社と言うようです。

へぇ~……と興味を持って調べてみたら、下谷神社の創建は、聖武天皇の時代に遡るらしいです。
「峡田の稲置(はけたのいなき)」なる人物が、この地に大年神と大和武尊を奉祭したのが始まりであるとありますが、「峡田の稲置」がどのような人物かと検索してみても、下谷神社のご由緒がヒットするのみ(^^ゞ
つまり、名前じゃないんでしょう。

荒川区に「峡田」という地名がありますから、この地区の「稲置」ってことでしょう。
「稲置」とは、古代における役名だったはず……あぁえぇっと、天武天皇以前以後で多少違うのか。
でも多分、「峡田地区を治める首長」だったんでしょう。

そのような人物が、大年の神を祀るのはよくわかります。
大年の神は、富をもたらす神であり、田の神でもありますから。

しかし、大年の神様は、縁結びの神……とは言えないと思うぞ~。
大和武尊もまた、縁結びの神様と呼ぶには苦しい気が(^^ゞ

境内社には、稲荷神社がありますね。
大年神と稲荷神は深い関係がありますから、この顔ぶれにはなんの不思議もないとして、この神社のご祭神を、「縁結びの神と交通安全の神」とするのは、すっごく無理があるんですけど(笑)

「豊作の神」と「武勲の神」というのならわかるけどさ……。

とはいえ、神様の霊験というのは、人間が勝手に決めたものとも言えます。
例えば、縁結びの神としては、出雲大社が有名ですが、なぜ大国主命が縁結びの神とされているのか、不思議っちゃぁ不思議です。

なんせ大国主命は、いろんな女性と浮き名を流していますから、女性にとって「良い縁」を結んでくださるかどうかすっごく不安(^^ゞ

大国主命の出世の始まりは、兄たちをだしぬいて、美女と名高い因幡の八上姫のハートを射止めたことだと思います。
この姫に求婚に行く途中、白うさぎを助けたりしてるんですよ。知ってました?

でもこの八上姫は、その後大国主命と会っていないと思われます。
一度だけ、大国主とのあいだに出来た子どもを連れて、大国主命に面会するために出雲へやってくるんですが、そこには既に、正妻である須勢理姫が。
八上姫は正妻を恐れ、子どもを木の股に挟んで帰ってしまったのです。
その子は、「木股」と名付けられるんですが、それにしても哀しい話ですよね。

八上姫には降るほどの求婚があったんですよ。
でも彼女は、「お優しい大国主命の妻になります」と、大国主を選んだ。
その末路がこれですから、あんまりにも憐れです。

そんな大国主命に、縁結びを頼んでええんやろか(^^ゞ

ですから、どの神様にどのご霊験を期待するかってのは、祈る人の心次第だとも言えます。

が……大年神については、恋愛に関する記述は一切ないぞ~。
縁結びの神とするには、あんまりにも無理があるぞ~~~~~~~~。

……とぶ~たれていたのでございます(笑)

ま、ほとんどの人が、そこまで考えずに見てはると思いますが(^^ゞ

つまり、私が言いたいのは、「ロケ地」ってのは、雰囲気で選ばれるのねってことなのでした。
当たり前か(笑)
これはドラマですから、それでいいんですよね。

だけどもし、ドキュメンタリー番組で、
「この神社の神様のご霊験は、縁結びと交通安全で」
とやっちゃったら、これは嘘になりますよね。

つまり、
「最近、ドキュメンタリーとドラマの区別がつきづらくなってるよな~」
ということが言いたかったんですよね~。
いやはや、なんと長い前置きか(笑)

俳優の事務所に名前を登録している友人の話によれば、テレビなんかの企画物には、かなりの「やらせ」が多いとか。

「初めての告白」みたいな企画物に出ているのは、仕込みが多いと言うてました(^^ゞ

「B君に片思いのAさんが、勇気を持って告白するのを番組がバックアップ」
みたいな企画物を何気なく見ていたら、同じ事務所の友人二人が出ていて、吹きだすことがよくある……とか。
もちろんその二人はそんな関係じゃなく、お互い別の恋人がいたりするそうで、二人は台本通りに演じるだけ。

つまり、素人とは言わないまでも、セミプロを使ったお芝居を、「ドキュメンタリー」と呼ぶことが増えてるよな……と思うのですよ。
まぁ、「初めての告白」みたいな企画ならば、それが嘘でも罪はないけども。

ニュースなんかで流れる、通行人へのインタビュー。
あれは本当に、「通行人」なのか?……と首をかしげるものもありませんか?

そしてそれは、文字の世界でも……。
とね。
いや、すごく増えてるんですよ。
ものすごく増えてる。

最近、その手の臭いがするものは、拒絶するようにしてますが(でもそうすると仕事がすごく少ないんですけどね(^^ゞ)、向こうからやってくる仕事はほとんどこのパターンです。

それは、そんな形で世論を操作できるという考えが、決して「幻想」ではないからなんでしょう。

だからね。
自分の目で確かめねばなりません。
それが、虚か実か。
ちゃんと確認しなくちゃね。

そんなことに連想がいったのでした。
ほんま、散漫ですね~(^^ゞ
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思い込み:南里

大衆受けしないといけないと言う思い込み
多数に指示されることが善いことという思い込み
真実よりも多数にウケる方の心地よさを
資本主義&民主主義が私たちを洗脳しているように思います

おはようございます

盛りだくさんの話題でした
ごちそうさまでした

資本主義も民主主義も機能の仕方が
悪くなってきたと感じるのは
こんなところにもあるんですね~

毎日のお務めを果たし
おっしゃるように、現実を自分の目で確かめて
これからの明るい未来を創造する糧とする

縁結びの神さまと交通安全の神さまが
導いたのは、運命と言う名の
命の輝かせ方なのかもしれないなあと思いました

人が立つ位置を間違えず
一生においてその使命を果たすよう
神さまは見ておられるんだ・・・
”若旦那~、なんり、深感恩

テレビの場合は

スポンサーの支持を得るために、一般受けのするものを作らなくてはいけないというのもあるんでしょうね。
でも、そのために、視聴者を騙すというのはねぇ……。

それにだいたい、一般受けするものが、「良いもの」「後世に残したいもの」ではない……ってのが一番の問題かも(^^ゞ

それは、(ドキュメンタリーではない)文字の世界でも同じだし、映像の世界でもやっぱり同じみたいですね。

良いものを残すためには、まず与えられたものに疑問を持ち、自分の目で確かめねば。

反対に、「縁結びの神」や、「交通安全の神」は、人間が作り上げた「神様像」ではありますが、多分、「信じるものは救われる」的な守られ方もあるように思います。
だから、「ただただ信じる」ということも、素晴らしいことだとは思うんですがねぇ。

それは時と場合によるし、その区別が難しいなぁ……と(^^ゞ
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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