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仮想空間

インターネットが普及して、便利になったこともありますが、「普及する前の方がずっと便利だった」と思うこともいくつかあります。

例えば迷惑メールの量や、ウィルスの量について。
Windows95以前と今を比べてみれば、今がどれほどやりにくい状況かと思います。
が、当時はメールに添付できるのは50KBまでとか言われてました。
写真を添付なんて「と~んでもない!!」なことだったと思い出せば、今は便利ですよね。

でも私が一番困ると思うのは、やっぱり「人間」に関することです。

例えば、仮想空間においての人間関係は、現実世界とは違う発展を見せる場合がありますよね。

でも、最近もっと困るのが、「情報」について。

例えば、「『口コミ』を装った恣意的な情報の氾濫」です。
ネット上は匿名性が高いので、「善意の第三者」を装うことが簡単だからです。
口コミサイトにサクラが書き込んだりするのはまだ可愛い方かも。

ネット上には、さまざまな「相談室」があります。
そこに「こういう効果のあるものを探していますが、お薦めの商品はありますか?」などという質問があった場合、時折「不自然なお薦め」を見かけます。
それを書いているのは、そのメーカーの社員なんでしょうかね(^^ゞ

また、嘘をつくわけでもなければ、何かを誘導するわけでもないけれど……というような事案もあり得ます。

ちょっと前、マクドナルドがクォーターパウンダーを話題にするために、行列に並ぶ人……つまりサクラを雇ったことが話題になりましたよね。
文章書きをやっていると、それに近い仕事がくることもあったりします。
つまり「にぎやかし」になるんですね。
でももちろん、基本的には、嘘をつくわけでもなければ、何かを誘導するわけでもありません。
少なくとも私はそういったことは一切やりません。嫌いですから。

ただ、終わり方がややこしいんですよね。「にぎやかし」を誠実にやっているならば、ある程度人間関係ができちゃいますから、それをカットダウンすると不誠実な気がする(もちろん平気でそれをやる人もたくさんいてはりますが……そして不自然だと指摘されたりしてますが(笑))。
けど、「退去しろ」という指示があったら場合は逆らえません。

多分、こういうことは現実世界でも普通に行われているのでしょうが、ネット上の方が簡単なのは間違いがない。

また、「恣意的な誘導」だけが問題ではないですよね。

「誰かの誤解が『真実』として独り歩きを始めてしまう」というのが、すごく怖いと思うんです。
誰にも悪意がなくても、それが人を傷つけることもありますよね。

だから、どんな情報も、裏をとる手間をはぶいちゃいけないと思うんだけど、
「ついうっかり」
がいっぱいあります。

ちょっと前だけど、「THIS IS IT」を見て、
「テレビの報道では、マイケルが肌の色を脱色したのは、白人に対するあこがれだとか言ってたけど、絶対そんなつまらない理由じゃあないと思った。強いて言えば、透明になりたいという思いなんじゃなかろか」
と友人に感想を言ったところ、
「いやそもそも脱色じゃなく、病気でしょ?」
と言われましたんですわ。

調べてみたらその通りだそうで……。
「尋常性白斑」というのがその病名だとか。

……………まぁこの件に関しては、「誤解」じゃなく、マスコミの恣意的な意地悪である可能性もあるかもしれませんが。

ちょっと前、中学生がいじめを苦に自殺したことがニュースになっていました。
とても正義感の強い男子生徒で、遺書には
「自分は友人さえ守ることができなかった」
と書かれていたとか。

記事の中で愕然としたのは、自殺の前、保護者面談で、担任が言った言葉。
「○○君はいじられキャラですね」

その先生は、「いじめられている」のを、「いじられキャラ」と表現したってことですよね。

YAHOO!ニュースのコメントでは、
「昔の笑いは、ドリフのように弱い者が強い者をばかにするものだったのに、今は吉本式の強い者が弱い者をいじめるのが笑いになってきている」
という意見が支持を集めてました。

でもね。
それは違います。
吉本式の笑いが、「強い者が弱い者をいじめる」ってのは、誤解です。
いや、吉本の笑いってのをよく知らないんで、そう言いきってしまうと語弊があるかもしれませんが……。

少なくとも、本来の、大阪の笑いはそうではなかったはずです。

昨日、録画した番組を見ようとテレビをつけたら、何かのコントをやっていて、小学生に扮した芸人さん(ロッチの中岡創一さんらしい)が、
「プロデューサーになって、芸人をいじろうと思います」
という作文を読んで、その親(芸人)がずっこけるというシーンだったんですけどもね。

なんか違うぞ。
「いじる」って本来そういうことじゃないんだってば。
中岡氏は大阪生まれだそうですが、吉本新喜劇で育った世代じゃないんですね……。

「いじられ芸人」の代表格は、アホの坂田とか、間貫平とか、「いじられないと出せないネタの芸人」なんですよ。

だから、いじる方は、「優しさ」でいじってるというのが本来の「いじる」「いじられる」だったと思うんですよ。

いつだったか、ナイナイの岡村君が、明石家さんまのテレビで、さんまのフリに気づかなかったとき、
「なんでちゃんとチャンスを生かそうとせぇへんのや!」
とすごく怒られたと言ってましたが、このときのさんまのフリが、本来の「いじる」のはず。
しゃべるチャンスをあげようとか、ウケるチャンスをあげようというのが、「いじる」なはずなんですってば!

「いじる」「いじられる」の間には愛情がなかったらいかんのです。
愛情がない「いじる」が「いじめ」じゃありません。
愛情がなかったら、そもそも「いじる」じゃないんだってば!!

「ツッコミ」を「怖い」と思われるのも、哀しいっすわ。

それは多分、ツッコミを望んでいない人にまでツッコむ人がいるからそうなるんでしょうけども。
本当のプロのツッコミならば、「ここでつっこんで!」というサインを見てからツッコむ……よねぇ?多分。
もしそのサインを見間違ったら、ちゃんとフォローすると……思いたいけど、違うのかなぁ。

つっこみは、ボケを輝かせようと言う愛情なはずなんですよ、本来。

かなり前、「世にも奇妙な物語」で、「どつきどつかれ生きるのさ」というショートストーリーがありました。
その中で、大阪は独立国になっていて、すべての人が、「男と女」ではなく「ボケとツッコミ」に分かれています。
んでもって、「結婚式」ではなく、「結成式」がある……という話。
実際、夫婦と、ボケとツッコミは通じるものがあると思うんですよね。
二人の間に信頼がなければ、必ず破綻します。

だからさぁ。
笑いの基礎は「愛と信頼」なんですよ。


なぜ、「笑い」が、「いじめ」に近いものと認知されてきているのかと思うと、どうにもこうにもやりきれない。

このことは、ネットとは直接関係ないかもしれません。

でも、大阪本来の笑いは、違う文化の土地で披露されるようになったときに、微妙に変化をしてしまったのではないかと思えてなりませんねん。

なんだかね……。

もうねぇ、なんだかねぇ。
切ないんですわ。
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どこに出しても恥ずかしい?:南里

「あなたが見ているものは
 ただの電磁波なんですよ」

のん様おっしゃるように
これは「仮想空間なんだ!」
という意識が大切なんだと思います

おはようございます

企業の事務所内から笑顔が激減したのは
従業員の方々がパソコンの画面を見ているからでした
仕事上、企業に出入りさせてもらって
寂しく思ったのは
そうした人のイキイキ感が減ったことです

そして、さらにセキュリティで、当店の担当の方の
声だけにしかお会いできないなんて
対面、対人という実態との接点も奪われた気がしています

発信するメールやブログには「(笑)」と書いてありますが
本当に笑っているのかどうか分からない仮想空間
でも、そこには、この言葉を電磁波で受け取るには
あまりにも強烈であるというところに「(笑)」の文字での
やさしい気配りも芽生え始めています
これも一種のツッコミなんですね

ネット環境が整備されて数年
文字という道具を持った人類が歩んできた道のりは
何千年でして
ほんとうにこのネット環境を
使いこなすところへの
長い道のりのほんのスタートなんですね~
そんなことに気づきました
ありがとう

「にぎやかし」は、本末転倒の感じがしました
人間関係を良くするための
コミュニケーションツールとしての理念が
どっかいってしまったんでしょうか?
やはり、誠意あふれる態度がほしいところです

台本があっても
アドリブが効くというのが
楽しいのにね~

さて、本題ですが~(なんでや?)
失敗を笑いに変える
大阪の笑い

失敗しても、ボケても
ツッコム!
おっしゃるように「愛」です
あんたひとりにはさせへんでぇ~
盛り上げるで~

自分を下げて
観客を心地よく持ち上げてくれる
ほんとに害のない素直な笑いが
大阪の笑いだと思います

おばちゃんも、高級品を見せびらかすより
「あそこで、値切って、安く買えた~」
「こんなサンプルもろた、あんたもはよいっといで~」
安く買えた、ただでもろた
が自慢になっているように思います
端から見たら、「ただの貧乏」に映るかもしれない
そこが、観客を持ち上げていると思っています

けっして、攻撃的だったり、批判めいていたり
そうしたネタではあるかもしれないけれど
自分をどれだけアホにできるか
そして、ツッコンで
それがどれだけ突拍子もないことかと盛り上げる
そんな人に優しい大阪の笑い

わても、おもろい人になりたいぃぃぃ~
目指せ大阪人!
どこに出しても恥ずかしい”若旦那~、なんり、深感恩

お笑いと人間関係

「ボケとツッコミ」って、人間関係の縮図とも言えると思うんですよ。

誰かがボケていたら、「ちゃんとつっこんで、話しを落としてあげなくちゃ」みたいなね。

なんていうんだろ、そういう「思いやり」が抜けたお笑いは、ただただ空虚な気がします。

おっしゃるように、「持ちあげる」という精神がないと、ダメですよね。

それがなくなってきているのなら、ほんまに寂しい。
切ないんですよ~~~~~~~~~。

でも大丈夫。
若旦那はちゃんと「おもしろい」ですよ(笑)
ほんま、「おもしろい」です(きっぱり!)
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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