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エジプトの鬼太郎

神戸で開催中の、トリノ・エジプト展に行ってきました。

今回しみじみ思ったのは、こういった催し物は、「仲の良い子」じゃなく、「同じぐらい興味を持ってる子」と行くべきっすね。

一緒した友人は中学時代からの付き合いで、気は合うんだけど、歴史には興味がないらしく、「エジプトに興味がある」のはスピリチュアルな面で、だったみたい。

一緒に観てても全然話が噛み合いませんでした(^^ゞ

すごく気の良い子なんで、私に話を合わせてくれるんだけど、歴史には興味がないけどとりあえず適当に話を合わしてるんだってことぐらいは私だって気付いちゃうしね。
なんとなく白けた雰囲気になっちまいました。すまんかったm(__)m

さて。
それでも展示自体はひじょうに興味深かったです。

何年前だったか忘れましたが、友人がエジプト旅行をした際、ちょっと面白い話を聞いて帰ってきました。

隻眼の神・ホルスには、二つの目があったという話です。

隻眼……余談ですが私、この単語をずっと「へきがん」って読んでました。「せきがん」が正解ですね(^^ゞ……ってのはつまり、片目のことですよね。
なのに、目が二つあるとはどういうことか。

つまり、つぶれた方の目には、ホルスの親であるところの神が入っているということらしいんですよ。

それってつまり……鬼太郎じゃん(^^ゞ

ただ、友人曰く、
「あまり日本語の上手なガイドさんじゃなかったから、意味を取り違えてるかもしらん」
とのことで、どうもはっきりはしないんですけどね(^^ゞ

そもそも、ホルスの親というと、オシリスとイシスですよね?

このオシリスに関する神話は、日本においては多分もっとも有名ではないでしょうか。
ミイラの起源に関する神話です。

オシリスとイシスは大地の神であるゲブと、天空の神であるヌトの子どもです。
正確には4人兄弟で、彼らの下にセト、ネフティスという弟・妹がいました。

大地と天空の子ということですから、彼らはつまり、生まれながらにこの世を支配する運命を担っていたってことになるんでしょうね。

オシリスは長じて王となり、イシスを后にし、エジプトを支配します。
彼が敷いた善政は国民にたちまち支持されます。

それが気に入らないのは、セトでした。
ちなみにセトはネフティスを妻としていましたから、この4兄妹は、すべて同じ血族同士で結婚してたってことですね。

ちょっと前、ツタンカーメンの死因は、病であったというニュースがありましたね。
先天的な重い病を複数かかえていたとか。
それは多分、近親婚を繰り返した末の悪課でしょう。

……ちょいと話が逸れました。
それでです。
セトはオシリスの体にぴったり合う棺を作り、
「ちょっとここに寝てみなよ」
と兄を誘うわけです。

それで寝てしまう兄も兄ですが(^^ゞ
オシリスが棺の中に入ると、セトは棺に蓋をし、ナイルに流しちゃうわけですね。

しかし、オシリスの妻であるイシスは不思議な力を持っていました。
魔術によりオシリスの入った棺を見つけます。

たくらみがうまくいかなかったことを知ると、セトは再びオシリスを殺します。
そして今度は復活できないよう、死人の体を14つの破片にし、それぞれをナイルに流してしまいます。

しかしここでもまたイシスが大活躍。
破片を拾い集めて魔術により復活させるんですね。
でも、オシリスはそのまま地上の王となることはなく、冥界の王となったのです。
そしてまた、このときのオシリスがミイラの始まりでもあります。

この物語はギリシャ人歴史家・プルタコスが伝える神話らしいですが、私が子どものころに読んだものには、
「どうしても最後の一部分が見つからなかった。それはオシリスの男性器である。イシスは木で男性器を作り、オシリスを復活させた」
という一説があったと思うんですよね……。
記憶違いかなぁ(^^ゞ

オシリスの男性器が見つからなかったということは、それが今もどこかにあるということで。
そのことに何かの意味があるんでしょうね。

プタハ神が持つ杖は、「ジェド柱」なんて呼ばれたりしますが、このジェド柱の正体が、オシリスの男根であるという話もあるようです。

今回の展示の中でも、プタハ神の座像がありましたが、彼が持つ杖を「オシリスの脊椎」と説明してありました。
脊椎も男性器も、「体の中心である」という意味では通じるものがあるかもしれません。

さて、オシリスは冥界の王となり、地上はセトが支配することになりました。

でもね。
悪が栄えた試しはないぞ。

てぇことで、オシリスとイシスの息子であるホルスの登場。
ホルスはセトの激しい戦いの末、地上の王として君臨したのでした。

この戦いの際、ホルスの片目は失われます。
ホルスの目は太陽と月を意味し、なくなったのは「月(左)」の目だという話もあったりして、とっても面白い。

彼の「月の目」が失われたのだとしたら、月の女神ともされるイシスが彼の目でもあるという話があってもおかしくない気がしますしね(笑)

とはいえ、なんせ西暦前3000年から3000年以上(?)続いたエジプト文明の中で、神話が一律に保たれるはずもなく。

いろんな神話と融合し合い、変遷を見、今残るエジプト神話は、もうどうしょうもなくぐらい支離滅裂です(^^ゞ

また、太陽の神であるホルス(なにしろ月の目はつぶれちゃったんだし)と、太陽神であるラーが習合することもあります。
なので、「ホルスの目」は、「ラーの目」とも呼ばれるんだそうな(^^ゞ

で、ですね。
Wikiでは、
女神・ムトが、「ラーの目」である……という説明がありますさかいに。

もしかしたら、こっちの方が、「片目は親」であるという話の元かもしれません。

ムトは、アメンの妻で、アメン・ラーの母なんですけどね。
アメン、アメン・ラー、ラーはそれぞれに同一視されてるんで、とってもややこしいことになってるようで(^^ゞ

まぁ、なんにせよです。

エジプト神話を眺めてみると、「脊椎」「男性器」「目」など、体のパーツが、それぞれ独立して活躍するのだということがわかりますね。
これがなんとなく面白い。

また、エジプト旅行をした友人に、
「ぜひ見てきて」
と言われていたものに、「カノプス壺」がありました。

ミイラを作る際、内臓を抜きますね?
抜いた内臓をこの壺に入れておくのだと言います。

壺は全部で四つ。
それぞれに、動物の顔がついています。
この動物の顔をしているのは、オシリスの4人の息子の姿だと言います。

見たところ、人間・ライオン・タカ・ジャッカルに見えたのですが、どうやら違うみたい。
WIKIで調べたところ、

イムセティ
人間の姿をしており、胃を守る神とされていた。
ハピ
ヒヒの姿をしており、肺を守る神とされていた。
ドゥアムトエフ
山犬の姿をしており、肝臓を守る神とされていた。
ケベフセヌエフ
隼の姿をしており、腸を守る神とされていた。


と説明されていますから、人間・ヒヒ・山犬・ハヤブサが正解だったようで(^^ゞ

しかし、オシリスの息子であるホルスはハヤブサの頭なんですけど……ケベフセヌエフという神様も、ハヤブサの姿をしてるんですね(^^ゞ
同じ親から生まれて、同じ姿。

そして、かたやホルス神は太陽神であり、かたやケベフセヌエフ神は腸を守る神とされているなんて……なんかすごく理不尽なものを感じる(^^ゞ

私が、ヒヒをライオンと見間違えたのには理由があります。

タロットカードの「世界」は、美しい女性の周りに4つの象徴が描かれています。
それが、人間・ライオン・ウシ・タカ。

タロットカードの起源にはさまざまな説がありますが、エジプトを起源とするという話もあります。
その場合、「世界」の周囲に描かれているのが、「死者の内臓を守る神」だったら面白いな~……なんて発想をしちゃったんですよね~(^^ゞ

ジャッカルとウシには大きな違いがありますが、ジャッカルはアヌビス神と関連しますから、そこから何かややこしい経路を経て、ウシに変わっちゃったのかな……なんて(笑)

とはいえ、一般的には、タロットカードの世界に描かれているのは、新約聖書の四つの福音書を象徴するものだということになっているようですけどね(^^ゞ

なんにせよ、これらのことからわかるのは、エジプトの人たちが、動物になにかしら神聖さを観ていたのであろうということ。

面白い。

家に帰ってきてから、いろいろと本を注文しちゃいました(^^ゞ

エジプト関係の本って、高いねぇ~~~~~~~(T_T)
でもたぶん、明日か明後日に届くでしょう。
楽しみ!!

わくわくしながら読もうと思います!
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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