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誤解

私は一応ライターです。
一週間のうち、仕事をしてるのは数時間程度ですが、収入は「家計の足し」ぐらいにはなってるんで、一応ライターです。

ライターっていう仕事は、横書きのネーミングでかっこいい仕事だと誤解してはる人が多いですが……もちろんそういうかっこいいライターさんもいてはるとは思いますが……。

私みたいな下っ端はですね。
はっきり言って、
「雑用係」
です。

特に取材現場では、監督役になるんで、ほんまにもうなんでもかんでもふりかかってきます。

小説家やエッセイストは、自分のことを「芸術家だから」なんぞとおっしゃったりもするようですが、わたしゃそんなことまったく思えないっす。

何しろ、私がやるような仕事は、文字数は厳密に決まってるし、使っちゃいけない文字なんてのもある。

例えばですね。
×その他
×そのた
○そのほか

みたいにね、すげぇ細かいんですよ。

出版社によっては、「えぇえええええええ?!」って驚くほどの規則があったりしますが、そのときは編プロさんが、「ある程度覚えてくださったらいいです。あとはこっちで直しますから」って言うてくれはりました。
地方のフリーペーパー誌だったんですけどね……。
あれはしんどかったわぁ(^^ゞ

フリーで仕事をやっててつらいと思うのは、
「これは私が悪いのか?それとも相手が悪いのか?」
という判断がつきづらいことなんですよね。
自分が悪いのなら反省もすりゃあいいんだけど、相手が悪いなら苦情を言わなきゃ変わらない。
でもどっちが悪いのかわかんないんで、どっちの態度をとりゃいいかようわからん。

特にライタースクールに通ったとかそんなんじゃないので、横のつながりもないしね。
「この業界の常識」ってのがよくわかってないんです。


例えばですね。
こないだまでかかってた仕事は、某グルメサイトの特集記事でしたが、こういう仕事は、
グルメサイト→ウェブ作成会社→編集プロダクション→私
という具合で降りてきます。
もちろん、スポンサーはいます。

で、私がお店にアポをとって取材をし、記事を仕上げると、編集プロダクションが編集して、ウェブサイト作成会社がウェブサイトを作成し、グルメサイトがチェックをした後スポンサーのチェックを受け、公開と。
まぁこういう感じになります。

が……ですね。
編集プロダクションが何もしない、つぅか、ウェブサイト作成会社から直接私に指示がきて、直接ウェブ会社に返すように求められる。

「いやこれどう考えても編集の仕事ですよね?」
と聞いても、
「だってぇ、○○さんに頼む方がずっと早いんですよ~~~。お願いしますよぉ」
で、結局仕事量は結構なもんになってたんですよね。

「でも、編プロさんはマージンもらってるんでしょ?もらってるならもらってるだけのことはやってもらわんと!」
と思うやないですか。
思うけども、
「編プロ通さない方が仕事がスムーズなんなら、通さない方がいいのかなぁ?」
とも思ったりして。

これは、何もやらなくても平気な編プロが悪いのか、それとも編プロをスルーするサイト作成会社が悪いのか、それとも編集の仕事まで任されることを「嬉しい」と思わずに、「なんでやねん」と思ってしまう私にプロ根性がないのか……。

結構最後まで悩んで、結局キレました(笑)

「これは編集の仕事でしょ?」
と言っても、
「だってぇ」
とへらへらしてはったウェブ会社の担当者が、
「あのねぇ!!私の仕事量とギャラを考えてもらえませんか?時給計算したらむちゃくちゃ安いですよ!?」
と言った途端、
「申し訳ありません!!」
ってなったのにはちょっとびっくりしたけど……(^^ゞ
んなもんなんすかね。

この特集はもう終わったんで、どうにもこうにも確認しようがありませんが……。
あそこで怒るべきだったのかどうか、未だに結構悩んでます。

でもそういうのはまぁいいんですよね。
問題は……。文章のことです。

私がいまだにこだわっている、「~していただけます」という言葉。

最初にすごくお世話になった編プロさんは、
「ぼくは、『ご利用いただけます』という言い回しをするライターは使わない」
とおっしゃってたんすよね。

「ご利用いただけます」
って言葉はよく聞きますよね?

でも、この言い回しは変だっていうんです。

というのも、
「いただけます」
を平たい言い回しに変えれば、
「もらえます」
ですよね。

「もらう」のは自分ですからね……。
「いただけます」は、自分に対して敬語を使ってることになると。
そういう話でした。

なので、私は、仕事では、「~していただけます」は絶対使わないようにしてました。

が。

まぁ、いろんな仕事があります。
ある大手通販会社のメルマガの仕事をいただいた時のこと。

そのメルマガの内容は、エンドクライアント……つまりその通販会社の指示通りなんで、実質、リライトになるんですよね。

エンドクライアントの書いた文章を、メルマガの形式にして、表現をよりキャッチーなものに変えて、文章の長さを整える。

コピーの要素が入るので、結構難しかったんですけども、この仕事は編集さんがすごくしっかりした方だったので、アドバイスをもらいながら勉強させていただいたって感じでした。

でもですね。

「3000円以上お買い上げいただいたお客様には、○○をプレゼント」
という文言があったわけです。

「お買い上げいただいたお客様」
って表現はそもそも変ですよね?

平たく直したら、

「買ってもらったお客様」
になります。

正解は、
「買ってくれたお客様」

敬語にすれば、
「お買い上げくださったお客様」
だと思うわけです。

なのでそう直すわけですが……。

エンドクライアントの最終チェックで、
「お買い上げいただいたお客様」
に変えられちゃうんですよね(^^ゞ

その会社は、月に10通以上のメルマガを発行してはりまして、そのすべてに、
「○円以上お買い上げいただいたお客様には~」
な表現が入りますねん。

エンドクライアントは、
「~くださったお客様」よりも「~いただいたお客様」という表現の方がお好み。
でも、それは間違ってる!!!……と私は思う。
ので、リライトの際には間違った表現のまま置いておきたくはない……ような気がする……。

さて、どうします?

編プロさんに相談したら、
「ウェブの仕事は、クライアントがあまり文章にこだわらないことが多いですよ」
と言われました。

そうか……。
ならば、表現の間違いなんかほっておいていいよね。

でもでもでも!!!!!

吠えたくなるのであります(笑)

フリーの仕事は……私だけかもしれませんが……波があります。

レギュラーで仕事をもらってたクライアントから、いきなりふと途絶えることは……結構あります。
最悪の場合、そのままギャラの支払いがなく、連絡さえとれないということも。

正直、「不況!!!!!」ってのはものすごく感じますです。

幸い、一つつぶれたら、一つ新しいクライアントから仕事をいただけるという感じで、なんとかかんとかコンスタンスに仕事をさせていただいておりますが。
景気は悪いっすよ。
ギャラも右肩下がりだしね……。

なので、取材ばっかりやってる時期もあれば、メルマガばっかりやってる時期もあるし、コラムばっかり書いてる時期もあるという具合に、仕事はまったく一定しまへん。

で、今は、コラムばっかり書いてる時期ですね。
なので、ニュースは欠かさず見ないと、話題に困るんすね。
話題のテレビも、できるだけ見ておきたい。

なんかね、ほんまに「なんでも屋」だなぁと最近思います。

だからね。

「仕事は何?」
「あ、ライターです」
「え?じゃあお金持ちなんだ?」
なんていうアホなことを聞くのはやめてください。

「仕事は何?」
「あ、ライターです」
「じゃあ今度、○○のことを記事にしてよ!」
なんて言われることは結構多いですが、企画から持ち込めるライターさんってのは、かなりの実力者だと思います(私はそうではありません)。

でも一番困ったのは、
「仕事は何?」
「あ、ライターです」
「あら、それじゃあ参考に私の波乱に満ちた人生の話して差し上げるわ。本にしてもよくってよ」

ってことでした(^^ゞ

その後長々と彼女の人生について語られたんですけどね……。
「大学受験に失敗した」ことを、「衝撃的な出来事!!」って言われてもですね(^^ゞ

まぁ、そのことを「ネタ」にブログぐらいなら書けますが、つぅか今書いてますが(笑)

とにかくまぁ私程度のライターはですね。
雑用係、なんでも係なんですよ。
勘弁してください……いろいろと……。
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積小為大

好きな言葉の一つ
「積小為大」
二宮尊徳の御弟子さんが作った言葉だったかな?
小さいことを積み重ね、大きなことを為す
には
「蟻の穴から、堤が崩れる」
という意味もあるそうな・・・
小さいことをおろそかにして
大きいことなど出来ようはずがない
ああ、下働き~、何でも屋~
のん様、がんばってますねぇ~
独立、自立している人ほど
「頼るな」「人にもたれるな」と自戒するので
雑用と金の苦労は、多いと思います
だから「おい!てめぇ~!甘えんじゃねぇ~!」の
ご心中をお察し申し上げます
ははは

こんばんは~

「いただく」という言葉は
使い方がよく分かっていないので
あまり使わないようにしております

のん様のように、鋭くないのですけど
「させていただく」は、耳障りに感じます
敬語もあんまりよく分からないのですけど
「下さる」の「下す」というのが
どうも、好きじゃなくて
こちらも、あまり使わないようにしています

でも、そうそう、相手の口調をまねると
親しみをおぼえてもらえるという
コミュニケーションの法則がありましたね
「させていただく」を多用する人と
「させていただく」を入れて話を「させていただく」と
親しくなったり
少なくとも感情を損ねたりしないように思いますもんね
誤用していても
親身に関わるということが
敬語を正確に使うということよりも
大切なのかもしれません

この日記帳も一日一日
小を積んでいらっしゃいますね
のん様のエネルギーの影響力は
大を為しているのではないでしょうか?
少なくとも
「のん様の足跡」というメモリーは
大きな宝物になりつつあるように思います

一人で走り続けていると思っていた毎日
あるときから、いろんな息づかいが耳に入ってきたんです
(今日は「甘えんじゃねぇ~!」でした、ははは)
同じように、
精一杯自分の足で走り続ける人の多いこと多いこと
それを感じているだけでも
明日もまた、元気に走り続けられます
そんな毎日の実践に敬意を表します
”若旦那~、なんり、深感恩

耳障り

耳障りだから使わないっていう感覚、すごい大事だと思います。

同じことを、丸谷才一氏もおっしゃってます。
「『~させていただきます』は、慇懃無礼だ」
って。

「桜もさよならも日本語」という本の中に書かれてますんで、良ければぜひ読んでみてください。
新潮文庫から出てます。

多分ね。
心の底から、「~させていただく」という気持ちが表れてたらそんないやな気分にならないと思うんですよね。
まぁ確かに、「させて」って言いづらいから、滑舌の悪い人間が言ったら聞きづらいですけどね(笑)

日本語ってどんどん変化しているじゃないですか。
それは仕方がないことなんですよね。
だって生き物ですから。

例えば、「御用達」は、「ごようたつ」と読んでも間違いとは言われなくなってきてるみたいですよね。

「憮然」を、「ぶすっとした表情で」という意味で使ってもOKになってきてるみたいです。

だから、仕事以外では、「正しい日本語の使い方」にこだわる必要もないとは思ってます。
ただ、「日本語に対する敬意」ってのは大事かなぁと。

なんか上手に言えませんが、くずすにしても、間違うにしても、日本語、そして言葉を使う相手に対してきちんと敬意を持っていれば、多分(笑)

>精一杯自分の足で走り続ける人の多いこと多いこと

そうですね。
自分の足で走り続けるのは、当たり前っちゃあ当たり前のことなんだけど。
でも、一生懸命生きている人を身近に感じられるのは幸せなことだなと最近思います。

がんばりましょう!!!
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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