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カカオ

昨日は、昼前に家を出て、吹田に向かいました。

同じ大阪でも吹田市は北部ですからね。
南部に住む私にとっては、結構遠い場所だったりします。

で、入院中の母を見舞ったわけですが、
「こんでええって言うたのに~~~~~」
ってやっぱり言われました(^^ゞ

まぁ、絶対言われると思ったけどさ(笑)

一応、お見舞いとしては、旦那がチリから買ってきてくれたまま一度も手をつけてないパズルの本。
あと田舎饅頭を6個。
同室の患者さんが何人いてはるかわかりませんでしたが、8人前後の大部屋ってことはなかろうと判断して6個にしときました(正解は4人部屋)。
この饅頭屋さんは、朝10時ごろ開店のようなんですが、9時50分ぐらいにそこを通りがかると列ができてたりするんですよね。
その後15時ぐらいに通りがかったときには、「本日閉店」になってたりするんで、ずっと気になってたんですよ。
でも、私も旦那も和菓子はあんまり食べないし、1個だけ買うってのもなんだか……と買うチャンスをのがしてきました。

昨日やっと購入する機会を得て食べてみましたが、すごく素朴な味でした。
いい小豆と砂糖を使ってるんだな~っていうあんこに、うすい皮。
これで63円なら、そりゃ並ぶかな。

あと、「退屈だろうから貸してあげる」と、漫画を持っていったんで、重たかったっす(^^ゞ

病室に何時間もいるわけにはいかんので、30分ほどしゃべって病院を出ました。

「せっかく遠くまで行ったんだし」
と、帰りには、国立民族学博物館へ寄ろうと思ってたんですが、旦那に、
「絶対迷うから、歩いて行こうと思ったらあかん!!」
とくぎを刺されてました(^^ゞ

距離はあんまりないんですよね。
直線距離ならば3キロほど。

でもね~……大型の公園やら、大型の体育館なんかがあるから、道がすごく迂回してる。
そんでもって、駅から病院まで歩いてみてわかったんですが、目印が少ないんですわ。
高いビルがない上に、丘や林が多いので、低い建造物は隠れてしまう。
それに、太い道と細い道の交差具合が、不規則で、自分が今どこにいるのかわかりづらい。

確かに迷うかも……と自覚しました、はい(笑)

ただ、幸いなことに、ちょうど父もやってきたんで、車で博物館のそばまで送ってもらえることになりました。

しかし、あれですね(^^ゞ
いつも旦那の運転なんで、地図を見せて、
「ここに連れてって、よろしく」
なんて簡単に依頼してしまうんですが、これって非常に「わがままな態度」なんですね(^^ゞ

父に、地図を見せ、
「ここ。万博公園のほぼ中心ぐらいだから公園の入り口ならどこで降ろしてもらっても大丈夫」
とお願いしたら、
「電話番号はわかるか?それがわからんかったら住所でもいい。カーナビに入力できる情報を調べなさい」
と言われちゃいました。

旦那は、地図をパパッと見て、
「ん」
でおしまいなので、方向音痴でない人は、そ~ゆ~~ものなのかと思ってましたが、違うようです(笑)

で、博物館近辺の入口へ行こうとしたんですが、そこはどうやら職員専用の入り口だったらしく(でも看板に「民族博物館はこちら」ってあったんですけどね(^^ゞ)警備員さんに止められて、雪祭りのイベントがあるから入場者が多くて博物館最寄の入口は入れないと言われました。
「車は停めない。娘を降ろすだけなのでその駐車場の場所を教えて欲しい」と言っても、「いやいや満車なんで」を繰り返す警備員さんで、どうもよく理屈が通らない感じではありましたが(^^ゞ
まぁとりあえずそこで降ろしてもらって、私は歩くことにしました。

しかしまぁ、なんですねぇ……。
万博公園は広いわ。
自然が多いわ、ここ。

その駐車場から博物館へつながる道の両脇は林になってるんですが、
「ガサガサッ!!」
って音があちこちから聞こえるんですよ。

「熊??」(←んなわけあるかい)
とびびりながら音の方向を見てみると、カラスを初めジョウビタキなど、いろんな野鳥が落ち葉の下の虫を探してガサガサやっておりました。

その中に、どうやらトラツグミらしき鳥もいましてね。

「うわわ、トラやトラやっ!!!」
とでっかい独り言を叫んでカメラを出しましたが、タッチの差で逃げられた(T_T)

博物館は今リニューアル中ってことで、西アジアの展示が新しくなったばかり。
私はもう何度かこの博物館に足を運んでるんで、西アジアを中心に周ることにしました。

この博物館のすごいことは、まず展示品の豊富さがあげられます。
アボリジニのコーナーでは、アボリジニ美術にちなんだ衣装やら作品やらが100点ぐらい展示されてますからね~。
仮面見てるだけでも楽しい。

その上いいのは、「写真撮影禁止!!」とか「展示品に絶対触れないで!!!!!!」になってないところ。
結構たくさんの人がパシャパシャやってはりましたわ……。

しかも、楽器なんかは、触り放題(例外もあります、もちろん)。
楽器なんてのは音だしてなんぼですもんね。
雪まつりのイベントから流れてきた子どもたちがたくさんいて、ガムランのコーナーはうるさいぐらいでした(^^ゞ

その上、チケットを見せると、民俗学的資料の映像を1本、視聴ブースで見ることができます。
ブースは2人入れますから、二人ならば2本を一緒に見ることができるんですよ。
内容もかなり濃いし、本当に「資料」です。

なんかね~、ワクワクしてくるんですよ~~~~~~~。
一日中いても飽きないなぁ、ここ。

それなのに、大人入場料がたったの420円!!!!!!!
大好き。

そのうえそのうえ、昨日はセミナーが開催されてました。

題して、「チョコレートに託すもう一つの愛情」。

つまり、カカオ生産者に対しても愛情を示そうよというのが本題でした。

バレンタインにチョコレートを贈るという習慣は、1868年にイギリスのキャドバリー社が始めたもののようですが、それ以前にももちろん、チョコレートはありました。

しかし、長い間チョコレートは「食べるもの」じゃなくて「飲むもの」だったんですよね。
しかも、その長い間のうちの長い間、チョコレートは、「甘いもの」じゃなくて、「苦いもの」。
「お菓子」じゃなくて、「薬・強壮剤」だったようです。

マヤを訪れたコルテスがチョコレートをヨーロッパに持ち帰ったとわたしゃ習いましたが、WIKIでは、「コロンブスがヨーロッパに持ち帰った」としてますね。
ま、どっちでもいいですが、とりあえずそのころ……つまり16世紀にはまだチョコレートは胡椒などが入った苦いものだったみたいです。
そしてヨーロッパ人がチョコを飲むようになって初めて、砂糖を入れて飲む方法が発明されたみたい。

メキシコでは紀元前2000年ぐらいにはもうチョコレートが飲まれ始めてたと言いますから、3500年近く、チョコレートは苦いものだったということです。

……ここまでは割と有名な話ですが、一応おさらいみたいな感じで説明がありました。

そして次に、セント・バレンタインの話。

セント・バレンタインは、3世紀の聖人とされます。
当時、ローマ帝国において、兵士は結婚が許されなかったとされてます。
「あいつら結婚すると途端に士気がさがっちゃうんだよね」
ってのが理由だそうで……そうかなぁ??

まぁそれはともかく、結婚が禁止されてました。
そんな中、セント・バレンタインは、
「それはあまりにも非人道的だ」
と、内緒でいくつか結婚式を断行。

その咎で捕まえられ、斬首の刑となったのでありました。
ときは西暦269年2月14日のことでございます。

……と、伝説は語ります。

が、この伝説、どうやら詩人チョーサーの創作ではないかと考えられてるらしいっすわ。
ということは14世紀ですね、
「セント・バレンタイン=愛する二人を結び付ける聖人」
という伝説が流布しはじめたのは。

チョコレートが甘くなるより前に、「バレンタインは愛する二人が結び付く日」っていう考え方が広まったってのは、なんか面白い(笑)

で、講師の先生(資料では鈴木紀准教授となってますが、どこの教授??)がおっしゃるには、
「ホワイトデーが生まれたのは、『贈与の霊』の具現化ではないか」
ということ。

贈与の霊とは、贈り物には、贈った人の魂が入っているという考え方だそうです。

で、他人に贈られた「魂」は、その後どうするか。
「元の場所に戻ろうとする」らしいです。
だから、贈り物をされた人は、ついついお返しをしたくなる……と(笑)

そういう考え方があるんですね。

でも、例えばお守りなんかは、他人からもらったものでないとパワーをもたないとするものもありますからね。
「贈り物には霊がこもっている」という感覚は、なんかすごいしっくりきます。

で。
本題はここからですわ。

カカオ豆生産者に対する愛情とはどういうことでしょうか。
多分、容易に想像がつくと思いますが、カカオ豆の主な生産地である中南米では、ワーキングプアがものすごく多いらしいんですね。

働いても働いても充分な報酬が得られない。
それがなぜかというと、当然、公平な貿易がされてないから。

つまり、「公平な貿易(フェア・トレード)をしましょうよ」というのがこのセミナーの主旨なんでした。

現在では、「フェア・トレードチョコレート」なるものも多数発売されていて、「生産者に愛」を持った消費者がたくさん買っているとか。
そのおかげで、カカオ生産者の生活もずいぶん楽になったと言います。
もちろん、「フェア・トレード」はカカオだけではなく、コーヒーやら、花やら茶葉やらでも試みられているとか。

が、一番気になるところが説明されないんすよ(^^ゞ
セミナーの最後に質問コーナーがあったんで、聞いてみました。

「そのフェア・チョコレートの単価はいくらですか?」
と。

鈴木教授は、一瞬絶句しはりましてですね(^^ゞ
一息ついた後、
「理由があるんですよ」
と。



フェア・トレードのおかげで、カカオ生産業者はカカオのキロあたり安定した収入を得ることができるようになりました。
板チョコ1枚(50グラム)あたり3.6円程度の収入になるそうです。
それに比べて普通の板チョコだと、1枚当たり1~2円程度ではないかというような話しもありました。

ということは、フェアチョコレートの値段は……まぁ、いろんな手数料もあるだろうから、少し高めに考えたとして、一枚110円程度が適価じゃないでしょうか。
まぁ、カカオ生産業者の子どもたちに教育を受けさせようという働きもあるようですから、それも加味すれば、150円程度にはなるか??
ねぇ?そんなもんだと思うでしょ?

でも実際は?

はい。
280円程度だそうです(^^ゞ

LINDTの100グラムのエクセレント板チョコでも380円ですよ。
50グラムならば、190円。

……………………………………………

ねぇ?
どう思います?????

リンツのチョコと比べてももっとおいしいのかもしれませんが、楽天で売り出されてるフェア・トレードチョコレートのレビューを見る限り、リンツのエクセレントチョコほどはおいしくなさそうな感じ。
それで100グラムあたり180円も高いってどうよ??




理由はあるそうです。
つまり、他のフェア・トレード品が売れない分、「よく売れるチョコレート」の方に、差額が上乗せされてるところがあるんだとか。

また、フェア・トレードに賛同する企業が世界各国に散らばっているため、あちらこちらに移動する際に生じる移送代金がかかる、と。

……………。
それが妥当なのか。
それとも間でなんらかの利益を搾取している人間がいるのか。
私にはそれはわかりません。

が、「フェア・トレード」という言葉があることにより、私たちは、自分たちが安い値段でものを手に入れることができる影で、ワーキングプアに陥っている人たちがいることを知ることができます。
それは間違いなく、利のあることです。

ワーキングプアという現象も、
利益を搾取する人間も、
なくなった方が良いものです。

だけど、どっちの方がよりなくなった方が良いかと言われれば、前者だと思うんですよ。

「利益を搾取する人間にもうけさせたくないから、フェア・トレードなんか知らん」
って言ってしまうのは、簡単。
でも、それではなんにもよくなりません。

フェア・トレードの考え方を広めていけば、何か変わるものもあるはず。

少なくとも、鈴木准教授は、まじめに、生産者のためになることを考えておられるように見えました。

ってことで、3月2日の午前10時半から、民俗学博物館に併設された会場で行われる、
「フェアトレードコミュニケーション」
の大会に、興味がある人は出て見てください。
参加は無料みたいっすよ。

んで、セミナーのちょうど中間ぐらい、カカオ豆をローストしたものが観客に回されたんですね。
0208cacao.jpg

香りを嗅ぐと、チョコというよりは、ナッツみたいな香ばしさ。

「興味のある方は、セミナーの後にこの外のところに来ていただければ試食していただきますよ」
と言われたんで、おもっきしワクワクしてました。

なもんで、セミナーが終わると、教授の横にべったりくっついてストーキング(笑)
さっそく一番に豆を試食させていただきましたが、苦みのある節分の豆って感じでした。

私は結構好きかも。

「すりつぶして砂糖と一緒にお湯にとかしたらココアみたいになります?」
と聞いたら、
「そうですね。脂分の強いココアという感じになるんじゃないでしょうか」
ってことなんで、
「それじゃ家で試すので、もう少しくださいね!!!!!!!」
と、3粒もらってきました(笑)

セミナーを聞いてたんで、博物館を出て、駅についたときには、もう夕日が差し始めてました。

駅のそばでカメラマンが集まって何かを狙ってるので振り返ると、赤く光る太陽……の塔。
0208tqiyou.jpg

昨日は一日、良い天気でした。
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プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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