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コスチューム

昨日、掃除が終わったとき、かなり激しい雨が降っておりました。
しかも、晩御飯の材料は冷蔵庫にそろってる。
そんなわけで、
「今日は散歩やめとこっかなぁ」
とも思ったんですが、な~んか体が固まってしまってる気がしたんで、濡れてもいいやと出掛けました。

特に買いたいものもなかったし、雨で見通しも悪いんで、
「ふふふふ。おばちゃんだしね」
と、家着のジャージで出掛けたのであります。
ふふふふふ。

さて、我が家から、いつもの商店街に行く途中に、かなり細く曲がりくねった道があります。
一般道じゃなくて、農道かもしんない。
周囲は畑で、車一台がなんとか通り抜けられるような道です。

そこにさしかかったとき、赤と白の派手なペインティングに、
「安全運転」
と黒く太い文字で書かれたバイクが停まっているのがまず目に入りました。

排気量はさほどなさそうですが、原付じゃなくバイクだと思います。

そしてその先にあったのは、脱輪した車と、腕組みをした若い兄ちゃん。
細い眉毛に茶髪。しかも鼻ピアスと、典型的な格好の兄ちゃんが、眉をしかめて腕を組み、車を睨みつけております。
車の中には初老と言っては失礼かなと思うぐらいの年代の、優しそうな女性が座ってました。

仔細はわからないなりに、なんかトラブルが起きてるのは理解できたんで、

「なんかありました?」
と聞いてみました。

あんまし人が通りがからない場所なんで、当事者たちだけでは話しが進みそうにないならば、場合に応じては私が人を呼んできたりした方がいいと思ったわけです。

が。
顔を挙げた兄ちゃんの第一声は、
「ニュートラルにしたら、タイヤは動くはずですよね?」
だったのでした。

なんのこっちゃら……と思いつつ、
「うん。そうですね」
と答えると、兄ちゃんは、
「でも、タイヤが動かないんです」
とのこと。

「あ~、オートマ車なら、ニュートラルに入ってたらバックには動かないかも」
というと、
「あっそうか」
と車の中に顔を戻し、
「タイヤをまっすぐにして、バックしてもらえます?こっちから押しますから」
とか指示を出してます。

そこで、
「あぁこの兄ちゃんは、この脱輪した車をなんとか救出しようとしてるんだな」
と納得し、
「そんじゃ私はバックしすぎないか、うしろから見ておきますね」
と後ろにスタンバイしました。

車は左の前輪が脱輪しておりました。
ただ、「情け容赦ない脱輪」の状態(笑)
まずは車体を後ろに下げて、タイヤが道路の縁にひっかかるようにしなくてはどうしょうもない。

が、うしろからみてると、右の前輪がほとんど動いてないのがわかります。
前輪だけが駆動する自動車の、前輪が脱輪てのはキツイわなぁ(^^ゞ
兄ちゃんは一生懸命押してるけど、なにしろでかい車なんで、うんともすんとも動かない。

前へ行って、
「この車はリアタイヤが動かないみたいだから、右のフロントタイヤだけでの救出は難しそうですよ」
と告げ、一応私も押してみましたが、やっぱし動かへん(^^ゞ

旦那がいたらなぁ……。
旦那ならば、車の仕組みもよくわかってるし、力もあるから、兄ちゃんと二人で力を合わせれば、なんとか助けられたと思うんだけども。

結局その奥さんがJAFを呼び、私たちは解散することになりましたが、兄ちゃんの肩を見ると、雨でずぶぬれですわ。
最初は兄ちゃんが原因で脱輪したのかと思ったんだけど、どうもそうではないらしい。

「力になれず、すいませんでした」
って頭を下げてたので、
「親切やねぇ~」
と言うと、一瞬ですが、耳まで真っ赤になってた。

まぁね。
兄ちゃんは、
「JAFを呼ぶとお金もかかるし」
って気にしてたけど、奥さんはJAFMATEみたいな感じだったから、多分お金はかからないかと思う。
兄ちゃんが一生懸命やってくれるから奥さんもJAFを呼びにくかったところもあろうし、それで結局手間取ってしまったかもなとか、冷静に考えればいろんな可能性があるんですよ。

でも、この兄ちゃんが、自分には関係のない事故で困ってる人のために、なんとか力になりたいと思ってたのは本当だと思う。
そして、車の奥さんも、「JAFを呼べば問題ないんだけど」と、内心は思っててもそれを口に出さず、兄ちゃんの好意を素直に喜んではったと思う。
そういう思いやり合いは、なんか美しいな。

何よりも、「親切やね~」と言われて真っ赤に赤面した兄ちゃんの顔を思い出すとね。
細く剃った眉とか、茶髪とか、鼻ピアスとか、そういった格好をするのは、何を表現したくてのことなんだろうとか思ったりするわけです。

もうずっと前だけど、私たち夫婦が歩いてると、三車線ほどある道路で一台の車がエンストを起こしてるのに遭遇。
道路の真ん中で、ちょい危険だったので、とりあえず脇に寄せようということになり、ギアをニュートラルに入れてもらい、旦那が脇の方に引っ張ってたら、
「手伝いましょうか?」
と集まってきた男の子たち数人のうち、3~4人が鼻ピアスをしてたっけなぁと思い出します。

こういう、なにかしらの主張をこめたコスチュームをしている人というのは、愛情を注げる対象を見つけたとき、すごく親切になり得るということは言えるのかもしれない。
なにしろ、何かしらの思いを格好に籠めようというモチベーションがあるわけで。
単純に考えれば、目立たずにいようとする人よりは行動的……と言えるかもしれません。

もしかしたら、いわゆる反社会的な格好をしたがる若い人たちの多くは、
「愛されることに飢えてる」
というよりも、
「愛する対象に飢えてる」
のかもしれないなぁなどと思ったり。

なんかいろいろと考えてしまいました。


嘘か本当かは知りませんが、
「良心がない」としか思えない人物もいるとは言います。
宅間守とか、宮崎勤などのシリアル・キラーの言動は、私たち、曲がりなりにも一般的な生活をしている人間には、にわかに理解できないものが多いんじゃないでしょうか。

さて。
「サイコパス」という単語があります。
何か悲惨な犯罪が起きた際、よく耳にする言葉ですね。

「あの犯人はサイコパスだ」
なんていう風によく使われます。

しかし、サイコパスってなんなんでしょう?

WIKIには、その定義として、
・良心の異常な欠如
・他者に対する冷淡さや共感のなさ
・慢性的に平然と嘘をつく
・行動に対する責任が全く取れない
・罪悪感が全く無い
・過大な自尊心で自己中心的
・口達者で浅薄な魅力
の7点があげられていますが、これはあくまでも、犯罪心理学者ロバート・D・ヘア(en:Robert D. Hare)の定義によるものでしかありません。

サイコパスという言葉は、いろいろな場面で使われてきた言葉なので、それらをすべていっしょくたにして語ろうとすれば、誤解を招く可能性が大なので、その点は注意。

こういう便利な言葉というのは、重大な問題を引き起こす偏見を生む可能性もありますからねぇ……。
ちょっと変わった人を見つけるたび、
「あの人はサイコパスに違いない」
なんて評することになったら問題だし、そういう風に単純な決めつけは、決めつける方にも決めつけられる方にも害があると思う。

ただ、「サイコパス」という言葉からわかるのは、「良心の異常な欠如」と表現される人間も存在するのだなということ……。

それが、「生まれつき良心がない」のではなく、「何か原因があって良心がもうどうしようもなく麻痺した状態」なのだとしても、そういう状態の人とつきあうのはすごくしんどいことですよね。
そして、そういう状態になってしまっている人は、犯罪者についての報道を見ただけでも、何パーセントかの割合で存在していると考えないわけにはいきません。

でも、そういう人が潜んでいる確率は、反抗的なコスチュームをした人も、非常に優秀とされる肩書きを持った人も、ごくごく平凡な人も、あんまり変わらないんじゃないかなとか思ったりします。

実際のところ、社会的地位とか、学歴とかと、その心にどれだけの良心やら温かみやらがあるかということは、まったく別の次元で語られるべきものなんでしょう。

ただ、良心が欠けている人間の社会的地位が低いほど、わかりやすい犯罪に走りがちかもしれないけどさ。

ということでつまり何が言いたいかというと、

「相手の姿や肩書きなんかで色めがねをかけることは、なるべくしないようにした方が、人生楽しいな」

ってことなのでした。

第一印象が最悪でも、親しくなってみたら、
「なんだいい奴じゃん」
てなこともあったりします。

反対に、第一印象はやたらフレンドリーでも、つきあってくうちに疲れ切ってしまうことも多々ありますよね。
私はこういう経験がかなり多いっす。

「あなたなら私のことわかってくれると思うの」
みたいな感じで近寄ってくる人って、最初のうちは、
「やっぱりあなたは素敵な人」
とか言ってくださるんですが、ほとんどの場合、最後には、
「あなたは思ってたような人じゃなかった!!」
とキレて去っていかはりますんですよね……。

私は一貫して同じ付き合い方をしてたと思うんだけどなぁ(^^ゞ
えれ~疲れてしまいます(^^ゞ

なので、第一印象にふりまわされず、できるだけちゃんと向き合った付き合い方ができればいいなと。

まぁ、物理的に、自分に関わるすべての人とそれをやるのは無理だと思いますが、できるだけそういう風にする努力はしよっかなと思うのでございます。

まぁ、私は、「目立たない格好(なにしろ全身ユニクロ(笑))をしている人間」なので、あんまし行動的ではないかもしれませんが(^^ゞ
行動できるところでは、なるべく先入観のない目で観て行動したいなと思うのでした。
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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Mail:norichan★norichan.jp
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