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布団

田山花袋の「布団」を読んだのは確か短大生のときだったと思うんですが、なんかしらんが爆笑してしまった記憶があります。

なんに笑ってしまったんだかなぁ?
主人公の女々しさに対してだったのか、それとも「布団を噛む」という行為に対しての共感か。

ネタバレになるかもしれませんが、まぁ、この話は教科書にも出てくる有名な奴なんで、大概の方があらすじぐらいはご存知でしょう。
小説家である主人公が、弟子として若い女学生を家に入れ、いろいろ教えるうちに淡い恋心を抱くようになるんですね。
現代小説なら、ここから二人は妖しい関係になるんでしょうが、何しろ明治の小説ですからね、えぇ。

な~んもありません。
表面的には。

でも、この女弟子に恋人がいることを知り、しかもその恋人が女を追って上京してくることになり、主人公はその恋人も一緒に自分の家に入れるわけですよ。

なぜか。
もちろん、
「結婚前にけしからぬことにならぬよう私が監視するために」
です(笑)

けしからぬことにならぬようにする……というのはつまり、この時代の大人としては分別のある行為とも言えますが、その動機は非常に女々しいところにある。
つまり、嫉妬、やきもちですからね。
ここらへんの主人公の述懐が非常に、情けない(笑)

でも結局、二人の関係はどうやらあやしいらしいということになり、主人公は怒って、
「おまえら破門じゃ、でてけ!!」
と怒鳴ることになるわけです。

そして、二人が出て行ったあと、主人公は……。
思い人が毎日寝ていた布団の臭いを嗅ぎ、やりきれない思いを吐き出すように、布団を噛むんですね~……。
なはははははははは。

笑っちゃうけど、笑えない。
だって、私も、旦那が出張中は旦那の布団で寝てるんですよね(^^ゞ
だってさ~~~~~~~。
さびしいじゃ~~~~~~~~~~~~ん。

でも、噛みませんよ。
噛みませんから。
だってシーツ洗うの私だもん。

まぁそんなわけで、そこにいない人のことを偲ぶのに、布団っていうアイテムはなかなか使えるなぁって話なのでした(笑)
まぁ、男女の睦言が行われるのも、このアイテムの上でってことになりますしね。
思い入れが深くなるのは当然かもしれません。


でも反対に、布団ってのはなかなかに恐ろしい魔物でもあります。

「布団の話」という怪談はご存知でしょうか?
確か正式には「鳥取の布団の話」だったと思うのですが……。
ラフカディオ・ハーンが採取した話のひとつです。

単純なんですけどね。
旅人がある宿で宿泊していたところ、夜中に小さな声が二つ聞こえてくるんです。
「兄さん寒かろ?」
「おまえこそ、寒かろう?」
って。

つまり旅人が寝ていた布団は、以前、貧しい兄弟が使っていたもので、二人はある寒い朝凍え死んでしまった。
その布団をこの宿屋の主人が買い上げて、客のために使っていたんですね。
でも、死んだ兄弟の魂はその布団にこもり、毎晩生前に繰り返した会話を続けてたと。

布団にはいろいろな念が籠ると考えられていたようです。

宮古島にも「布団の怪」なる話が伝えられています。
太平洋戦争が終わったころと言いますから、沖縄は大変な時期だったでしょう。
ある夫婦に子どもが授かったそうです。
何しろ結婚10年目ってんで二人は大喜び。
子どものために宴会を開きます。
ところが……夜中に恐ろしい声が響き渡るんですね。
しかも、子ども部屋からです。

みんなが慌てて子ども部屋に行くと、布団がバタバタと暴れています。
その下にいる赤ん坊は、もう息をしていないよう……。
めでたいはずの祝宴は、悲劇へと暗転してしまうんですね。

さて、大人たちが布団を掴み、手にした武器で切り刻むと、その中から出てきたのは、爪に髪をぐるぐると巻き付けた、なんらかの呪具でした。
なんのためにそんなことをしたのかはわかりません。

ただ、「これは墓場に死者と一緒に埋葬されたものだろう」とだけ想像されているようです。
沖縄の御墓って、立派ですもんね。

古墳と同じで、島の一番良い場所……海を望む高台などに作られていますし、大きいんですよ。
ちょっとした祠ぐらいある。
埋葬品も立派なんでしょう。

この布団はその中のひとつだった、と。
そう考えられていますが……。
それにしても、爪に髪をぐるぐる巻いて、布団の中に入れるというのは……なんともかんとも壮絶な感じがしてしまいませんか?

布団というのは、なにがしか重要なアイテムだということでしょう。

いやいや。
本当に、布団ってやつは(笑)


で、です。

いやもうまったく。
布団が恋しい季節になりましたよねぇ。

わたくし、朝は、旦那の目覚ましで起きます。
旦那が何時に起きるつもりなんだかわからないので、とりあえず前晩に旦那がセットした目覚ましで起きるのが間違いない。

まぁ、早朝ですね。
満員電車が嫌いな旦那は、早朝に出発するんですわ。

で、私は寝巻のまま階下に降り、旦那の朝ご飯を用意した後、また布団の上に戻るんですよ。
布団あげなくちゃいけませんからね。

でも、さぶいんですわ。このごろ。
で、
「あ~~~~さぶ」
と布団にくるまって……そのまま寝ちゃうということがこのところ(^^ゞ

だってまだ世間は暗いんですもの。
暗いんですもの。

布団の中にいるともう、ふわ~っと眠気がね……。

ごごごごご、ごめんなさい。

でも、それに対する罪の意識がはっきりとあって、夢は大概、

「あぁ、起きなきゃ!!!」

っていう内容ですわ。

そういう思いをするなら寝付かないように気をしっかり持てばいいんですけどねぇ(^^ゞ

でも、布団に入ると、意識を失ってしまいますねんわ。

布団っていうのは、なんという魔物なのでしょうか。
私はエアコンのヒーターが嫌いなんで、冬の間はホットカーペットと電熱ヒーターで暖をとるんですが、ホットカーペットの上に布団を載せてその中で本を読む……なんてことをしたら、絶対本は最後まで読めません。

寝てしまう(^^ゞ

布団って、本当に気持ちいいですよねぇ。

ああ、こうやってブログを書いてる最中も……。
布団に戻りたい(笑)

とも言ってられないんで、これから体操に掃除して……ふぅ。
さ、一日を始めます。
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
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40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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