男が正解らしい(笑)
「~心と秋の空」
私が最初に聞いたのは「女心」でした。
でもその後、「男心と~」という表現を見つけ、
「間違ってるってばよ」
と広辞苑をひき、
「うぇ?男心が正解?!」
と驚いたんですよね~~~~~~……。
高校生だったかなぁ。
とにかく学生のときでした。
しかし……。
裏付けをとるため、ネット検索してうんざりしましたよ(^^ゞ
信頼できそうな記事はこれでしょうか。
本当は男だった!? 「女心と秋の空」
以前、ALLABOUTで記事を書かせていただいたことがありますが、原典の提出を求められました。
根拠のない記事はないと考えても良いと思います。
この記事の中に、こんな文章があります。
「それ以前の和歌でも男心は移ろいやすいものとして扱われ、室町時代の狂言『墨塗』に「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」という有名なセリフがあります。」
へぇ~って思うでしょ?
ちなみに『墨塗』とは、鬢水入れを目の下につけて嘘泣きをする女性をからかうお話。
狂言演目紹介のサイトがわかりやすいと思います。
あと、三宅狂言会さんのサイト。
つまり、男の別れ話に泣く女……に同情して泣く権力のある男が主要な登場人物ですね。
狂言ですから、そこに太郎冠者が加わります。
ちなみに舞台は京都。
つまり、女性の方が都女で、男は田舎大名だというところに味噌がありそうです。
太郎冠者は女が嘘泣きをしていることに気づいて大名に告げ口をするのだけれど、大名は信じない。
そこで、女の茶碗に墨を入れてやるわけですよ。
当然、女の顔は墨で真っ黒。
平中物語にも同曲のものがありますね。
狂言ですから、笑いで終わるんですけどね。
問題は、この物語で、「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」というセリフが出てくるのがよくわからないところなんですわ。
「どこの場面で出てくるんだろう?」
と「墨塗 男心」で検索してみたところ、でてくるわでてくるわ……。
コピペ万歳な、知ったかぶり記事ばっかり出てくるんすよ(T_T)
どれが最初に書かれたものかはわかりませんが、多少文章はいじってあっても「男心と秋の空という言葉の原典は墨塗という狂言で、その中のセリフに~」という本題は変わりません。
これらの記事はみんな、原典を調べることもせず、他人の受け売りやっちゃってるわけですよね。
この「墨塗」という狂言は有名なものらしく、この狂言を見て面白かったという内容の記事は結構見つかるんですが、「秋の空」についての言及は結局見つかりませんでした。
つぅか、FM福岡の記事が、ALLABOUTの記事とまったく同じなのは、なぜ(^^ゞ?
なんだかなぁ。
なんだかな~~~~~~~~~~~~~~~~~。
……情報の出元は自分で確認せんとしょうがないですね。
このセリフについては、今度図書館で狂言の台本でも探してみますです。
小学館の「狂言集 日本古典文学全集60」で確認できそうですね。
やれやれっす(^^ゞ
さてさて、昨日はですね、まさに「秋の空」を撮影してきました。
この本題が出るまでに、ここまで引っ張ってやったよ~ん。
いや、そんなつもりじゃなかったんですけど、調べだしたら、引っ張らざるを得なくなっちゃったという(^^ゞ
しくしく(T_T)
夕方に大嵐がきたんですよ。
それで、
「この嵐を外側から見てみよう」
って話になったんです。
それぐらいすごい雨だった。
「バケツの水をひっくり返したような」
というのがまさに適切だと思えるような土砂降り。
でも、車で3分ほど走ると、すっかり小止み。
5分走ったらやんじゃいました(^^ゞ
かなり局地的な雨だったってことですよね。
車で約30分。
小高い丘陵から見た景色はこんな感じ。

薄明光線部分アップ。

なんか思ってた景色と違う(^^ゞ
とはいえ、荒れた天気なのだろうなと思われる場所もありました。
旦那にパノラマで撮影してもらったので載せますが、たぶん全部乗らないので、写真クリックして全体像を見てみてください。

降ってるところと、晴れてるところがはっきりわかるでしょ?
これは夏の空の特徴ともいえそうですが、真夏というより、夏の終わりの空なのだと思います。
その帰り、西の空は黄金色に輝いてました。

雲の色のきれいなこと。

電線が邪魔だよね、まったく(-"-)
しかしこの5分後、朱はすっかり褪せ、暗い空になってました。
ほんと、空模様は一期一会。
何かこう……夏の終わりの寂しさを実感してしまいました(^^ゞ
私が最初に聞いたのは「女心」でした。
でもその後、「男心と~」という表現を見つけ、
「間違ってるってばよ」
と広辞苑をひき、
「うぇ?男心が正解?!」
と驚いたんですよね~~~~~~……。
高校生だったかなぁ。
とにかく学生のときでした。
しかし……。
裏付けをとるため、ネット検索してうんざりしましたよ(^^ゞ
信頼できそうな記事はこれでしょうか。
本当は男だった!? 「女心と秋の空」
以前、ALLABOUTで記事を書かせていただいたことがありますが、原典の提出を求められました。
根拠のない記事はないと考えても良いと思います。
この記事の中に、こんな文章があります。
「それ以前の和歌でも男心は移ろいやすいものとして扱われ、室町時代の狂言『墨塗』に「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」という有名なセリフがあります。」
へぇ~って思うでしょ?
ちなみに『墨塗』とは、鬢水入れを目の下につけて嘘泣きをする女性をからかうお話。
狂言演目紹介のサイトがわかりやすいと思います。
あと、三宅狂言会さんのサイト。
つまり、男の別れ話に泣く女……に同情して泣く権力のある男が主要な登場人物ですね。
狂言ですから、そこに太郎冠者が加わります。
ちなみに舞台は京都。
つまり、女性の方が都女で、男は田舎大名だというところに味噌がありそうです。
太郎冠者は女が嘘泣きをしていることに気づいて大名に告げ口をするのだけれど、大名は信じない。
そこで、女の茶碗に墨を入れてやるわけですよ。
当然、女の顔は墨で真っ黒。
平中物語にも同曲のものがありますね。
狂言ですから、笑いで終わるんですけどね。
問題は、この物語で、「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」というセリフが出てくるのがよくわからないところなんですわ。
「どこの場面で出てくるんだろう?」
と「墨塗 男心」で検索してみたところ、でてくるわでてくるわ……。
コピペ万歳な、知ったかぶり記事ばっかり出てくるんすよ(T_T)
どれが最初に書かれたものかはわかりませんが、多少文章はいじってあっても「男心と秋の空という言葉の原典は墨塗という狂言で、その中のセリフに~」という本題は変わりません。
これらの記事はみんな、原典を調べることもせず、他人の受け売りやっちゃってるわけですよね。
この「墨塗」という狂言は有名なものらしく、この狂言を見て面白かったという内容の記事は結構見つかるんですが、「秋の空」についての言及は結局見つかりませんでした。
つぅか、FM福岡の記事が、ALLABOUTの記事とまったく同じなのは、なぜ(^^ゞ?
なんだかなぁ。
なんだかな~~~~~~~~~~~~~~~~~。
……情報の出元は自分で確認せんとしょうがないですね。
このセリフについては、今度図書館で狂言の台本でも探してみますです。
小学館の「狂言集 日本古典文学全集60」で確認できそうですね。
やれやれっす(^^ゞ
さてさて、昨日はですね、まさに「秋の空」を撮影してきました。
この本題が出るまでに、ここまで引っ張ってやったよ~ん。
いや、そんなつもりじゃなかったんですけど、調べだしたら、引っ張らざるを得なくなっちゃったという(^^ゞ
しくしく(T_T)
夕方に大嵐がきたんですよ。
それで、
「この嵐を外側から見てみよう」
って話になったんです。
それぐらいすごい雨だった。
「バケツの水をひっくり返したような」
というのがまさに適切だと思えるような土砂降り。
でも、車で3分ほど走ると、すっかり小止み。
5分走ったらやんじゃいました(^^ゞ
かなり局地的な雨だったってことですよね。
車で約30分。
小高い丘陵から見た景色はこんな感じ。

薄明光線部分アップ。

なんか思ってた景色と違う(^^ゞ
とはいえ、荒れた天気なのだろうなと思われる場所もありました。
旦那にパノラマで撮影してもらったので載せますが、たぶん全部乗らないので、写真クリックして全体像を見てみてください。

降ってるところと、晴れてるところがはっきりわかるでしょ?
これは夏の空の特徴ともいえそうですが、真夏というより、夏の終わりの空なのだと思います。
その帰り、西の空は黄金色に輝いてました。

雲の色のきれいなこと。

電線が邪魔だよね、まったく(-"-)
しかしこの5分後、朱はすっかり褪せ、暗い空になってました。
ほんと、空模様は一期一会。
何かこう……夏の終わりの寂しさを実感してしまいました(^^ゞ
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空を見上げて:南里
こうしてどこかで
徹底的に調べてくれる人がいると
ものごとがちゃんと伝わっていくんだと
思いました
ボタンのかけ違いを
直していただき
ありがとうございました♪
おはようございます♪
夏の空を
「どす黒い」
と表現したものがあったことを思い出しました
そして
次第にやさしさとおだやかさが
日暮れと季節の変わり目とともに
やってきていますね
いい写真だと思います
ありがとうございます♪
電柱でまた思い出したのですが
コウノトリが自由に飛び回り
あちこちの家で巣をつくることができるように
村民全体が、電柱の敷設に反対し
電気よりも豊かな自然の方を選択した
部族がありました
ブータン王国のお話だったと思います
「GNH=国民総幸福量」
という言葉も思い出すことができました
ありがとうございます♪
虹を見て
夢かがやくは 歩み出す
天も応援 背より太陽
”若旦那ん〜♪、なんり、深感恩
徹底的に調べてくれる人がいると
ものごとがちゃんと伝わっていくんだと
思いました
ボタンのかけ違いを
直していただき
ありがとうございました♪
おはようございます♪
夏の空を
「どす黒い」
と表現したものがあったことを思い出しました
そして
次第にやさしさとおだやかさが
日暮れと季節の変わり目とともに
やってきていますね
いい写真だと思います
ありがとうございます♪
電柱でまた思い出したのですが
コウノトリが自由に飛び回り
あちこちの家で巣をつくることができるように
村民全体が、電柱の敷設に反対し
電気よりも豊かな自然の方を選択した
部族がありました
ブータン王国のお話だったと思います
「GNH=国民総幸福量」
という言葉も思い出すことができました
ありがとうございます♪
虹を見て
夢かがやくは 歩み出す
天も応援 背より太陽
”若旦那ん〜♪、なんり、深感恩
No title
国民総幸福量。
日本で調査したら、何パーセントの人間が、「幸せ」と答えるでしょうね。
でもなんにせよ、これを調べ、政策に利用しようとされるブータン国王は素晴らしい!
夏の空って、すごく極端だと思いません(笑)?
明るすぎたり、暗すぎたり。
軽すぎるときもあれば、重すぎるときも。
結構強烈(^^ゞ
でも、それだからこそ、一瞬一瞬が美しのかな、と。
私たちの仕事において、徹底的に調べることは重要です。
でもね~……それがされてないことも、結構多いなと思う今日この頃なのでした、まる。
日本で調査したら、何パーセントの人間が、「幸せ」と答えるでしょうね。
でもなんにせよ、これを調べ、政策に利用しようとされるブータン国王は素晴らしい!
夏の空って、すごく極端だと思いません(笑)?
明るすぎたり、暗すぎたり。
軽すぎるときもあれば、重すぎるときも。
結構強烈(^^ゞ
でも、それだからこそ、一瞬一瞬が美しのかな、と。
私たちの仕事において、徹底的に調べることは重要です。
でもね~……それがされてないことも、結構多いなと思う今日この頃なのでした、まる。