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いい女

うちの旦那という人は、非常にわかりやすい人でして。

「ハッピーエンドじゃないと満足しない」
んでございます。
しかもわかりやすいハッピーエンドじゃないとダメ。

こないだ「パコと魔法の絵本」を一緒に見たときも、
「全然ハッピーエンドとちゃうやんか!!」
と文句を言われてしまいました(笑)

ま、確かに、パコちゃんが生き返るとか、記憶障害が治るとか、そういうわかりやすいハッピーエンドではないんですが、でもあれは、「ハッピーエンド」って言っていいとは思うんですけどね(笑)

で、私が以前に録画した映画の中で、「これは絶対旦那好み」というものがありました。

「隠し剣 鬼の爪」。
だいたい旦那は松たか子ファンなんですよね。
この映画で見せる松たか子の笑顔はむっちゃ可愛いんですよ。

そして、とてもわかりやすい……でも当時としては、実はむちゃくちゃ非現実的なハッピーエンド(笑)

底流には「人間性の回復」だとか「人間の誇りとは」などというテーマも存在するとわかるのだけれど、さらっと見ると、「落ち目の武士が、悪い家老を倒して武士の禄を捨て、身分違いの娘と結婚する」という、おとぎ話みたいな話なんですよ、これがね。

当時、武士が農家の娘を嫁にするってことがどれだけ難しかったのかは知らない。

側室や妾としてならあったんだろうけど、正室として迎え入れられることはあったんかな?

なんにせよ、(その以前にも潜在的にはあったとしても)江戸時代になって作られた「士農工商」という身分制度が、どこまで浸透してたかなんてことは想像するしかないけれど、結構ヒステリックなまでに守られてたんじゃないのかな~という気もします。

以前にも書いたことがあるんですが、平安時代の今昔物語を読んで、江戸時代の耳袋やら畳奉行の日記やらを読むと、いわゆる「川原者」に対する態度の温度差に驚きます。

今昔物語では、「生活様式は違うけれども仲間」という語られ方をしてますが、耳袋などでは、「語ることさえけがらわしい」という感じ。
なんやかやと、ヒステリックな感じがしましたんですわ。

でもまぁ、この映画の中では、落ち目とはいえまがりなりにも武士が、自らの誇りと正義のために、悪政を敷き私腹を肥やす悪代官を暗殺した後、身分を捨てて愛する娘とともに旅に出るわけで……。
ファンタジーだと言ってしまえばそれまでですが、とにかくラストシーンの松たか子が、可愛いんですわ。

二世俳優って、そのことが吉とでるか凶とでるか、極端だと思いません?
佐藤浩市とか、中井貴一とか、「子どものころから役者の世界にどっぷり浸かってきたことが吉と出てる」感じのする「良い俳優さん」ってのもおられますよね。

反対に、「実力もないのに簡単にデビューできたもんで、勘違いしちゃって、すぐ消えてしまう」……誰とは言いませんが、タレントさんもいるっちゃいる。

松さんって、デビューの頃は、多分やっかみもあってかなんだか、あんまり芳しくない噂も流れてたような気がするけど、こうやって見ると、少なくともこの人は、前者に入る二世俳優さんだと思う。

で、ですね。
この映画を見てて、途中、
「ふぇ?」
と二度ほど思ったんですわ。

つい注目してしまう、というかね。
それがどのシーンかというと、一つ目は、ご家老から、謀反を起こした旧友を斬ることを命じられて、刀の手入れをする主人公を、旧友の妻が訪ねてくるシーン。

「かたぎりさま?」
ここで、思わず息がとまりました。

「かたぎりさま」
これ、なかなか発音しづらい単語っす。

これを、高島礼子はむちゃくちゃ美しく発音するんですよね~。
どんだけ滑舌ええねんと思った。

二度目は、旧友を斬った主人公が、傷心を抱えて帰路につくシーン。
そこへ、旧友の妻がやってきて、「ご家老は昨晩、(体を投げ出して命乞いをした)私には夫を助けると約束してくださったのだけれど、討伐中止の命令は届きませんでしたか?」と尋ねるシーン。

「あの、かたぎりさま?」
どんだけ滑舌ええねん(笑)

海坂藩という、東北の架空の藩が舞台だから、男たちはみな、「寒くて口を開くのがおっくうでがんす」とばかりに、ねっちゃりしたしゃべり方をしてはります。

その中でいきなり、
「かたぎりさま?」(縦板に水を流すように)
と来たもんだから、
「ふぇ?」
となるのも当然でがんしょう。

私はトレンディドラマをあまり見てないけれど、高島礼子は、W浅野に続いて、トレンディドラマにおける「いい女」として扱われてたんじゃなかったでしたっけ。確か。

高島礼子は、冷たい役も、明るい役も、ちょっとおちゃめな役も上手にこなさはるし、綺麗だし、品もいいし、確かに「いい女」だけど、この人がもてはやされた大きな理由に、この「滑舌の良さ」ってのがあるんじゃないんだろうかとかなり思った。

例えば、高島礼子的、「クールビューティ」が、ものすごい滑舌の悪い早口で、うんこ話ばっかりしゃべってたら、がっかりするでしょ?
美人なだけに、その落差がね(^^ゞ

言葉の滑らかさというものは、容姿とは全然関係ないようにみえて、実は深く関係してるんですねぇ、多分。

私は、声はでかいけど、早口で滑舌が悪いです。うんこ話も好きです。

なるべくゆっくり話そうと努力はしますが、しゃべっているうちに興が乗ってきて、すぐ早口になっちゃう。
で、気づいて、もう一度ちゃんとわかってもらえる程度の速さでしゃべり直す。
相手から、「パードン」されることもあり。
全然スマートじゃないっす。

それがコンプレックスってことは全然ないのでいいですが、もしもう少し滑舌がよければ人生変わってたかもね(笑)

もっとおしゃれしたいという欲求が生まれてたかもしれないっす。

というわけで、「いい女」の条件というのは、実は容姿とは別の部分に、大きく関わってるような気がする今日このごろなのでした。

さて、今日は、12回目の結婚記念日だす。
旦那と一緒においしいランチしてきま~す!!
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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