本質
最初に宣伝(?)
先日、執筆に参加させていただいた本が出版されました。
就職試験用の本なので、普通の方にはあんまし関係ないかもしれませんが、見かけられたら、お手にとってみてくださいませ。
社会人として知っておくべき項目が、わかりやすく説明されてます。
非常に誠実に作られた本ですから、1000円なら絶対お買い得ですよ!!
ただ、私が担当したのは時事問題なんです(^^ゞ
時事問題って鮮度が大事だから難しいですよね(^^ゞ
たとえば「小沢一郎」なんていう項目は、今書くなら別のことを書くかも。
ということで今日は時事問題を話題に(???)
むかし……やたらと学歴を気にする知人がいまして、彼からいきなり投げられた質問があります。
「民主主義を定義できる?」
当時私は23歳ぐらい。
すでに社会人ですから、
「民主主義=多数決」
ではないことぐらいは知ってました(^^ゞ
なので、
「すべての人が平等に意見を言える社会ってこと?」
と答えたら、
「違います!!」
と、えらく強い調子で否定されまして(^^ゞ
「んじゃ正解は?」
と聞きましたら、
「統治者と被統治者が等しい権利を持ち、うんたら」
という回答でした。
「同じやん」
と言うと、
「それでは試験には受からないんですっ!!」
だそうな(笑)
彼がなんの試験を目指してたのかは知りませんが、確か、立命館大学とか、関西の「かしこい私大」を卒業してたので、そこそこ難しい試験なのでしょう。
でも……。
「頭いいけど頭悪い人とはこういう人のことを言うのだろうか……」
とうすぼんやり思った記憶がございます(笑)
でもいますよね、こういう人(^^ゞ
本質を見ることができない人というか(^^ゞ
でも、私を含めたほとんどの人が、そういう落とし穴にはまりがちなんじゃないか、とも思ったりします。
今、日本は「反原発」が流行しています。
流行と言えば言葉が悪いと言われるかもしれませんが、私には「流行」にしか見えません。
原発をなくそうと叫ぶ前に、代替のエネルギー施設を作るのが順番として先でしょう?
なのになぜ、
「原発反対!」
と叫ぶばかりで、代替エネルギーについての議論はされないのでしょう?
私には、原発反対を叫ぶ人のほとんどが、本気でエネルギー造りのシフトを考えているとは思えないんですよね……。
エネルギー問題の本質はどこにあるのか。
そこを見極めずして、とにかく今現在目障りなものを排除しようとしたって、なかなか前に進まないと思う。
本質を見ないとダメなのに、恐怖心や怠惰から、本質から離れたもので騒いでしまうことはやってしまいがちなことだと思います。
そして……。
こういってしまえば非常に語弊があると思いますが、世の中の共産主義国のほとんどが、
「本質からはずれている」
気がします。
マルクスが今の共産主義国を見たらなんと思うでしょうね?
「嘆異抄」ぐらい書くんちゃいますやろか。
私もマルクス・レーニン主義をわかっているわけではありませんが、彼らは富や財産を弱者・強者の区別なく、公平にわけることにより、人民すべてが幸福に暮らせる社会を目指したんだと認識してます。
なのになぜか、強者にだけ富が過剰に配分され、弱者にはほとんど行ってない国がほとんどになってる。
そしてそのことでさらに強者は権力を身につけるから、共産主義国が民主化するのは本当に大変そう。
それはロシアの現状を見てもわかるんじゃないでしょうか。
ゴルビーはプーチンの大統領(事実上)三選をなんて思ってるでしょうね?
でもまだロシアはいい。
たぶん。
エジプトはどうなるんでしょうね。
シリアは?
んなことを考えると、日本が社会主義国にならなくてよかった。
当時学生運動に熱意をもやしていた学生さんたちは、今、どう考えてはるでしょうね?
そんなことを考えると、私たちは、
「人間とは、本質からずれてしまう動物だ」
ということをまず頭に入れて、行動するなり、思索するなりした方がよさそうです。
先日、執筆に参加させていただいた本が出版されました。
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就職試験用の本なので、普通の方にはあんまし関係ないかもしれませんが、見かけられたら、お手にとってみてくださいませ。
社会人として知っておくべき項目が、わかりやすく説明されてます。
非常に誠実に作られた本ですから、1000円なら絶対お買い得ですよ!!
ただ、私が担当したのは時事問題なんです(^^ゞ
時事問題って鮮度が大事だから難しいですよね(^^ゞ
たとえば「小沢一郎」なんていう項目は、今書くなら別のことを書くかも。
ということで今日は時事問題を話題に(???)
むかし……やたらと学歴を気にする知人がいまして、彼からいきなり投げられた質問があります。
「民主主義を定義できる?」
当時私は23歳ぐらい。
すでに社会人ですから、
「民主主義=多数決」
ではないことぐらいは知ってました(^^ゞ
なので、
「すべての人が平等に意見を言える社会ってこと?」
と答えたら、
「違います!!」
と、えらく強い調子で否定されまして(^^ゞ
「んじゃ正解は?」
と聞きましたら、
「統治者と被統治者が等しい権利を持ち、うんたら」
という回答でした。
「同じやん」
と言うと、
「それでは試験には受からないんですっ!!」
だそうな(笑)
彼がなんの試験を目指してたのかは知りませんが、確か、立命館大学とか、関西の「かしこい私大」を卒業してたので、そこそこ難しい試験なのでしょう。
でも……。
「頭いいけど頭悪い人とはこういう人のことを言うのだろうか……」
とうすぼんやり思った記憶がございます(笑)
でもいますよね、こういう人(^^ゞ
本質を見ることができない人というか(^^ゞ
でも、私を含めたほとんどの人が、そういう落とし穴にはまりがちなんじゃないか、とも思ったりします。
今、日本は「反原発」が流行しています。
流行と言えば言葉が悪いと言われるかもしれませんが、私には「流行」にしか見えません。
原発をなくそうと叫ぶ前に、代替のエネルギー施設を作るのが順番として先でしょう?
なのになぜ、
「原発反対!」
と叫ぶばかりで、代替エネルギーについての議論はされないのでしょう?
私には、原発反対を叫ぶ人のほとんどが、本気でエネルギー造りのシフトを考えているとは思えないんですよね……。
エネルギー問題の本質はどこにあるのか。
そこを見極めずして、とにかく今現在目障りなものを排除しようとしたって、なかなか前に進まないと思う。
本質を見ないとダメなのに、恐怖心や怠惰から、本質から離れたもので騒いでしまうことはやってしまいがちなことだと思います。
そして……。
こういってしまえば非常に語弊があると思いますが、世の中の共産主義国のほとんどが、
「本質からはずれている」
気がします。
マルクスが今の共産主義国を見たらなんと思うでしょうね?
「嘆異抄」ぐらい書くんちゃいますやろか。
私もマルクス・レーニン主義をわかっているわけではありませんが、彼らは富や財産を弱者・強者の区別なく、公平にわけることにより、人民すべてが幸福に暮らせる社会を目指したんだと認識してます。
なのになぜか、強者にだけ富が過剰に配分され、弱者にはほとんど行ってない国がほとんどになってる。
そしてそのことでさらに強者は権力を身につけるから、共産主義国が民主化するのは本当に大変そう。
それはロシアの現状を見てもわかるんじゃないでしょうか。
ゴルビーはプーチンの大統領(事実上)三選をなんて思ってるでしょうね?
でもまだロシアはいい。
たぶん。
エジプトはどうなるんでしょうね。
シリアは?
んなことを考えると、日本が社会主義国にならなくてよかった。
当時学生運動に熱意をもやしていた学生さんたちは、今、どう考えてはるでしょうね?
そんなことを考えると、私たちは、
「人間とは、本質からずれてしまう動物だ」
ということをまず頭に入れて、行動するなり、思索するなりした方がよさそうです。
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