スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

空気感

私たちのドライブには、だいたいBGMがかかっていて、それを用意するのは、私であることよりも、旦那の方が断然多い。
っていうか、旦那が持っているCDと私の持っているそれは比較にならへんのですね。
で、旦那が持ってくるCDの中には、いわゆる「アンソロジー」と呼ばれるものが結構あります。

「幸せな恋愛の歌」
とか、
「悲しい恋の歌」
とか、そういうテーマに沿った曲が集められてるわけですが、そうするとやっぱり、その歌手の力量ってのが目立っちゃうんですよね。

関係ないけど、ちょっと前「ドットラブ」という30代女性向け(?)のラブソング集がでましたが、浜崎あゆみと安室奈美江の声の荒れ方がやたらと気になりました。
技術でカバーしてるけど、相当咽喉がやられてる感じ。声でてないんだもん。録音なのに、これはひどい。
「エイベックスは所属歌手をつぶしてしまう」っていう噂も嘘じゃないと思ったぞ~~~~~~。

閑話休題。
で、あるアンソロジーが流れていたとき、曲が変わったとたん、思わずプレイヤーを凝視してしまったんです。
歌手があんまりにもうまくて。

岩崎宏美さんでした。

「歌のうまい歌手」って言ってもいろいろあると思うんですよね。
「高音がでる」というのも、うまさの条件なんだろうしね。

音程がしっかりしてる……つまり音痴じゃないというのは、当然のこと。

声質、そして声量。

この中のいくつかは満たしてて、いくつかは不足してるっていう歌手も結構いてはると思います。

例えば、松田聖子さんなんかは、デビュー当時、「歌が下手」なんて言われてましたが、声には艶があるんですよね、確かに。
でも、声量がイマイチだったんで、「下手」って言われたんでしょう。多分、やっかみもあって(笑)

反対に、声量はあるけど、声質はそんなに……って人も、やっぱりいてはりますよね(^^ゞ
でも、こっちは聞けちゃうんだよなぁ、不思議。

でも、でもでもでもでもでもでもっ!!!!!!
岩崎宏美さんは、どっちもピカイチなんですよね。
そのCDに収録されてる曲の中で、目立ってしまったのは、その声質ですよね、やっぱし。
艶っつやなんだもん。

で、こないだ、ダウンタウンのHEYHEYHEYを見ていたら、彼女がゲストで出場されてたんですが、マイクの位置を見て、思わずぎゃはははと笑ってしまいました。
だって、胸の下あたりにこぶしがあるんですよね。そうすると、マイクの先から口元までかなりの距離がある。
20センチぐらいかな?
マイクを口元ギリギリに置かなきゃ声が入らない歌手の方も多いと思うんですが……。
このマイクの位置は、なんつぅ余裕か、と(笑)

ただ、私は若いころの声の方が好きかなぁ(^^ゞ
調子づいて、YOUTUBEなんかで彼女の歌をいろいろ聞いてたら、
「今の声の方が情感にあふれてる」
という感想の方が目立ったんですけど、でもやっぱり「声の質」だけを見るなら、若いころの声には叶わんものが……。

で、いろいろ聞いてみて、
「あぁこの曲は岩崎宏美さんの曲だったんだ」
と、初めて知ったものがいくつかありました。

「あぁ、今夜はもう帰りません 私 叱られても なじられても いい♪」
と、口ずさんでたのは9歳のとき。
意味もわかってませんでしたが、歌手が誰かも題名も知りませんでした。

岩崎宏美の歌だったんだ……。タイトルは「熱帯魚」らしいです。

そして、「思秋期」。
流行りましたよね。

「青春は こわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れ物 過ぎてから気がつく♪」

なぜか青春ってのは、後からしみじみ思うものなんですねぇ(笑)
この曲も、題名も歌手も知りませんでした。

当時、テレビは一日30分って決められてたし、夜は8時就寝だったんで、歌番組はほとんど観られなかったんですよね~~~~~~。

だから多分、友達のうちで見せてもらったか、友達が歌ってるのを聞いたんでしょう。
そりゃ、歌手名や曲名を知らなくても当然っすね。

で、ふと思ったんですが……。

「思秋期」って言葉。
定着しなかったんですね(笑)

こういった造語は、どんどん生まれて、どんどん消えていきます。
でも、その中で、定着するものもいっぱいありますよね。

例えば、夏目漱石が作ったとされる言葉で、現在普通に使われている言葉っていっぱいあるらしいです。
「新陳代謝」
とか。

特に「へぇ~」と思うのは、「肩がこる」という言い回しは、漱石が初めて使ったってんですよね。

漱石に限らず、明治~昭和の作家さんは、外来語を日本語に持ってくるために、いろんな言葉を創作されたろうと思うのであります。

太宰の「新・ハムレット」の中に、坪内逍遥の翻訳のまずさをからかったくだりがあります。

曰く、
オフィーリア「すまいとばし思うて?」
レヤチーズ「なんだい、それあ。へんな言葉だ。いやになるね」
オフィーリア「だって、坪内さまが、……」
レヤチーズ「あぁ、そうか。坪内さんも、東洋一の大学者だが、少し言葉に凝り過ぎる。すまいとばし思うて?とは、ひどいなぁ。媚びてるよ」

翻訳の際には、いろいろな苦しみがあったんでしょうね。

「恋愛」なんて言葉も、この時期に、誰かが造った言葉だそうで。

あまりにもありきたりですが、言葉というものは、生き物なのでございましょう。

「ニュアンスでわかってくれ」
という言葉遣いも定着しましたよね。

サザン・オールスターズが、「胸騒ぎの腰つき」なんて歌ったときには、批判があったそうですが、今ではこういう言い回しは別に珍しくない。
ただ、こういう「ニュアンスが必要な言い回し」はセンスが必要なわけで。
下手くそなことをやったら、「ダサッ!!」ってことになってしまいます。
ダサイ族です(←昨日の記事をまだ引きずってる(笑))。

特に、流行歌手がやったので当時は気づかなかったけど、懐メロになってしまうと、
「今聞くと恥ずかしい言い回しだな(^^ゞ」
と思うものと、
「今聞いても、うまい言い回しだな」
と思えるものがあったりします。

例えば、これまた旦那のアンソロジーCDに入っていたんですが、
「バラはプラズマさ♪」
なんつぅ歌詞がありました。
いかにも「オシャレな歌を歌ってるぜ」って感じなんだけど、多分、自分でも何を言ってるかわかってへんやろ……的な言い回しが満載で……(笑)
「ニュアンスでわかってよ」てな言い分はわかるんだけど、本人がわかってないものを他人がわかるのは無理だっつぅの(^^ゞ

調べてみたら、この作詞家さんは、割と「売れっ子」さんらしく、著作もいろいろ出しておられるようですが……。
う~~ん、う~~~~~ん、ウケを狙ってんのかな~という気もするんですけど……う~ん、あんまし食指は動かんなぁ(^^ゞ

ま、そういうわけで、定着する新語と、しない造語があるのだなと思ったのでありました。

それは、「どれだけ使われるか」によって変わってくるだろうし、とすれば「どういうシチュエーションで使われるか」ということにも大きく関わってくるわけで。
その言葉がどれだけ秀逸なものかというのとはあんまり関係ないんでしょうね。

だって、「思秋期」という言葉は、意味もわかるし、地に足もついてるんでその後定着してもおかしくない言葉だと思う。
でも、どんなシチュエーションだとしても、日常では使えそうじゃないですもんね。それで残らなかったんだと思います。

で、最近気になってるのが、タイトルの「空気感」って言葉。

橋下知事がよく使ってはるようです。

でも、イマイチよく意味がわかんない単語だなぁと思いません?
はてなワードでは、

「時間、空間、感情など形をもたないなにものかに対し、その雰囲気や形而上的な感触をさす語。
ややぼかした言い方であり、奇をてらう目的で使われることも多い。」

などと説明されてます。

しかし、「形而上的な感触」っていう説明にもまた、解説が必要ですよね(^^ゞ

この「而」って文字には意味がいろいろありすぎて、「形而上」を「形の上」と訳すべきなのか「形より上」なのか、「形において上」なのか、「形のごとく上」なのかさえわかりません(笑)

大辞林では、「精神や本体など、形がなく通常の事物や現象のような感覚的経験を越えたもの」と説明されてますが、わかります(^^ゞ?

ちなみに「形而下」は、「時間・空間の中に、感性的対象として形をとってあらわれるもの」だそうな。

なはははははははは。

形而上の概念の最たるものは「神」だったりするのであるなぁということ「だけ」、形而上的精神の働きによりわかりました(笑)

つまり、「空気感」とは、「空間とかいう得たいのしれないもの」を、「直感的な感覚でとらえたもの」ということになるでしょうか。


……っふぅううううん……………

……………………………………………

意味わからんわっ(-"-)!!!!!!!

でも、この言葉は残っていきそうな気がするんですよね。
なにしろ便利なんだもん。

例えば、
「このお店の紹介文を書いて」
という依頼を受けて、なんらかの文章を書いたとします。
それに対して、クライアントがNGを出した。
理由は……。

「なんていうの、空気感がちがうんだよね」

意味わかりませんが、なんとなく説明できた感じになってしまうでしょ?

いや、今まで、やった仕事でNGをくらったことはないんですけど(^^ゞ
また、部分的にNGをくらっても、「言葉を足してほしい」とか、「デザインの関係で文字数を増やしてほしい」という、まぁ納得のいくNGばっかりで、こういう「空気感がさぁ~」なようなことを言われたことはありませんが(笑)

こういうNG出されたら、困るだろうなぁ(^^ゞ

ただ、ライターはそういうことはあんまりないけど、デザイン関係ではあるみたいです。
大変だぁ(^^ゞ

ということで、「空気感」っていう言葉。
便利だけど、あんまし定着して欲しくはないのです。

でも、「思秋期」は、定着したら使ってましたよ、きっと。

「今私、思秋期なのよねぇ」
な~んてね。
うふっ♪
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

空気感?
まぁ、わかったようなわかってないような
ええんですよ、どうせ私なんか・・・
と置いてけぼりを食らわされた感じがしました

普通、語彙が増えると思考が明確になるのに

この空気感ってのを
明確にするのに、またたくさんの語彙が必要ですね

こんにちは~

「あいまいな」ということを特に好む日本語ですので
どんどんと日本語化する外来語があるようです

「バラはプラズマ」
はぁ?
説明せよ!って感じなんですけど
頭弱くてすみませんと
あやまらなあかんかな?

つまり、発達するのにふさわしい素質を
日本語は備えているのですが
大切なのは、温故知新の「温故」です
そうして、説明可能な新しい言葉でなくてはと思いました

私の知人が
「後期高齢者に対して「バリアフリー」という言葉を使うとは何事
 「段差なし」としっかり日本語を使え!」
とお役所に怒っていたり
「近頃、街を歩いても、日本語の看板がないんですよ
 「ショッピングモール」????、たんなる商店街なのに・・・」
と嘆いていたり

日本語で大切なのは、「温故」の上に「知新」という考えにいたりました
なんり、深感恩

感覚

バラはプラズマの意味がわからんと言ったら、(この言葉の意味がわかる)一部の人は、
「この感覚がわからないかなぁ?」
と肩をすくめるかもしれません。

そしたら、「わかるわからないの問題じゃなく、センスねぇっつってんだよ」と、私も反論したくなるかもしれないし(笑)

感覚ってのはその人しか持ってないものだし、感覚に優劣はないけど、好き嫌いはあるという……その「感覚」でもって言葉が造られてるってことが、ある種問題であり、ある種面白いんですよね。

例えば、感覚でもって語り合っても、通じ合う友人というのは、「気の合う友人」ということかもしれませんし、単に「わかったつもりになっている友人」なのかもしれません。
そのどちらかがわからない点は問題ですし、「気の合う友人」と、感覚的な話をするのは、なかなかに面白いものですし。

だけど、社会という公の場では、他人にちゃんと説明できる言葉で話さないとこんがらがるだけですよね。

問題は、「新しい言葉が次々とできていく」ということじゃなく、TPOに合った使い分けができないことなのかもしれません。
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。