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黄金の本質

行ってきました、ツタンカーメン展!!

ネットで検索してみたら、休日に行ったら3時間待ちとか書いてる人もいたんで、覚悟はしてましたが……。
すンごい人でした(^^ゞ
私もトロトロ出て行ったんで悪いんですけどね。

用事を済ませた後、天保山に着いたのは14時前でした。

駅やら道路やらにある、
「ツタンカーメン展はコチラ」
と書かれたポスターやら看板やらは、
「すごい人出なのですね?」
といやでも実感させてくれます(T_T)

そして、マーケットプレイスの前では警備員さんが、
「ツタンカーメン展にお越しの方は、信号を渡って左へ進んでくだすゎ~~~~~い!!」
と叫んでいます。

それを聞いて、
「まず渡るんやって」
と信号を渡らず左折しようとしていた人たちがまっすぐ移動し始めます。

あなたたちもツタンカーメン展なのね?そうなのね???
皆さん、ツタンカーメン展なのね???

わぁった!!
覚悟は決めた。
どんだけでも来やがれいっ!!!

ってことで辿りつきましたよ。サントリーミュージアム(旧)。

するとまず、
「整理券を受け取っておられない方は直進してくださ~い」
と案内されます。

「整理券受け取り所」
と書かれたところへ行くと、
「14:40~14:55」
と書かれた緑色の整理券を手渡されます。

そのとき私の時計は14時前。

1時間待ちで済むんなら、ラッキーな方かもね~……と思いつつ、ミュージアムショップへ。
レジへと続く列は、3曲がりでしたが(笑)
先に買い物を済ませておく方が効率がいいんで、何かないかと物色。
パピルスに描かれたホルス神の絵を購入しました。
列はすごかったけど、10分も待たなかったかな。

随分早いと思ったけど、とりあえず集合場所へ行ってみたらば、もう先客がいました(^^ゞ

待ってる間退屈だろうなと、三島由紀夫の「鍵のかかる部屋」という短編集を持って行ってたんですが、昔読んだのと全然印象が違う。
てか昔は理解できたのに、今理解できない(^^ゞ
主人公にとって、「非現実」でありかつ「自分自信であり得る場所」=エデンの園の鍵は、永遠に閉じられてしまったと、そんな単純な解釈でいいんだろうか???
でも何によって?
房子の初潮によってまたその出生の秘密からその霊性が凋落したから?
それともこのお屋敷にうずまく狂気のおぞましさが、主人公のそれをはるかに上回るものであるという予感から?

さっぱりわからん。
誰か解説してください。
とりあえず、もいっかい読んでみます。

ちなみにこの短編集を選んだ理由は、今期から「鍵のかかった部屋」というドラマが始まるらしいことを知ったので、思いだしたというごくごく単純な理由なのでした(笑)

さてさて、短編をひとつ読むうちに、私の番が回ってまいりました。

まずは映像室に案内され、今回の展示がどれだけすごいものかを聞かされます(笑)
そんでもって、今回の展示会における最高権力者?ザヒ・ハワス博士がすんごい人なんですよ~ん……なんて話もね(^^ゞ

でもさ~……。
この展示が始まる前、夕方のニュースで、舞台裏をやってたけど。
展示品の扱い他人にはすごいうるさいくせに、自分自身はずげぇ雑だったよ、この博士(笑)

アンカーである山本キャスターも、
「展示品、素手で掴んでませんでした?あれ、いいの??」
って指摘してはりましたけど(笑)

よくはわかりませんが、情報の上っ面だけをさら~っと見た限り、辞任したムバラク大統領に庇護されていた人物のようで。
学者としてのすごさはわからないけど、政治的ふるまいはすごかったってことでしょうか(笑)

……と、映像を見ながら、なんとはなしの反感を募らせる私(笑)

そしてやっと、入場です。

この展示、6つのステージに分かれていて、当然のことながら、どんどんすごい展示になっていくという仕掛けなんですね。

最初のステージでやたら見掛けたのが、「ファイアンス」と呼ばれる焼き物。
天然ソーダと酸化銅を混ぜて、石英の土台に塗りつけ、焼成したものです。

これがやたらと綺麗なんですよね。
透明感のあるトルコ石と言った色合い。

この技法で作られた器やら、カノポス壺やらが展示されてました。

しかし本当に綺麗なんですよ。
これが西暦前1000年以前の技術なんですかねぇ?
いやはや。
洗練されている(#^.^#)

三番目のステージには、かの有名なネフェルティティの頭部像がありました。
今見ても(多少鋭いけども)美人です。

いつも思うんですけどね、不思議じゃありません?
日本の美人って、時代により全然違うじゃないですか。
天平美人とか、平安美人とか、今の時代で言えば、決して美人とは言われないでしょう。
でも、ギリシャ彫刻を見れば、現代の美的感覚とほとんど変わってなくありません?
エジプトの彫刻だってそうですよ。
3000年の時代を経て、さほど美的感覚が変わっているとは思えません。
日本はなんでこんなに価値観が変わってるんでしょうね???

個人的な考えなのですが……。
天平美人も平安時代も、いわゆる「大陸顔」に近くありません?
目が細くて鼻が細い。
下ぶくれってのは、頬骨が目立たず女らしい顔つきになるという意味での「美」とか?
天平年間、また平安時代、大陸から新しい文化を持って、たくさんの人が入ってきたのかも。
そしてその新しい文化の運び手を「美しい」と認識した。

だって、縄文顔と弥生顔って、全然違うでしょ?
彫が深くて目が丸い縄文人。
目が細くて頬骨がはっている弥生人。
まったく違う顔の系統が入り混じった日本だからこそ、こんなに美的感覚に変化があるのかもなぁと思ったりします。

関係ないけど、このポスターを見た時、ちょっと笑いました(^^ゞ
http://event.yomiuri.co.jp/2005/jomon_vs_yayoi/

さてさて。
4番目のステージあたりから、いよいよ金ピカになってまいります(笑)
有翼スカラベ付き胸飾りなんかは有名な品物じゃないでしょうか。
スカラベ、ホルスの目、コブラなどのモチーフてんこもり。
もちろん宝石もた~んまり。
http://www.news-gate.jp/2012/0226/12/photo04.html
ね?
見たことあるでしょ?

目録を見ると、材質は金、銀、半貴石、ガラスとなってるんで、真ん中のスカラベが何で出来ているかわかりませんが、すんごい綺麗。
飴玉みたい(←褒め言葉か?これ)

また、ツタンカーメンの墓に埋葬されていた殻竿と王笏も、かなりしっかりした作りで、細工も細かいんですよ。
さすが豪華です。

で、です。

ツタンカーメン展の象徴のように扱われている、黄金の像。
あれ、なんだと思います?

「黄金のマスクでしょ?」
違います。
黄金のマスクは、1965年以降、日本には来ていません。

実はですね。
あれ、カノポス壺なんですよ!!!!!!!!!

あんなでかいカノポス壺、今まで見たことない(^^ゞ

カノポス壺とは、ミイラを作る時、取り出した内臓を入れる壺のことです。
胃・肺・肝臓・腸を取り出し、保管することで、死後に甦ったとき、健康体を取り戻せると考えたようですね。
普通その壺は、それぞれ人間・猿・犬・隼の顔をした蓋がついてます。
これらはすべて、それら内臓を守るとされる神。

エジプト神話もね~、時代によってさまざまに変わってきてるんですね。

普通、ハヤブサの顔をした神がいたら、
「ホルスだな?」
と納得しちゃうでしょ?

大概の場合はそうだと思うんですよね。

でも、カノポス壺についている隼顔の神は、ケベフセヌエフ。
他の3神とともにホルスの息子です。

う~ん、ややこしい(>_<)

そして今回の目玉(多分)、チュウヤの黄金棺も最終ステージにあります。

別にいいんだけど、横に書かれてるヒエログリフの日本語訳ぐらい付けて欲しかった(^^ゞ
何が書いてあるのかすごい気になる。

しかし、チュウヤさん、ツタンカーメンの祖母にあたるって言うんですが、かなりの美人です。
ツタンカーメンもかなりの美形。
まったくデフォルメがないなら、美形一族だなぁ。

……でももちろん写真撮影禁止ですから、行ってない人には伝わらないですよね、この説明(^^ゞ
入場券は平日2500円。
これが高いか安いかと聞かれたら、人によると思います。

エジプトに興味がある人にとっては、値段相応だし、興味がない人にとっては無駄遣いかな、と。

でも会場にいる多くの人が、
「エジプトにはあんまり興味ないけど、話題になってるし」
という感じでした(^^ゞ

今回は一人で行ったんで、周囲の会話が聞こえてくるんですよ~。

「なんで動物の顔してるん?」
「悪魔やからやろ」
とか(^^ゞ

「棺に描かれてる絵って何?」
とか。

私もエジプトについてはまったく知識がないけど、なんかこういうのってすごくもったいない気がする。

……ということで、ついつい大阪のおばちゃん根性を発揮して、
「悪魔じゃなくて神様ですよ」
とか、
「これはヒエログリフって言って、文字ですよ」
とか、ツッコミ入れてしまうんですね~(^^ゞ

おかげでちょっと疲れました(笑)

人ごみってなんか疲れますよね。
でも、なかなか楽しかった。

ただ、これからゴールデンウィークに突入します。
たぶん、すっごい人が集まるでしょうね。
なんせ何もない平日でも1時間待ち。

行かれる際は、情報収集してから行ってくださいませ。
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まとめteみた.【黄金の本質】

行ってきました、ツタンカーメン展!!ネットで検索してみたら、休日に行ったら3時間待ちとか書いてる人もいたんで、覚悟はしてましたが……。すンごい人でした(^^ゞ私もトロトロ出て行ったんで悪いんですけどね。用事を済ませた後、天保山に着いたのは14時前でした。駅や...

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時間と空間を乗り越えて:南里

古代の人も
沈む夕日を
感慨をもって眺めていたんでしょうね

輝くものへのあこがれは
女性の美も含めて
連綿と連なっている感覚なんでしょう

日本美人の感覚の変遷が興味深いところでした
ありがとうございます♪

おはようございます♪

「大阪でエジプト気分を味わっている」
というのと
「エジプトで大阪弁が飛び交っている」
という
想像が行ったり来たりするような
レポートでした
楽しかったです♪

ツタンカーメンというと
すぐに
ビリケンさんを思い出すのも
私の、ローカルで貧弱な
イマジネーションのなせる技
ね?、ね?、ね?
似ているでしょう~?

どちらも手を合わせたくなります
でも
ビリケンさんは触れるけど
ツタ(ンカーメン)さんは触れません

だから、古代の人は
きっと
ツタさんを、ナデナデしてたと思います
整理券もって整列して1時間ほど並んで
「ごりやく♪、ごりやく♪」
とか、思いながら・・・
おばさんの横入りには、ちゃんとおばさんが叱る
「このバチあたりが!」
ってね♪

ああ、今も昔もかわらないなあ~♪
古代の人と心も一つにして
共に生きられる喜び
ツタさん、ビリケンさん
ありがとう~♪
妄想も楽しい~♪
”若旦那~♪、なんり、深感恩

No title

エジプトの神様って、どれもみな、なんか「可愛らしい」じゃないですか(#^.^#)
若旦那ももしお時間があればぜひ行ってみてください。
それこそ、
「ひゃ~、ナデナデしたい~」
と思うこと間違いなしですよ!

そういやビリケンさんも代替わりするって知ってました?
足の裏がすり減りすぎたんですって(^^ゞ

通天閣ができてからの大阪人を見守り続けたビリケンさん。
役目が終わった後はどこへ行くんでしょうね?
多分、大阪人のことです。
どこかに展示し続けると思います(#^.^#)
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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