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上方

昨日は、朝から京都に出発。
「御所ゆかりの至宝展」の招待券をいただいてたので、終わる前に見とこう……ってなわけだったんですけども。

いンや~~~~~、なんか、京都って近くなりましたね?
2時間くらいかかるような印象があったんですけども、JRなら大阪から30分でした。ちょいびっくり。
チケット屋さんで昼得切符買えば、大阪から330円だし。

これならもっと頻繁に行ってもいいなぁ。

ただ、御所ゆかりの至宝は、雑念が入り過ぎて、あんまし入り込めませんでした(^^ゞ
だって、「天皇の御影」の前で拝んでるおばあちゃんとかがいっぱいおられまして。
ジェネレーション・ギャップというか、文化の違いというか、そういうものの方に気がとられちゃったんですもん。

私なんぞ、後白河法皇の絵姿を見ても、
「あぁこの人のせいで、崇徳院は怨霊にならはったんやなぁ」
なんつぅ不届きなことばっか連想しちゃうってのに(^^ゞ

さて、その後、寄りたかったお店にちょこっと寄って、大阪へ戻ってまいりました。

知り合いの落語家さんが主催しぃはる落語会があったんですわ。

演目は、「刻うどん」「ちりとてちん」「野ざらし」「ふぐ鍋」。

私、刻うどんに目がないんですよね。
絶対笑える。
必ず笑える。

一度、会社の宴会で、一人の社員が聞き覚えで一席ぶってくれたんですけど、素人がやってもそれなりに笑える。

そういう「すごい台本」なんですよ、刻うどんって。

その「すごい台本」を「すごい落語家」がやってる動画がありますんで、ぜひどうぞ。
さすがに長いので、3つに分かれてます。
↓↓↓




ただ、「純粋な刻うどん」じゃありませんけどね。
本来なかったはずの「刻そば的要素」も入ってるし、枝雀さんらしいアレンジも入ってるんで。

本来の刻うどんでは、きぃ公の入ったうどん屋のうどんも、ちゃんとおいしいという設定になってます。

くだんの落語家さんとお話ししていたとき、好きな落語家を聞かれて枝雀さんだと答えると、
「えらい名前出されてしもた」
と言われました。

たしか、こんな風に言われたと思います。

「枝雀さんは、米朝師匠に『わしを越えよった』と言われた人なんです。
そんな人います?師匠に『わしを越えた』って言わせるような落語家。絶対いませんよ。そういうすごい人なんです。枝雀さんは」

枝雀さんのお弟子さんに、雀々さんって方がおられて、この方もかなり達者だと思ってます。
でも……意地悪い人ならば、「ミニ枝雀」という見かたをする人もいてはるかもしれません。

似てるんですよね、芸風が。

でも、米朝師匠と枝雀さんは全然似てない。
まったく違う。
そういうところも、枝雀さんのすごいところかもしれません。

と、話しが逸れました。

昨日の落語会の話しですね。

落語会のお知らせをくださった落語家さんは、もうベテランの粋に入っておられる方で、繁盛亭なんかでも活躍されてますが、ご自身が企画する落語会なんかも結構開催されてはります。
新作にも力を入れてはるみたいで、今まで観に行った中で、2回は新作でした。

すごく安定したはるんで、変な言い方ですが、安心して落語の世界に入っていけます。

そんなわけで、刻うどん(これはほんまに純粋な刻うどんやったと思います)は、ほんまにお腹が痛くなりました(笑)

何度か涙を拭きました(^^ゞ

「いや~、落語って、ほんまにいいもんですね」
と浜村淳になりかけました(←浜村淳って、全国的に有名?大阪だけ?)

上方落語は、江戸落語と比べると、「なりふりかまわぬ」ところがあります。
つまり、笑いをとるのが一番大事ということです。

江戸落語では、「粋」であることを重んじますよね。
東京で落語家を褒めるとき、「粋だねぇ」なんて言ったりするようです。

上方落語はちゃいます。
「あ~~~~~~~~、笑えた」
これが、最高の褒め言葉……だと思う、ちゃうかも(^^ゞ

だから、刻そばに比べると、刻うどんは、ずいぶん「濃い」んですよ。
もう、「これでもか」というほど、笑わせにくる。

こないだ、東京のイラストレーターさんと「笑い」について話し込んだとき、
「今は、『本当のお笑い』は減ったような気がする」
なんてことが話題になりました。

これは私の持論なんですけど、ボケとツッコミってのは、信頼と愛なんですよ。

ボケ役は、ツッコミ役に最大級の信頼をもって。
「おまえに笑いの料理はまかせるで」
という信頼をもって、自分の「ボケ」を預けるんです。
信頼できない相手に、自分の財産である「ボケ」を預けることなんかできません。

そしてツッコミ役は、最大級の愛をもって、ボケ役のボケを受け止め、そしてそれを最高の愛でもって料理するんです。
その料理がいわゆる「ツッコミ」です。

ボケとツッコミを喧嘩みたいにやってる芸人さんがいてはりますけど、私は苦手です。
ので、最近のお笑い番組ってあんまし見ません。

M-1に出てくる芸人さんは、さすがに面白いけど。

また、誰かをバカにする笑いも苦手です。

そのときイラストレーターさんに紹介した動画をもいっかいアップしとこう。


そとばこまちっていう劇団(生瀬勝彦さんとか、たつみたくろうさんが所属してた)が主になってた深夜番組に「週刊テレビ広辞苑」ってのがあったんですが、その中のコントですわ。

熊は、シテ役によって翻弄されるわけですが、見る人は、シテ役じゃなくて、熊に感情移入すると思うんですよね。

決して、熊をバカにして笑うんじゃない。
熊に共感して笑うんですよね。

落語にも、同じような構造があります。

落語には大概、「ちょっとアホな奴」が登場しますが、彼らを「愛すべきあほだら」に描くことで、笑いを作ります。

なんてぇかね。
落語的世界なら、世の中平和だよね……なんて思ったんでございました。

そして最後にいつものごとく。
0207enaga-2.jpg
幸せなエナガちゃんです(#^.^#)
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No title

枝雀さん大好きでした。

小さい頃は枝雀さんの落語をテレビでよく見たものです。

私も

枝雀寄席をいくつかビデオで録画してあります。
でも、今見直すと、画像がさすがに汚くて……。

DVDの全集を、少しずつ買い集めようかなと思ってます。
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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