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不謹慎な話

女が魅力的に見える服装とシチュエーションのひとつに、
「喪服の未亡人」
ってのがあるそうでございます。

試しにこの言葉で検索してみたら……まぁ大概が、AVのタイトルですね(^^ゞ

実家の旦那寺の住職は横顔が端正な方で、お声もよくて、盆やお彼岸に我が家に来てくださるときなど、
「惚れぼれ」
としてました(^^ゞ

どうも私は不謹慎なところがあるようで(^^ゞ
いかんのですけどもね。

さて。
うちの旦那は出張中で、しかもかなり大変な仕事であったため、お通夜には参列できませんでした。
告別式も、朝4時に出張先を出発して、10時過ぎに式場に着いたという状況。

私は先に式場に着いて、親戚に挨拶をしたりしてたんですが、遅れてやってきた旦那を見た途端、
「かっちょい~~~~~~!!!!!!!」
と、思わずテンションあがってしもたんですよ(^^ゞ

旦那は技術職なので、スーツなど滅多に着ません。
シャツにコットンパンツ、冬はその上にフリースを着てます。
それももちろんかっこいいんですけど(笑)

スーツ姿の旦那は、その周りをピョコピョコ飛びながら走りまわりたくなるぐらい、かっこよかったんざます。

だって肩幅広いでしょ?
背が高いでしょ?
首が太いでしょ?

……あ、こういうのをかっこいいと思うのは、私の趣味ですかね(^^ゞ??

っていうか、旦那だからかっこいいのかも。
わはははははは。

なんかもうテンションあがっちゃって、おかげで告別式では、あまり悲しい思い出が浮かんでこずに済みました。
おばあちゃん、ごめんね(^^ゞ
主役はおばあちゃんなのにね。

でもおばあちゃんも旦那のことが好きだったから、
「見違えるわ~」
って喜んでたかもしれません(笑)

さて。
祖父は戦争中に死にました。
戦争に行って死んだという状況ではなく、戦争中、インドネシアに鉄道敷設のために出向していて、戦乱に巻き込まれたというような状況だと聞いてます。
戦死には違いありませんが、家で待っていた家族にとっては、さらにショックな状況だったかなと思います。

その後、祖母は女手ひとつで子ども三人を育て上げ、その後も、
「お父ちゃん」
一筋でした。

そのことについて、あんまり考えたことはなかったんですが、今思えばそれってすごいことだよなぁと。

いやね。
祖母が生前、
「棺に入れてくれ」
と指示してあった缶の中に、古い新聞があったんですよ。

そしてそこには祖母の字で、
「棺に入れてください。お父ちゃんへのお土産です」
と書かれたメモがつけられていました。

それを見て、今まで祖母を「女」として見たことがなかった自分に気付いたんです。
でももちろん祖母も一人の女だったわけで。
祖父を失ってからの50年以上は、相当にさびしかったろうということに、初めて思いが到りました。

祖母と祖父が一緒に暮らした時間はさほど長くなかったと思います。
戦後は本当に厳しい暮らしをしたとも聞きます。
でも、祖母は祖父一筋を貫きとおしたんだなぁと。

大正女の強さに喝采したい。

戦後50年以上。
その50年の空白をものともせず、祖父へのお土産を忘れなかった祖母に、
「すごいね、ばあさま!!」
とつくづくしみじみ感じ入ってしもたのであります。

私が同じ立場だったら……。
旦那以外に私のパートナーはいないと分かってても、ここまで強くあれるかしらん?

旦那のスーツ姿にピョコピョコしてる私は、まだまだ青いなあと。

でもでも、いいんです、青くて。
旦那のおかげで
「かっこいいやん、ばあさま!!」
と、ガッツポーズで見送ることができました。

おばあちゃん。あらためてお疲れ様。
おじいちゃんによろしく伝えといてね~!!!
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逢いたい:南里

以前に関わっていた組織団体での弔事があり
告別式の最後、
奥さまでもある喪主さんの挨拶が
とても感動的(感傷的?)に思えてしまって
思わず拍手してしまったことがあります

軽卒を絵に描いた様な、不謹慎な私をお許し下さい

本当に奥さんを愛していらっしゃったんですね

遺族が誓いのようにお話になりました
「いつもいっしょにいてくれて
 ステキな人生をほんとうにありがとうございました」
と最後をくくられていました
最後の言葉が
「ありがとう」
・・・

おはようございます♪

死別するから
人を大切にできるのかもと思いました

大切にすくってもすくっても
キラキラとこぼれ落ちて行く
数々の人生
「逢いたい」と思う気持ち
孤独よりも
あの人に逢えることの喜びの方が大きければ
その想いは
死を超越しているように思います

そして
死後の世界にも、愛は存在するように思います
のん様のおっしゃる
「人は必ず何ものかを愛する」」
それは、現実界を越え
空間・時間を越えて存在するものゆえ
なのかもしれないなあと思いました

松崎しげるさんの歌
「愛のメモリー」
(やったかな?)

♪~
 ふたりに死が訪れて
 星になる日が来ても
 あなたと離れはしない
~♪
”若旦那~♪、なんり、深感恩

離れはしない

愛別苦離という言葉がありますが、大切な人との別れは多分、ものすごく辛いことだと思うんですね。
でもそのつらさを乗り越えたとき、その人への思いを胸に強く生きていくか、後をおっちゃうか、ふんぎりつけて別の人を見つけるか……。
いろいろな解決方法があるなぁと思います。

祖母は一番目を選びました。

祖母にとって、「お父ちゃん」は自慢の人だったんですよ。
優しくてハンサムで。
いつかは死ぬ者として、遺していく人のためにできる最大のことは、その人たちにとって「自慢の人」になるよう努力することかもしれませんね。

若旦那のコメントを読んで、なんかそう思いました。
プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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