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神道って難しいと思う

昨日、FACEBOOKでも
「神道とオカルトはかけ離れたところにあるんだってば!」
な話をしてましたら、もちょっと詳しくというリクエストをいただきました。

が、神道ってすごく難しいと思うんですよ。
何せ、教義がない(^^ゞ
だから、首尾一貫してないことがたくさん出てきちゃうんですよ。
時代ごとに、民間信仰で色づけされたりもしてますしね。

以前、真言宗の修験者さんに、
「渡辺党は、渡辺の津に流れ着いたケガレ祓えの人形(ヒトガタ)を処理していたとされるんです」
とお話ししたら、
「それはムリのある話でしょう。人形は川で清められてるんだから、それ以上処理する必要はないはず」
と言われました。

「いや、民間宗教って不合理なもんですよ。こうした例はあちこちにありますから」
と説明したら、
「そういうもんですかなぁ」
という感じでした。

教義がしっかりしている真言宗の信者さんにとって、神道はまったく道理に合っていないように思えるのだと思います。

いろいろな宗教と習合し、神道的エッセンスをたくさん含む陰陽道なんてのも派生してますしね。
でも、神道はそれらすべてについて、否定しないスタンスをとってます。

つまり、ごちゃ混ぜってこと(笑)

この間友人が、
「今流行のパワースポットやねんて!」
と、お守りを見せてくれました。

伊勢にある「石神様」だそうで。
陰陽道のドーマンセーマンが描かれた石のお守りでした。

調べてみたら、正式には神明神社の境内にある祠みたい。
タマヨリヒメを祀ることから、海女さんたちに信仰されてきたという歴史がある……と説明されてました。

それゆえ、
「女性の願いごとならなんでもひとつ、叶えてくれる」
という信仰が生まれ、現在それが注目されているということのようです。

なるほど。

ただ、「女性の願いごとならなんでもひとつ叶えてくれる」という信仰のある神社は、各地にありますから、ある意味注目されたもの勝ち、声をあげたもの勝ちという気はします(^^ゞ

石神さんの場合は今の流行に乗っている感じがありますが、神社の歴史とはハズれた注目のされ方をしていることを戸惑っておられる神社もあるようです。

もうずいぶん昔ですが、サイトをご覧いただいた方から、
「○○神社について教えてほしい」
というリクエストをいただきました。

「必ず願いごとが叶うと町掲示板ですごく評判になってるんです!!」
とのことでした。

教えてもらった町掲示板を見ると、確かにすごく盛り上がってました。

・あの神社に行くと守護霊様に会えるんだって
・守護霊様が願いごとをかなえてくれるんだって

というのが主な内容でしたが、

「参拝して帰ろうとすると、神職さんが追いかけてきて、『これをお持ちください』と安産のお守りを渡してくれた。なぜ姉の安産祈願にきたことがわかったんでしょう?」
という、不思議系にありがちな話題もあり、これに関しては、
「???」
と思いました。

実際、その神社で宮司さんとお話しをさせていただいたんですが、
「特定の参拝者にだけ、無料でお守りを渡すことはしないですねぇ」
と苦笑されてましたし、守護霊様については完全な「おヒレ」なようです。

神道にはご先祖様を神とする考え方があります。
ご先祖様に対する信仰のお話をされたところ、参拝者さんは、それを「守護霊様」と取り違え、その噂が独り歩きしてしまったようで。
その噂を聞いて参拝する方は、宮司さんがなんと説明しても、
「守護霊様がいる」
という考えを改めないんだそうで(^^ゞ

「これ以上噂が広がるのはちょっと困りますなぁ」
とおっしゃってました。

神社は、まぎれもない「信仰の場」です。
辛い境遇の人たちにとっては、救いを求める場でもあったでしょうね。

女人信仰の神社が多いのは、「辛い思いをする女性」が多かったということでしょう。


女人の一願成就を謳う神社の多くは、港町や花街のそばにあります。


ですから、前述の石神さんを信仰したのは海女さんだけじゃなかったと考えるのも強引ではありません。

そういった「歴史」が表に出ずに、単純に、「女性の願いごとをすべて叶えてくれる」という話だけが広がるのは……。
悪いことではないと思いますが、その昔、神にすがった女性たちは、それをどう感じるかな~とか(^^ゞ
ちょっとだけ考えてしまいます。

でも、「信仰」自体は別に問題じゃないですよね。
私が危惧するのは、「神社」とは名ばかりの新興宗教について、です。

以前、掲示板を開いていたとき、
「なんでも願いごとをかなえてくれる、すごい神社がある!」
という書き込みがありました。

彼女は熱心な崇敬者のようで、
「寄付が集まらないので、社務所が建てられない」
と何度も書きこんでおられました。

そのときは深く考えてなかったのですが、それから半年ほどして、またその同じ神社について、
「通りすがり」
というハンドルネームの方から書き込みがありました。

「あの神社の女性神職はひどい!騙された!!」
とのこと。
「なんでも治るという水を高額で売っている」
という話もあったので、
「高額ってどれぐらいですか?」
と確認したら、本当~に高額でした(笑)

「神社がそんなことするのはおかしいですね」
と言うと、
「そもそも神社と名乗ってるだけ。神社庁には属してないし、最近出来たものだ」
という説明でした。

つまり、神社とは名ばかりの新興宗教だってこと。

念のため、「通りすがり」さんのIPアドレスを調べたら、やっぱりというか、半年前に「寄付して欲しい!」と書いていた人と同じ(笑)
騙されたとわかって口惜しかったんでしょうね。
その後もしつこくその神社の悪口を書いておられました(^^ゞ

鬱陶しかったんで消しましたが(笑)

自分がその神社の宣伝に加担したことを隠して一方的に、ひどい悪口を言うってのが、どう~も信用できない(^^ゞ

昨日も書きましたが、神社庁は、神職さんが霊能を標榜することは禁止しています。
だから、神職さんが表だって悪霊祓いをするなどと言ってきたとしたら、まずは疑ってください。
そして、神社と神職さんの名前を確認して、神社庁に質問してみてください。

もちろん、民間信仰の場であった神社のこと。
地域によっては、神職さんが悪霊のようなものを祓うというような風習があるかもしれません。

そして、出雲大社のように、由緒ある神社でも、神社庁に属していないことはあります。

ですが、死んだ人はすべて神となるというのが、神道の基本的な考え方です。

祟りをなす「御霊」も、だからこそ強力な神として信仰されています。
菅原道真公が祟り神だったことは有名ですよね?
でも彼の霊を恐れたのは、藤原氏などの殿上人だけ。
庶民は却って官公さんに同情していたようです。
ましてや悪霊などという認識はしてませんでした。

平将門公の首塚が祟るというのも、神道的な考え方じゃないと思う。
彼を祀る神田明神は、「力の強い神社」として信仰されてるでしょ?
神道には「悪霊」という考え方はそぐいません。

神職を名乗る方が、
「あなたには悪霊がついている。祓わなくては」
と近づいてきたら、とにかく疑ってください。

お気をつけてくださいね。

あ、あと、上記修験者さんが、「陰陽師」についても嘆いておられました。

「陰陽師とは、陰陽寮に仕える術者のこと。陰陽寮のない現代に陰陽師はいないはずなのに、簡単に陰陽師を名乗る人が増えている」
と。

重ねて、お気をつけを(笑)
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
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