売文
昨日は所属しているエッセイストグループの合評会でした。
毎年は東京で開催されるのを、今年は奈良で……ということで、大阪在住でいつも不参加の私は、いい機会だと参加してきました。
が、ちょっとバタバタしていることもあり、遅刻&早退(^^ゞ
でも……こんなことを言ってはいけないとわかってるんですが、3時間そこにいると、ちょっと疲れてしまったので、早退できて良かったんですよ……
仕事があるってすごくありがたいですm(__)m
皆さんすごく上品で、親切で、疲れる理由なんかないんです。
なのになぜこんなにしんどいのかな……と考えて、なんとなく思いついたのは、
「売るための文章じゃなく、(自分のための)趣味の文章の発表会だったからかな」
ってことでした。
つまり、「自分に関する噂話」の会になってたんですね。
私、子供のころから、噂話は苦手で……。
だから、疲れてしまったんだと思います。
他人に興味がないってわけじゃないんですよ。
友達とか、気の合う人の身の上話は興味深く聞き、共感もし、意見も言いますが、気の合わない人、ましてや全然知らない人の噂話をどう聞いたらいいのかわかりません。
「頑張っておられるな」
「まじめな方だな」
とは思いますが、共感するというのとは違う。
身の上話をする方と共感できるから、その方の身の上話にも共感できるわけですよね(^^ゞ
私の友達たちって、自分の身の上話を、ネタ風味にせずにしゃべることなんかないからなぁ……。
私自身も、自分の身の上話なんか人に聞いて欲しいと思わんし。
話しをするとしたら、最後にオチがついてからでございます。
そういう仲間といるのが普通なので、自分の話をそのまんま語られる場には不慣れなんですね。
そういった話をするなら、「聞かせる工夫」が「共感」だけでは足りないと思うんですね。
だって、まったく知らない人の身の上話、進んで聞きたいですか?
例えば、すんごい成功してる人の苦労話なら、
「よし、私も苦労しよう」
と思えるかもしれないし、好きな人、ファンである人の子供のころの話なら、
「んまぁ、あの方ってこんな人だったのね、素敵!」
と思えるかもしれない。
でも、知らない人の話しは……。
どう聞けばいいんだろ(^^ゞ
そこに集まっておられる方は、定年後などに何かを始めようとして、エッセイを始めたというように、
「文章を売って、それで生活をしよう」
というのではないようです。
毎月何度かの教室で、発表し、合評しあい……ということを楽しんでおられるようです。
私は通信教育だったので、そういうことにあまり気付きませんでしたが、2人目の先生が「添削」と言いつつ、文章はほとんどいじらず、感想ばかり書いてくださった理由がわかりました(^^ゞ
私は自分の文章のクセを矯正したり、ブラッシュアップするために参加していたので、
「お金払ってこれはないよ……(T_T)」
と思っていたんですけどね(^^ゞ
人柄はとても良い先生でした。
努力して探さなくても、読む人が定まっていて、仲間内で楽しむ文章。
自分はあぁだ、こうなんだ……と書いても、
「誰もあなたに対して、そこまでは興味もってないですよ(^^ゞ」
とは言われない環境で書いた文章。
それに疲れたのかなぁと。
有名人ではない人がエッセイを書く場合、ものすごくマニアックな内容で攻めるか、ふんだんにトリビアを盛り込むか、大笑いさせるか……。
何か工夫がなければ、「売れるエッセイ」にはならないでしょう。
異国の景色を盛り込むとか、花々の描写を入れるとか、ものすご~~~~~~く文章が綺麗だとか。
そういう形で特長を出すのもアリだと思うんですけどね。
広く読者に読んでもらわなくてもいい。
仲間内で楽しめればいい。
……そういう感じになっちゃうのかもしれません。
趣味のエッセイって。
OL時代も、噂話から逃げまくってたからなぁ、私(^^ゞ
ご近所のことも、ある程度、必要なことは聞きますが、それについて深い話題になったら逃げてるっちゅうに……。
そりゃ疲れるわなぁ(^^ゞ
そういう場所を好きな方と、苦手な私。
どっちがいいとか悪いとかじゃなく、趣味の問題だと思うわけで。
つまり私は、趣味の合わない場に参加してるわけなのかなぁ(^^ゞ
悩む。
私を会員にしてくださった先生は、すごくすごく綺麗な文章を書く方で、私はそれに惹かれてずっとやってきたんですよね。
ですが、あるときから、「6回ごとに先生を変える」ってことになっちゃいまして。
そこで、
「やめよっかな……」
と思ったんですが、そうしたら、私を会員にしてくださった先生に申し訳ないでしょう?
通信教育で、合評などをしない生徒が会員になるのって、難しいようですし。
どうしたらいいんでしょ(>_<)
文章を売ろうとする場合、読者層はどんな人を想定するか、何をウリにするか、どんなところに興味を持ってもらうか……などという企画がまず重要になってきます。
私はあまり企画が得意とは言えませんが、とりあえず、
「多くの人に読んでもらうためにはどうしたらよいか」
ということは考えます。
文章をお金にするということは、結局そういうことですもんね。
幸い、今いただいている仕事は、量は多いけどすごく楽しいんで、今日は昼からそれに打ち込んで、昨日の疲労感は忘れてしまおうと思います(^^ゞ
昨日は11時半ごろに現場に到着し、1時間の合評を聞いた後、昼ごはんになりました。
私はお弁当係でもあったので、注文しておいたお弁当をみなさんに配り、一人になれる場所を探しました。
会場は、志賀直哉旧居。
通称「高畑茶論」です。
志賀直哉が多くの文人たちと文学論をたたかわせた場所。
……なんですが、志賀直哉の小説って、2~3作しか読んでないんですよね、私(^^ゞ
なんかあんまり共感できなかった(笑)
いや、別に太宰に深く思い入れしてるからってわけじゃなく、小説を読んでも、ワクワクしなかったというか。
なので、単純に建物の情趣を楽しみました。
部屋から見える景色はこんなん。

向こうに見えるのは茶室のようです。
壁の窓から向こうの庭を眺めるのも楽しいかも。

携帯で撮影したんで、画像が悪いですが(^^ゞ
部屋の中はこんな感じ。

これはにじり口?なのか?????

お茶室につながる場所にありますが、にじった先は土の地面です。
なんでこんな風になってるのか、解説した看板は、見当たりませんでした。
古い家に行くと、ついつい注目しちゃうのは、ガラスなんです。

ガラスが波打っているのはわかりますかね?
向こうの景色もほのかに歪んでいて、なんとも趣が深いと思いません???
好きなんですよ~(笑)
ぼ~っと景色を楽しんだ後、午後の合評会に参加し、15時に退出しました。
家に帰ったら、お仕事の依頼が入ってたんで、下準備。
今日は午後からずっと執筆ってことになると思います。
さ、チャキチャキ動くぞ!!
毎年は東京で開催されるのを、今年は奈良で……ということで、大阪在住でいつも不参加の私は、いい機会だと参加してきました。
が、ちょっとバタバタしていることもあり、遅刻&早退(^^ゞ
でも……こんなことを言ってはいけないとわかってるんですが、3時間そこにいると、ちょっと疲れてしまったので、早退できて良かったんですよ……
仕事があるってすごくありがたいですm(__)m
皆さんすごく上品で、親切で、疲れる理由なんかないんです。
なのになぜこんなにしんどいのかな……と考えて、なんとなく思いついたのは、
「売るための文章じゃなく、(自分のための)趣味の文章の発表会だったからかな」
ってことでした。
つまり、「自分に関する噂話」の会になってたんですね。
私、子供のころから、噂話は苦手で……。
だから、疲れてしまったんだと思います。
他人に興味がないってわけじゃないんですよ。
友達とか、気の合う人の身の上話は興味深く聞き、共感もし、意見も言いますが、気の合わない人、ましてや全然知らない人の噂話をどう聞いたらいいのかわかりません。
「頑張っておられるな」
「まじめな方だな」
とは思いますが、共感するというのとは違う。
身の上話をする方と共感できるから、その方の身の上話にも共感できるわけですよね(^^ゞ
私の友達たちって、自分の身の上話を、ネタ風味にせずにしゃべることなんかないからなぁ……。
私自身も、自分の身の上話なんか人に聞いて欲しいと思わんし。
話しをするとしたら、最後にオチがついてからでございます。
そういう仲間といるのが普通なので、自分の話をそのまんま語られる場には不慣れなんですね。
そういった話をするなら、「聞かせる工夫」が「共感」だけでは足りないと思うんですね。
だって、まったく知らない人の身の上話、進んで聞きたいですか?
例えば、すんごい成功してる人の苦労話なら、
「よし、私も苦労しよう」
と思えるかもしれないし、好きな人、ファンである人の子供のころの話なら、
「んまぁ、あの方ってこんな人だったのね、素敵!」
と思えるかもしれない。
でも、知らない人の話しは……。
どう聞けばいいんだろ(^^ゞ
そこに集まっておられる方は、定年後などに何かを始めようとして、エッセイを始めたというように、
「文章を売って、それで生活をしよう」
というのではないようです。
毎月何度かの教室で、発表し、合評しあい……ということを楽しんでおられるようです。
私は通信教育だったので、そういうことにあまり気付きませんでしたが、2人目の先生が「添削」と言いつつ、文章はほとんどいじらず、感想ばかり書いてくださった理由がわかりました(^^ゞ
私は自分の文章のクセを矯正したり、ブラッシュアップするために参加していたので、
「お金払ってこれはないよ……(T_T)」
と思っていたんですけどね(^^ゞ
人柄はとても良い先生でした。
努力して探さなくても、読む人が定まっていて、仲間内で楽しむ文章。
自分はあぁだ、こうなんだ……と書いても、
「誰もあなたに対して、そこまでは興味もってないですよ(^^ゞ」
とは言われない環境で書いた文章。
それに疲れたのかなぁと。
有名人ではない人がエッセイを書く場合、ものすごくマニアックな内容で攻めるか、ふんだんにトリビアを盛り込むか、大笑いさせるか……。
何か工夫がなければ、「売れるエッセイ」にはならないでしょう。
異国の景色を盛り込むとか、花々の描写を入れるとか、ものすご~~~~~~く文章が綺麗だとか。
そういう形で特長を出すのもアリだと思うんですけどね。
広く読者に読んでもらわなくてもいい。
仲間内で楽しめればいい。
……そういう感じになっちゃうのかもしれません。
趣味のエッセイって。
OL時代も、噂話から逃げまくってたからなぁ、私(^^ゞ
ご近所のことも、ある程度、必要なことは聞きますが、それについて深い話題になったら逃げてるっちゅうに……。
そりゃ疲れるわなぁ(^^ゞ
そういう場所を好きな方と、苦手な私。
どっちがいいとか悪いとかじゃなく、趣味の問題だと思うわけで。
つまり私は、趣味の合わない場に参加してるわけなのかなぁ(^^ゞ
悩む。
私を会員にしてくださった先生は、すごくすごく綺麗な文章を書く方で、私はそれに惹かれてずっとやってきたんですよね。
ですが、あるときから、「6回ごとに先生を変える」ってことになっちゃいまして。
そこで、
「やめよっかな……」
と思ったんですが、そうしたら、私を会員にしてくださった先生に申し訳ないでしょう?
通信教育で、合評などをしない生徒が会員になるのって、難しいようですし。
どうしたらいいんでしょ(>_<)
文章を売ろうとする場合、読者層はどんな人を想定するか、何をウリにするか、どんなところに興味を持ってもらうか……などという企画がまず重要になってきます。
私はあまり企画が得意とは言えませんが、とりあえず、
「多くの人に読んでもらうためにはどうしたらよいか」
ということは考えます。
文章をお金にするということは、結局そういうことですもんね。
幸い、今いただいている仕事は、量は多いけどすごく楽しいんで、今日は昼からそれに打ち込んで、昨日の疲労感は忘れてしまおうと思います(^^ゞ
昨日は11時半ごろに現場に到着し、1時間の合評を聞いた後、昼ごはんになりました。
私はお弁当係でもあったので、注文しておいたお弁当をみなさんに配り、一人になれる場所を探しました。
会場は、志賀直哉旧居。
通称「高畑茶論」です。
志賀直哉が多くの文人たちと文学論をたたかわせた場所。
……なんですが、志賀直哉の小説って、2~3作しか読んでないんですよね、私(^^ゞ
なんかあんまり共感できなかった(笑)
いや、別に太宰に深く思い入れしてるからってわけじゃなく、小説を読んでも、ワクワクしなかったというか。
なので、単純に建物の情趣を楽しみました。
部屋から見える景色はこんなん。

向こうに見えるのは茶室のようです。
壁の窓から向こうの庭を眺めるのも楽しいかも。

携帯で撮影したんで、画像が悪いですが(^^ゞ
部屋の中はこんな感じ。

これはにじり口?なのか?????

お茶室につながる場所にありますが、にじった先は土の地面です。
なんでこんな風になってるのか、解説した看板は、見当たりませんでした。
古い家に行くと、ついつい注目しちゃうのは、ガラスなんです。

ガラスが波打っているのはわかりますかね?
向こうの景色もほのかに歪んでいて、なんとも趣が深いと思いません???
好きなんですよ~(笑)
ぼ~っと景色を楽しんだ後、午後の合評会に参加し、15時に退出しました。
家に帰ったら、お仕事の依頼が入ってたんで、下準備。
今日は午後からずっと執筆ってことになると思います。
さ、チャキチャキ動くぞ!!
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