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ぎえん

テレビはほとんどみないんで、流行の歌を全然知らない私です。

んなわけで、鼠先輩の「六本木(ぎろっぽん)」を耳にしたのは、近所のスーパーにおいて、でした。
「氷川きよし?」と思ったら全然ちゃうかった(笑)

ただ、その後どこかでこの曲の題名を知ったときは、妙~な感慨がありましたね。

「『ぎろっぽん』が市民権を得たのか」
って。

この言葉が生まれた経緯を、私は知ってます。

何年前だったかは忘れました。
結婚前、旦那と出会う前だったのは間違いありません。

結婚してから、ほとんどテレビを見なくなりましたが、それまでは退屈しのぎもあって、バラエティをよく見てました。
特に、ダウンタウンがMCをやってるのはほとんど見てたんじゃなかったかな。

特に好きだったのは、ダウンタウンDXでした。
街を行く人にインタビューをしてベスト10を決め、1位を予想するというようなコーナーがあって、設問が面白かったんですよね。

例えば、ルパン三世の登場人物の中で、誰が一番好きかという設問では、選択肢に石川五ェ門が入ってませんでした。
彼が入ったら、みんなが五ェ門を予想するからでしょうね(笑)
確か一位は順当にルパンだったように覚えてますが、自信ありません。
ちなみに私は銭形のとっつぁんが一番好きです。

で、確か特番の中で、「街を行く人に」じゃなく「松本人志」に聞く……というパターンのものがあったんですね。

設問は、「あ」から松本人志が連想する単語は?
というようなものでした。

まっちゃんの発想ですから、普通じゃない。

そんな中「ぎ」から連想する単語は、最終問題だったはずです。

浜ちゃんがだしたヒントは、
「松本さんは、業界人ですね?」
という、非常に的を射たものでした(笑)
今の時代なら、誰か一人ぐらい正解してたかも。

そしてまっちゃんの答えは、
「ぎろっぽん」

当時、「ぎろっぽん」なんていう言い方はなかったんで、もちろん誰も答えられず(笑)
回答者の釣瓶が激怒してたのをうっすら覚えてます。

この「ぎろっぽん」という単語は、視ていた私たちにとっても新鮮で、職場で話題になったもんですよ。
それがいつしか市民権を得るんだから、言葉の変化とは、柔軟なものです。

さて。
ここからが本題です(←前置き長すぎ!!)

縁起をかつぐことを、「げんをかつぐ」と言いますよね。
これは、「えんぎ」の「ぎ」を前にもってきて、「ぎえん」。
これがつまって「げん」となったものだと言われてます。

「ぎえん」が「げん」になるのはわかりますが、なんで「えんぎ」を「ぎえん」と言い換えなきゃならないんでしょうね(笑)
こういう言い方は江戸時代に流行したんだとか。

ただ、理由ある「言い換え」もあります。

昨日、別の方のブログで、「スルメ」は縁起が悪いんで「アタリメ」と言い換えたように~……という言い回しをしたら、
「そういう理由でアタリメって言うんですか!」
的な、コメントをいくつかいただきました。

有名な話だと思ってたら、そうでもなかったみたい(^^ゞ

ギャンブルなんかで「はずす」ことを「する」って言いますよね。
「スルメ」の「スル」は、この「する」に通じるんで、「すらないように」と、「アタリ」と言い換えたわけです。
だから、「アタリメ」。

顔を剃ることを、「顔をあたる」っていうのも同じですね。

それでちょっと面白くなって、こういう言い回しが他にないかと考えてみました。

すぐに思い浮かぶのは、「葦」じゃないでしょうか。
「葦」は「あし」と読みますが、「悪し」に通じるため、「よし」とも読みますよね。
これなんかは歴史が古いらしく、漢字辞書をひいても、「葦」の読みに「よし」が並べられています。

「梨」=「なし」=「無し」が縁起悪いってんで、「アリの実」と呼ぶのも知られてますね。

その他、「お開き」があると、コメントをいただきました。
「会を閉める」ことを「お開き」と言いますね。
これも「閉める」のゲンが悪いからでしょう。

ちょっと話が違いますが、昔、「近鉄」の「鉄」は、表記が違ったんですよ、知ってました?
「鉄」は「金」を「失う」と書くわけですが、それはあかんやろ……ということで、「失」を「矢」にしてたんです。

でも、「子供が漢字を間違って覚える」と苦情がきたので、「鉄」に改めたと聞きました。
この話を聞いたのは、小学四年生のときの担任でしたが、結構ジョークっぽい嘘が多かったから、これもデマかもしれません。
ならすまん。

……と謝る前に調べてみようと思ったら、どうやらこれは本当の話だったみたいです(笑)
しかも、JRは未だに「金」に「矢」を採用してるらしいですわ。
http://fune.boo-log.com/e57279.html

で、ついでにこんな話も出てきました。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~happyman/text5/zatsu12.html

「マネキン」の本来の発音は「マヌカン」だが、日本に入ってきたとき、
「お客さんを引き寄せるための人形が、『招かん』ではいかんやろ」
ということで、「招き」→「マネキン」になったとは、面白い!


そもそもこの話題になった理由は、「忌部氏」でした。
「忌部氏」は後に「斎部氏」という表記に変ってきますが、これは、「忌」の字感が悪いので、「斎」に替えたのか……って。

でも、「忌」も「斎」も、神の前で身を慎むという意味があるんですよね。
神祀りの前に潔斎することを「斎忌」と言ったりしますし。

とすると、「忌」という言葉の本来の意味はどうだったんでしょう?

久しぶりに、「漢辞海」を引っ張り出してきました。

「忌」の語義は、
1.ア憎む。 イ嫌う。縁起が悪いものとして避ける。
2.嫉妬する。ねたむ。
3.気がねする。はばかる。おそれる。
とあります。

祭りで使う神聖な火を「忌火」と言いますが、これなんかは3番目の意味でしょうね。

ちなみに、類義語として、「妬」が挙げられています。
その説明としては、
「ともにねたむ意であるが、行為が自分に勝っているのをねたむのが『忌』、人の容貌が自分に勝っているのをねたむのが『妬』である」
と書かれていました。

面白いねっ!!

そして、「斎」。
語義は、
1.(祭祀や重要な儀式の前に荘厳さと恭敬の意を示すために)身をきよめる。ものいみする。
2.(仏教徒が)彩色する。精進料理を食べる。
3.食事を僧に恵む。

なるほどね……。
「忌」という文字も、「もの忌み」と考えれば、「斎」と同じ意味になるわけか。
この場合の「もの」は、「鬼」「魔」などでしょう。
悪しきものを避けて身を清浄にする。

ちなみい、「いむ」で漢字をひくと、「諱」がでてきます。
語義は、
1.いみな。(死者の生前の本名を、死後は口にするのを避けて諱といった)
2.はばかることがあって言わないことや話題にしたくない事情
とあります。

つまり、日本語で「いむ」というと、「忌」か「諱」しかあてる漢字はなく、両者の意味はほぼ同じ。

よっぽど強い言葉なんですね、「いむ」。

だから、「忌部氏」が「斎部氏」に改姓したのは、「スルメ」→「アタリメ」と同じ事情だとは言い切れません。

が。

面白いですよね(#^.^#)

あと、個人的に気になっているのは、「おわい」という語でしょうか。
「汚穢」とも、「大饗」とも書くでしょう?
「汚穢」は糞尿の意味ですが、「大饗」は食事に関する言葉です。

食べたらうんこが出るもんね。
だから、同じ音が使われてるんでしょうか?
だとしたら、日本人ってなんて大らかなんだろうと思うんですが(^^ゞ
どうなんでしょうね?

……なんて話の後に、なんなんですが、昨日の晩ご飯です。
1019_kabu.jpg

蕪と豚バラのミルク煮。
牛乳を加熱すると、どうしても凝固するんで絵面は悪いですが、味はよかったですよ(#^.^#)

旦那は汁まで飲みほしてました(笑)
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のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
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