いもちゃん、青空へ!
本当はね。
すごく心配してたんです。
だって、2センチほどしかなかったんですよ、サナギ。
アゲハの飼育をしている人たちのブログなんかを観ていると、だいたい3.3センチ程度。
小さくても3センチって書いてあります。
ただでさえ、終齢幼虫からサナギになるのに、他の子の何倍もかかったイモちゃん。
もともとそういう個体だったのか、それとも飼育条件によるものなのか……。
山椒に柚子、そしてキンカンと、いろいろな種類の葉っぱを与えましたし、かなりグルメな生活のはずだったんですけどね(笑)
ただ、
・サナギになるのに時間がかかったこと
・サナギが小さいこと
のどちらも、イモちゃんが弱い個体である可能性を示唆しています。
そして、無事サナギにはなりましたが、まだ羽化という大きな関門があるんですよね。
いろいろな人のブログを観ていると、小さいサナギほど、羽化不全が起きているようで……。
う~~~~~~~~~~~~~~ん、心配。
もうねぇ。
しつこいほどに、
「イモちゃん頑張れ」
のエールを送っておりました。
寝室の隣の部屋に置いてあったんですよね。
なぜならば、寝室では、蚊取りベープをつけたいから。
蚊取りベープの煙は、哺乳類には影響が(あまり)ないはずですが、イモちゃんは、モロ虫です(笑)
煙にあたっていいわけがない。
でも、目の届かないところに置いておきたくはありません。
もし何かあったら、すぐに気づけるようにね。
外に置いておいて、猫にいたずらされてもいやですよね。
ということで、寝室の隣。
毎朝布団をあげるとき、そして夜布団を敷くとき、その横を通ります。
昼間掃除をするときも、横を通りますし、何か用事があって通ることも。
そのたびに覗きこみ、
「イモちゃん、頑張れ」
「急がなくていいよ。急がなくていいから着実にチョウチョになりなさい」
と言い続けてたんですよね~。
言魂というものを信じている私です。
イモちゃんがサナギになってから昨日でちょうど一週間。
朝、覗きこむと、サナギの上部が黒くなってきていました。
サナギが死亡すると、どす黒くなるのですが、それとは明らかに違う黒。
つまり、チョウチョの黒い線が透けて見えているという黒さです。
いろいろな人のブログで見ると、羽根の模様まではっきり見えている写真もありましたが、イモちゃんの場合は、真っ黒でした。
「う~む。これは、中でチョウチョになりかけてるらしいぞ?」
とは思ってたんですよね。
でも、まだ模様がわかるほどではなかったんで、それほどは急いでませんでした。
いろいろ考えた結果、羽化不全がおこるのは、飼育籠の条件によるんじゃないかと思えてきたので、羽化しやすい環境を整えようと思ってましたが、
「変態中にあまり揺らさない方が良いらしい」
という情報もあったので、羽根の模様がはっきり見えたら、籠の中を整理して、羽根を充分伸ばせるスペースを作ろうと思ってたんですね。
サナギの角度は問題ないと思えたので、とにかくスペース確保を考えてました。
そして今朝のこと。
いつものように、布団を上げながら、
「いもちゃん頑張れ!!」
と、飼育ボトルを覗きこみました。
あれ?
サナギの黒さが消えてる???
え?え?え?
と焦りましたが、なんていうんだろ、直感で、
「悪いことにはなってない」
と感じました。
あぁ、黄色い模様が出てきたのね。それでね?!
納得してもう一度覗きこみましたらば……。
チョ、チョウチョがいる~~~~~~~~~!!!!!!!!
狭いボトルの中での飼育ですから、出られないことに焦っているように見えます。
あらららら。
と、慌ててボトルを開放。
イモちゃん……いやもうアゲちゃんと呼んであげるべきかな(笑)……は、一旦私の手のひらに止まりました。
そして大きく羽根を上下。
「お世話になりました」
とでも言ってるつもりなのかな?
でもすぐに飛び立ち、一目散に窓の桟へと向かいます。
やっぱり明るい方向を目指すんですね。
うんうん。
黄色い羽根が太陽に似合うよ!!!
本当は早く外に出してあげたかったんですが、名残惜しいので、窓のところに止まっているところを、数枚だけ。
サナギは小さかったけど、出てきたチョウチョは普通サイズです。
後翅紅角部のオレンジが小さく、黄色っぽいので、雄かもしれませんね。
ならばイモちゃんがうちの山椒に卵を植え付けにくることはないか。
う~ん、残念なような、ホッとしたような(笑)
窓を開けると、イモちゃんは元気に飛び立ちました。
ナミアゲハは、羽化した場所からあまり離れずに生活するそうです。
だいたい10日前後で生涯を終えるとか。
これからしばらく、家の近所でナミアゲハの雄を見かけたら、懐かしい気分になっちゃいそうですね。
なにはともあれ。
イモちゃん、おめでとう!!
すごく心配してたんです。
だって、2センチほどしかなかったんですよ、サナギ。
アゲハの飼育をしている人たちのブログなんかを観ていると、だいたい3.3センチ程度。
小さくても3センチって書いてあります。
ただでさえ、終齢幼虫からサナギになるのに、他の子の何倍もかかったイモちゃん。
もともとそういう個体だったのか、それとも飼育条件によるものなのか……。
山椒に柚子、そしてキンカンと、いろいろな種類の葉っぱを与えましたし、かなりグルメな生活のはずだったんですけどね(笑)
ただ、
・サナギになるのに時間がかかったこと
・サナギが小さいこと
のどちらも、イモちゃんが弱い個体である可能性を示唆しています。
そして、無事サナギにはなりましたが、まだ羽化という大きな関門があるんですよね。
いろいろな人のブログを観ていると、小さいサナギほど、羽化不全が起きているようで……。
う~~~~~~~~~~~~~~ん、心配。
もうねぇ。
しつこいほどに、
「イモちゃん頑張れ」
のエールを送っておりました。
寝室の隣の部屋に置いてあったんですよね。
なぜならば、寝室では、蚊取りベープをつけたいから。
蚊取りベープの煙は、哺乳類には影響が(あまり)ないはずですが、イモちゃんは、モロ虫です(笑)
煙にあたっていいわけがない。
でも、目の届かないところに置いておきたくはありません。
もし何かあったら、すぐに気づけるようにね。
外に置いておいて、猫にいたずらされてもいやですよね。
ということで、寝室の隣。
毎朝布団をあげるとき、そして夜布団を敷くとき、その横を通ります。
昼間掃除をするときも、横を通りますし、何か用事があって通ることも。
そのたびに覗きこみ、
「イモちゃん、頑張れ」
「急がなくていいよ。急がなくていいから着実にチョウチョになりなさい」
と言い続けてたんですよね~。
言魂というものを信じている私です。
イモちゃんがサナギになってから昨日でちょうど一週間。
朝、覗きこむと、サナギの上部が黒くなってきていました。
サナギが死亡すると、どす黒くなるのですが、それとは明らかに違う黒。
つまり、チョウチョの黒い線が透けて見えているという黒さです。
いろいろな人のブログで見ると、羽根の模様まではっきり見えている写真もありましたが、イモちゃんの場合は、真っ黒でした。
「う~む。これは、中でチョウチョになりかけてるらしいぞ?」
とは思ってたんですよね。
でも、まだ模様がわかるほどではなかったんで、それほどは急いでませんでした。
いろいろ考えた結果、羽化不全がおこるのは、飼育籠の条件によるんじゃないかと思えてきたので、羽化しやすい環境を整えようと思ってましたが、
「変態中にあまり揺らさない方が良いらしい」
という情報もあったので、羽根の模様がはっきり見えたら、籠の中を整理して、羽根を充分伸ばせるスペースを作ろうと思ってたんですね。
サナギの角度は問題ないと思えたので、とにかくスペース確保を考えてました。
そして今朝のこと。
いつものように、布団を上げながら、
「いもちゃん頑張れ!!」
と、飼育ボトルを覗きこみました。
あれ?
サナギの黒さが消えてる???
え?え?え?
と焦りましたが、なんていうんだろ、直感で、
「悪いことにはなってない」
と感じました。
あぁ、黄色い模様が出てきたのね。それでね?!
納得してもう一度覗きこみましたらば……。
チョ、チョウチョがいる~~~~~~~~~!!!!!!!!
狭いボトルの中での飼育ですから、出られないことに焦っているように見えます。
あらららら。
と、慌ててボトルを開放。
イモちゃん……いやもうアゲちゃんと呼んであげるべきかな(笑)……は、一旦私の手のひらに止まりました。
そして大きく羽根を上下。
「お世話になりました」
とでも言ってるつもりなのかな?
でもすぐに飛び立ち、一目散に窓の桟へと向かいます。
やっぱり明るい方向を目指すんですね。
うんうん。
黄色い羽根が太陽に似合うよ!!!
本当は早く外に出してあげたかったんですが、名残惜しいので、窓のところに止まっているところを、数枚だけ。
サナギは小さかったけど、出てきたチョウチョは普通サイズです。
後翅紅角部のオレンジが小さく、黄色っぽいので、雄かもしれませんね。
ならばイモちゃんがうちの山椒に卵を植え付けにくることはないか。
う~ん、残念なような、ホッとしたような(笑)
窓を開けると、イモちゃんは元気に飛び立ちました。
ナミアゲハは、羽化した場所からあまり離れずに生活するそうです。
だいたい10日前後で生涯を終えるとか。
これからしばらく、家の近所でナミアゲハの雄を見かけたら、懐かしい気分になっちゃいそうですね。
なにはともあれ。
イモちゃん、おめでとう!!
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