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ピア・プレッシャー

ピア・プレッシャーなる言葉をついさっき知りました。

「peer(仲間)」であるためのプレッシャーということみたいですね。

つまり、「仲間でいたいんなら、規律は守れよ」ってこと。

それは当然のことっちゃあ当然なんだけど、「規律」がどんなものかによっては、かなり恐ろしいことになります。

例えば、以前も書いたかもしれませんが、夕方のニュースで、北朝鮮の授業風景が流れていました。
北朝鮮が公開している授業風景ですから、貧しそうな子どもたちは映っていません。
みんな良家の子どもたちでしょう。
きちんとした身なりをし、行儀の良さそうな子どもたちばかり。
先生には威厳があり、これまたやっぱり清潔で、きっちりした格好をしてはりました。

何も問題はなさそうに思えるでしょ?
と~んでもない。
わたしゃ顎がはずれるぐらいびっくりしましたよ。

ええ。
授業の内容に……ね。

その女先生は、朗らかな笑顔で、こんなことを言いました。

「皆さん!今日は『三覚悟』についてお勉強しましょう。皆さんも、『三覚悟』が何かはご存知ですね?国のために撃たれて死ぬ覚悟、戦場で凍えて死ぬ覚悟、そして飢え死にする覚悟ですね~♪」

って。

もうねぇ、もうねぇ、もうねぇ……。
ファンタジーを見ている気分でしたよ。

こんなことを子どもたちに押し付けている風景を、対外的に公開するってことは、北朝鮮の軍部の人たちは、それを「おかしなこと」とは思ってないんでしょうね。
むしろ、「国民はこんな覚悟を持っているんだ。恐ろしいだろう?!」と自慢してるのかもしれない。

でも、どう考えたって、変だよねぇ?
お飾りだか、神輿だかは知らないけど、一応国のトップに祭り上げられてる人は、あんなに太ってるのにさ。
なぜ国民は「飢え死にする覚悟」をせにゃならんの?

でも、中にいる人は、案外その
「変さ」
に気づかないんですよね。
そ~いうのって怖いよね(^^ゞ

人間が作った、「自然ではないルール」というのは、いっぱいあります。

例えば、信号機。

赤になったら停まる。
青になったら進んでよし。

これは、人間が勝手に作ったルールです。

だから国によってルールが違う可能性はある。

イタリアに行ったとき、赤信号が、青信号の倍ぐらいの大きさだったのには笑いました。

「停まれぇえええええええええ!!!」
て言うてはるんですね(笑)
でも、停まらない車が多いみたい(^^ゞ

実際、車がどっちの車線を走るかは、国によって違いますよね。

そういう違いはしょうがない。
細かいルールは別にして、そこに「交通事故を防ぐため」という共通の意味・意志がありますもん。

怖いのは、重要な意味がないのに、強制されてしまう場合です。
特に、「みんながそうやっている」もんだから、そのことが、「変」とは思わないのが怖い。

例えば、何か問題が出てくるとき、よく、
「業界の慣例だった」
なんていう言い訳を聞きますよね。

あぁ、怖いこわい。

「んなもん言い訳になるかいっ!!」
ってなことさえわからなくなってるのがさらに怖い。

でも多分、その「慣例」に従わなければ、商売やりづらいような仕組みになってるんだろうな~……とか考え出すともっと怖いっ!!

そう。
「商売やりづらい仕組み」
みたいなものを、「ピア・プレッシャー」と呼ぶんでしょう、多分。

私が短大を卒業して、初めて勤めた会社には、「団体行動!」という、「ピア・ルール」がありました。
トイレへ行くのは一緒。

同期の誰かが、「トイレへ行きたいんだけど」と誘ってきたら、それについていくのが「友情」とされてました。

ご飯も一緒。
もし二人で喫茶店に入ったなら、トイレへ行くからと席を立つのは、ルール違反でした。
「喫茶店で一人っきりにする」
というのは、マナー違反と考えられていました。

帰りの電車も一緒。
同期の最寄り駅が会社のある駅から2駅しかなくて各駅停車しか停まらない場合、自分の最寄り駅が15駅向こうで、急行が停まる状況であっても、急行に乗るのは、思いやりのない行動とされました。

もちろん私はそんなの無視してました(^^ゞ
さんざ、
「あんたは思いやりがない。常識がない」
とののしられましたけども、当時は本当に忙しく、少しでも自分の時間が欲しかったので、その欲求に従っていました。

そりゃぁ、ピア・プレッシャーはすごかったですよ。
私は全然プレッシャーを感じてなかったけど。

「あんたなんか嫌われても当然やってみんな言うてるで」
って言われたときに、
「ぎゃはははははは!」
と笑ってしまったら、ものすごい表情で睨まれましたが(^^ゞ

正直なところ、嫌われても困らないと思ったんですよ。
私は「財形」の担当で、他の仕事を担当している人たちが私の邪魔をしたとしてもさほど支障はなかったし。
単独行動の方がずっと気楽だし。

でも、結局、同期は私のことを嫌うことはありませんでした。
酒の会のたび、絶対声をかけられて、「行きたくない」と言っても、三回に一度ぐらいは引っ張り出されました。
結局はみんな気の良い子たちだったんでしょうね(^^ゞ
私がみんなに合わせなくても、それを「個性」として認めてくれました(笑)

つまり、ピア・ルールってのは、どうしても守らなくちゃいけないもんじゃないってことなはずなんですけどね。
「このルールはおかしい」と思うならば、それを口に出してもいいんじゃないのかな……って。

まぁ、難しいことなのかもしんないけど。
よくわからないけど。

私だったら、自分に合わないルールを持つ集団に、無理して合わせるより、そっから飛び出す方が楽だなぁ(^^ゞ

いや、昨日は電話取材だったんですけどね。
取材相手は官庁でして。
17時過ぎたら、一斉にどっこにも電話がつながらなくなったんすよ(^^ゞ
いや、「時間外」っていうアナウンスが流れるんじゃなく(それでも一般の会社ではあんまり考えられないことだと思うけど)、誰も出なくなったんです(T_T)

なんかこれって、「ピア・ルール」なのかなって(笑)
そんなことを思いまして。
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プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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Mail:norichan★norichan.jp
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