FC2ブログ

昔話

私が物心ついたとき、家にあったのは、「世界童話宝玉選」という結構分厚めの本でした。
600ページぐらいあったかな?

私は割合と早く、3歳ぐらいに文字を覚えたということで、この本を読み始めたのもそのぐらいの年からでした。

「ねずみの花嫁」というフィンランド童話がすごく好きでした。

三人の王子が、花嫁を探して旅に出るんですね。
父王から、
「一番良い花嫁をもらった王子にこの国の半分をあげよう」
なんて言われて。

ただ、旅に出る方角は、あらかじめ決められていました。
三本の棒を倒して、棒が指す方角に旅立たなくてはいけません。

上の王子が向かったのは都会でした。
中の王子が向かったのは町でした。
そして、下の王子が向かった先は……森なんですね、これが(^^ゞ

森の中には人っこ一人おらず、やっと見つけた小屋にいたのは、白くて小さなねずみだけ。
でもこのねずみが、よくできた鼠で(笑)

気だてがよくて、物知りで、しかもとっても器用なんです。

父王から
「花嫁さんにパンを焼いてもらっておいで」
と言われれば、粉をひくところから始めて、まるでデコレーションケーキのようなパンを焼きあげます。

父王から、
「シャツを作ってもらっておいで」
と言われれば、絹の、美しい刺繍をほどこした美しいシャツを縫いあげます。

幼い私は、ねずみが働くところを想像するのが好きでしたねぇ。
なんかすっごく可愛くありません?

ご想像通り、このねずみは、美しい王女が悪い魔法使いに姿を変えられていたのですが、最後に王子様と結婚式をあげるところで魔法がとけ、めでたしめでたし。

生まれて初めて、
「物語って面白いなぁ」
と感じたのが、このお話しだったかと思います。

子どものころに読んだ本から受ける影響って結構あると思うんですよね。
この本には、インドネシアの
「ワニと小鹿」
「釣り針探し」
なんて話も載ってますが、このせいで、民俗学好きになったような気がする。

ワニと小鹿ってのは、タイトル通り、ワニと小鹿の話なんですけどね。
ある日、小鹿は、向こうの島に渡りたいと思うんですが、泳げない。

そこで、ワニに、
「鹿の数とワニの数、どっちが多いか競争しませんか?」
と持ちかけ、数を数えるからと言って、ワニをこちらの岸から島までずらりと並ばせるんです。

……どこかで聞いたことのある話でしょう?

そう。
因幡の白うさぎとそっくりなんです。

ただしこの小鹿は、向こうの島にたどり着いてから、
「うっそぴょ~ん」
と告白するため、毛皮をはがれることはありませんが……。

また、「釣り針探し」は、「海幸彦・山幸彦」の冒頭と大変良く似ております。

日本古代にいた海洋民族・縄文人とインドネシアの人々になんらかの交流があったのか、それともその源泉が同じということか。

どっちにしても、ロマンを感じませんか?

面白いと思ったなぁ。

でもね。
ということはつまり、私は、この本を読むのと同時に、「因幡の白うさぎ」やら「海幸彦・山幸彦」を知ってたってことになります。
でも、それをどこで知ったんだかが思い出せないんですよね(^^ゞ

花咲じじいの話やら、カチカチ山の話、もも太郎や金太郎という話を、私はどこで読んだんだろう???

当時、幼稚園では、毎月絵本をくれました。
その中の一冊だったか?

「まんが日本昔ばなし」が始まったのは7歳ですが、そのころにはもう、もも太郎などの主要な日本の昔話は知っていたと思います。

だから、
「桃太郎のお供は?」「アンパンマン!」 昔話知らない子供たち
てなニュースを見ても、何かがピンとこない。

というか、なぜ子どもたちが昔話を知らないのか??……ということについて、なんの想像力も働かない(^^ゞ
だって、私がなぜ、その物語を知ったのか、覚えてないんだもん。

昔話には、なんらかの教訓がふくまれてることが多いですよね。

でも、「もも太郎」の教訓は、今に生きるのだろうか?????
生きないというのなら、もも太郎の代わりにあんぱんマンを読んで聞かせるってのでも差しさわりがないかもしれないなぁ……とか言ったら、
「日本の文化が消えてもいいのか?!」
とか怒られるのかしら(^^ゞ

でも、文化ってのは時代とともに変化していくものとも言えるし。

ということで、今日は史学研究会に行ってきます。

しかし不思議なのは、チュリーはなぜ
「ムム。今日はママ、出かける気だな?」
ということがわかるのかってことです。

いつもと同じように用事をこなしていても、出かける日は絶対籠に入らないんですよね……。
普段はお腹がすけば割と素直に自分から入るのに、出かける日は飛んで逃げ回る。

不思議なやつ。
スポンサーサイト



プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
カレンダー
03 | 2010/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -