吹きガラス
ネットで、河内風鈴という名前を見掛けたのは、多分、3年ぐらい前のことだと思います。
でも、そのときはすぐに行動しようとは思わず、
「へぇ」
と興味を持ってブックマークをしたなりになってました。
そしてそれから3年の年月が経ちました。
友人と、
「今度どっか行こか」
という話になり、
「夏に向けて、風鈴作りなんかどう?」
と、ブックマークしたサイトを開こうとすると、そのサイトは既に、
「NOT FOUND」
ありゃりゃりゃりゃ~……と、検索してみると、サイトがなくなったわけではなく、ただ引っ越さはっただけみたいでした。
そんなわけで、早速予約の電話を入れ、昨日の朝から風鈴作り体験をしてきたわけです。
いや~~~……最初に興味を持ってから、実に三年越しってことになります(笑)
場所は近鉄吉田駅。
地下鉄の中央線と連結してます。
吉田駅は、近鉄になってから3駅目。
私が乗り替えるのは、地下鉄に入って2駅目の高井田中央駅。
つぅことで、たった3駅しか移動しないっつぅに、電車賃がバカ高くなるんすよ~。
たった3駅で、370円……おばちゃんの私には、なんか納得がいかないものがあったりしたのでした。
さてさて。
体験教室は駅から徒歩10分ほどの場所にあります。
東大阪市って、古い家が結構残ってますね。
町自体もかなり古いんでしょう。
道が細く曲がりくねっていて、しかもいろいろ突き当たる(笑)
湾曲した道を行き、視界がいきなり広がったと思ったら、いまどき茅葺の立派で大きな家が突然飛び込んできたりして、ほんま驚きます。
とはいっても武家屋敷という感じではなく、豪農とか豪商の家という感じの、のどかな作りです。
少なくとも、鉄砲窓なんかはありません(笑)
昔ながらの家を見れば、その地域が過去にどのような状況だったのかわかりますよね。
「寺内町」などと呼ばれる、自治地区の場合、商家でも物騒な作りになっていることがありますし。
その点、東大阪のこのあたりは、のどかな地帯だったのではなかろうかと思います。
……とこんな感じで町のことを書いてたら、いつまでたっても体験教室に話がいかないんで(笑)
ここらへんで。
さて、体験教室は、まず「吹く練習」から始まりました。
実際に使う、「吹き竿」の先にシャボン液をつけ、棒を回しながらふくらまします。
この「吹き竿」が、やたらと長いんですよ。
1メートル以上あったんじゃないかな。
その分、ガラスを膨らますための肺活量が必要になります。
でも、そのおかげで、「私がびびっていた状況」には陥らないようです。
つまりですね。
「肺が焼ける心配」です。
小学生のとき、「働くおじさん」っていうNHKの番組があったんです。
それで、ガラス細工職人さんが出てたんですが、その職人さんが使う「吹き竿」は50センチほどだったと思います。
でも、
「ガラスを吹く際、あやまって息を吸い込んでしまうと、1000度以上もある空気が肺に入り、大やけどを負ってしまいます」
なんて解説が流れてて、これがむちゃくちゃ怖かったんですよね~~~~~(T_T)
なので、「吹く練習」の際も、「間違っても息を吸い込まないように」と気をつけてましたが、どうやら今は、というか今現在使われてる「吹き竿」では、その心配はあんまりせんで良いみたいです。
さて。
溶けたガラスの温度は1300度ぐらいだそう。
これをまず「吹き竿」の先に、形よくつける必要があります。
でもこれは、職人さんがやってくれはりました。
「これがちゃんと出来るまでに3年かかる」
そうなんで。
一日体験の私たちには絶対無理っす(笑)
そしてそこに、くだいた色ガラスをくっつけることで模様を表現するんですが、河内風鈴の場合は、あらかじめ模様の形に色ガラスを置いておき、その上を吹き竿につけたガラスの塊を転がすという手法を使います。
その上で息を吹き込む!!

最初のひと吹きは結構力がいりました。
でも、あんまりふくらみすぎるといかんらしいです。
「ぷぅ~ぷぅ~ぷぅ~~~~」
と無我夢中でやってましたら、
「あぁ、もういい、ストップ、ストップ、スト~~~~~~~ップ!!!!!」
と静止がかかりやした(^^ゞ
充分に膨らんだら、次はガラスの先に穴をあけてもらいます。
これも素人には難しいってことで、職人さんがやってくれはります。
あとは、その穴を広げ、綺麗な円形にする……のがこれまた異常に難しい(^^ゞ

竿を転がしながら、右手で持ったペンチみたいな道具で穴を広げていく……と言葉で説明するとまるで簡単なようですがね。
ガラスの固さがイマイチつかめてない私は、力を入れ過ぎては歪ませ。
力がなさすぎては、穴が広がる前にガラスが固まり……という具合で。
でも、なかなかいい感じの風鈴本体が完成しましたよ!!

この後、600度ほどの「徐冷器」で一時間ほどかけてゆっくり冷ますそうです。
ご存知の通り、ガラスは決して丈夫な物質ではありませんから、いきなり常温で冷やすと割れちゃうんだそうです。
あとは紐や鳴る子なんかをつけて、郵送してくれはるようなので、届くのが楽しみです(#^.^#)
体験教室が終わったのは12時ごろだったので、いそいそとランチに。
その後お茶をしたんですが、それでもまだ1時過ぎです。
「久しぶりに会ったんやしさ~、ちょっと歩く?」
てな話になりました。
とりあえず、地下鉄の駅まで歩けば、かなり電車賃は浮くはずだ!!……という考えもありましたよ、もちろん。
私たちは、
「200円浮くなら1時間歩くもんっ!!」
なタチなもんで(笑)
一人で1時間歩くのは、ちょっと退屈する場合もありますが、なにしろ東大阪は、
「よく知らない町」
ですから。
それに、二人でしゃべりながらですから、大した苦労もなく。
気付いたら、私の乗り替え駅まで歩いておりました(笑)
わ~い、370円、浮いた~~~~~♪
1時間以上歩いたと思います。
というのも、
「大きな道路を歩くのはつまらへんやん?一本内側に入ろうや」
という希望があったから。
道が曲がりくねってるんで、かなり遠回りになってしまったんですよね。
走ったわけじゃないんで、疲労感はありませんが、ふくらはぎが結構むくんでました。
この日私は、自宅から30分ほど歩いて、1駅先の駅から乗っていました。
そしてその途中、ラピスの勾玉を落としてしもてたんですよね(^^ゞ
なので帰りはやっぱり一駅先の駅で降り、落ちてないか探しながら帰りました。
誰かが拾って、喜んで身に着けてくれるんならいいんですけどね。
誰も拾わず、トラックなんかに轢かれっぱなしになってたら、なんか石が可哀そうな気がしたんです。
でも、よくよく探しながら歩いたつもりですが、見つからず。
一応警察に届いてないか確認しますが、もし見つからなければ、
「誰かが喜んで身に着けてくれてる」
と思うことにします。
溝に落ちてるなんてことはない……と思いたい(^^ゞ
というわけで、結局昨日は2時間半ぐらい歩いたなぁ。
良い運動になったと言えるのだろうか(^^ゞ
とりあえず、明日かあさってには風鈴が届きますから。
それを楽しみに待っておきたいとおもいまっす!!
でも、そのときはすぐに行動しようとは思わず、
「へぇ」
と興味を持ってブックマークをしたなりになってました。
そしてそれから3年の年月が経ちました。
友人と、
「今度どっか行こか」
という話になり、
「夏に向けて、風鈴作りなんかどう?」
と、ブックマークしたサイトを開こうとすると、そのサイトは既に、
「NOT FOUND」
ありゃりゃりゃりゃ~……と、検索してみると、サイトがなくなったわけではなく、ただ引っ越さはっただけみたいでした。
そんなわけで、早速予約の電話を入れ、昨日の朝から風鈴作り体験をしてきたわけです。
いや~~~……最初に興味を持ってから、実に三年越しってことになります(笑)
場所は近鉄吉田駅。
地下鉄の中央線と連結してます。
吉田駅は、近鉄になってから3駅目。
私が乗り替えるのは、地下鉄に入って2駅目の高井田中央駅。
つぅことで、たった3駅しか移動しないっつぅに、電車賃がバカ高くなるんすよ~。
たった3駅で、370円……おばちゃんの私には、なんか納得がいかないものがあったりしたのでした。
さてさて。
体験教室は駅から徒歩10分ほどの場所にあります。
東大阪市って、古い家が結構残ってますね。
町自体もかなり古いんでしょう。
道が細く曲がりくねっていて、しかもいろいろ突き当たる(笑)
湾曲した道を行き、視界がいきなり広がったと思ったら、いまどき茅葺の立派で大きな家が突然飛び込んできたりして、ほんま驚きます。
とはいっても武家屋敷という感じではなく、豪農とか豪商の家という感じの、のどかな作りです。
少なくとも、鉄砲窓なんかはありません(笑)
昔ながらの家を見れば、その地域が過去にどのような状況だったのかわかりますよね。
「寺内町」などと呼ばれる、自治地区の場合、商家でも物騒な作りになっていることがありますし。
その点、東大阪のこのあたりは、のどかな地帯だったのではなかろうかと思います。
……とこんな感じで町のことを書いてたら、いつまでたっても体験教室に話がいかないんで(笑)
ここらへんで。
さて、体験教室は、まず「吹く練習」から始まりました。
実際に使う、「吹き竿」の先にシャボン液をつけ、棒を回しながらふくらまします。
この「吹き竿」が、やたらと長いんですよ。
1メートル以上あったんじゃないかな。
その分、ガラスを膨らますための肺活量が必要になります。
でも、そのおかげで、「私がびびっていた状況」には陥らないようです。
つまりですね。
「肺が焼ける心配」です。
小学生のとき、「働くおじさん」っていうNHKの番組があったんです。
それで、ガラス細工職人さんが出てたんですが、その職人さんが使う「吹き竿」は50センチほどだったと思います。
でも、
「ガラスを吹く際、あやまって息を吸い込んでしまうと、1000度以上もある空気が肺に入り、大やけどを負ってしまいます」
なんて解説が流れてて、これがむちゃくちゃ怖かったんですよね~~~~~(T_T)
なので、「吹く練習」の際も、「間違っても息を吸い込まないように」と気をつけてましたが、どうやら今は、というか今現在使われてる「吹き竿」では、その心配はあんまりせんで良いみたいです。
さて。
溶けたガラスの温度は1300度ぐらいだそう。
これをまず「吹き竿」の先に、形よくつける必要があります。
でもこれは、職人さんがやってくれはりました。
「これがちゃんと出来るまでに3年かかる」
そうなんで。
一日体験の私たちには絶対無理っす(笑)
そしてそこに、くだいた色ガラスをくっつけることで模様を表現するんですが、河内風鈴の場合は、あらかじめ模様の形に色ガラスを置いておき、その上を吹き竿につけたガラスの塊を転がすという手法を使います。
その上で息を吹き込む!!

最初のひと吹きは結構力がいりました。
でも、あんまりふくらみすぎるといかんらしいです。
「ぷぅ~ぷぅ~ぷぅ~~~~」
と無我夢中でやってましたら、
「あぁ、もういい、ストップ、ストップ、スト~~~~~~~ップ!!!!!」
と静止がかかりやした(^^ゞ
充分に膨らんだら、次はガラスの先に穴をあけてもらいます。
これも素人には難しいってことで、職人さんがやってくれはります。
あとは、その穴を広げ、綺麗な円形にする……のがこれまた異常に難しい(^^ゞ

竿を転がしながら、右手で持ったペンチみたいな道具で穴を広げていく……と言葉で説明するとまるで簡単なようですがね。
ガラスの固さがイマイチつかめてない私は、力を入れ過ぎては歪ませ。
力がなさすぎては、穴が広がる前にガラスが固まり……という具合で。
でも、なかなかいい感じの風鈴本体が完成しましたよ!!

この後、600度ほどの「徐冷器」で一時間ほどかけてゆっくり冷ますそうです。
ご存知の通り、ガラスは決して丈夫な物質ではありませんから、いきなり常温で冷やすと割れちゃうんだそうです。
あとは紐や鳴る子なんかをつけて、郵送してくれはるようなので、届くのが楽しみです(#^.^#)
体験教室が終わったのは12時ごろだったので、いそいそとランチに。
その後お茶をしたんですが、それでもまだ1時過ぎです。
「久しぶりに会ったんやしさ~、ちょっと歩く?」
てな話になりました。
とりあえず、地下鉄の駅まで歩けば、かなり電車賃は浮くはずだ!!……という考えもありましたよ、もちろん。
私たちは、
「200円浮くなら1時間歩くもんっ!!」
なタチなもんで(笑)
一人で1時間歩くのは、ちょっと退屈する場合もありますが、なにしろ東大阪は、
「よく知らない町」
ですから。
それに、二人でしゃべりながらですから、大した苦労もなく。
気付いたら、私の乗り替え駅まで歩いておりました(笑)
わ~い、370円、浮いた~~~~~♪
1時間以上歩いたと思います。
というのも、
「大きな道路を歩くのはつまらへんやん?一本内側に入ろうや」
という希望があったから。
道が曲がりくねってるんで、かなり遠回りになってしまったんですよね。
走ったわけじゃないんで、疲労感はありませんが、ふくらはぎが結構むくんでました。
この日私は、自宅から30分ほど歩いて、1駅先の駅から乗っていました。
そしてその途中、ラピスの勾玉を落としてしもてたんですよね(^^ゞ
なので帰りはやっぱり一駅先の駅で降り、落ちてないか探しながら帰りました。
誰かが拾って、喜んで身に着けてくれるんならいいんですけどね。
誰も拾わず、トラックなんかに轢かれっぱなしになってたら、なんか石が可哀そうな気がしたんです。
でも、よくよく探しながら歩いたつもりですが、見つからず。
一応警察に届いてないか確認しますが、もし見つからなければ、
「誰かが喜んで身に着けてくれてる」
と思うことにします。
溝に落ちてるなんてことはない……と思いたい(^^ゞ
というわけで、結局昨日は2時間半ぐらい歩いたなぁ。
良い運動になったと言えるのだろうか(^^ゞ
とりあえず、明日かあさってには風鈴が届きますから。
それを楽しみに待っておきたいとおもいまっす!!
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