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ひっさびさに

ドラマを楽しみにしながら観てます。

ドラマって、「来週も見なきゃ~」ってのがしんどくて苦手なんですよ(^^ゞ
もしくは、「続きどうなんの?来週まで待てない!!」ってのが苦手(笑)

ただ、「ドラマはまったく見てません」ってわけじゃなく、松山ケンイチが好きで、彼がでてるドラマは一応観てたんです。
でも……しんどかったわぁ(^^ゞ

最終回の後、「やっと終わった!!もう見なくていいんだ」と思うぐらいなら見なきゃいいんですけどね。
ムキになっちゃうというのか、一応ファンだしみたいな自負があるというのか(笑)

さてさて、ひさびさにちゃんと楽しんで見ているドラマってのは、「不毛地帯」です。
好きな役者さんがいっぱい出てるし、原作がいいらしいし、テレビ局も力入れてるらしいしってことで見始めたんですが、見てよかったなと思うのは、

「あぁ、こんな俳優さんがいるんだなぁ」
という発見があることだったりします。

「一徳様がでるんなら見る!!」
と大きな原動力になった、岸部一徳は、これからどんどんやな奴になってくんだろうなぁ、楽しみ(笑)
なんだけど、段田安則さんもまた、むちゃくちゃやな奴で嬉しい(笑)
伊東四郎も海千山千越えてきた政治家だし。
「本当にいい人」も「単純に悪い人」も出てこないので、演技を見てて面白いっす。

中でも「こんな人がいたんだ!!」って思わず尻尾振っちゃったのが、「松重豊」という役者さんでした。
小出は、主人公の部下で、自衛隊の出身。
在隊中から近畿商事に機密を売っており、それがために除隊。
それを近畿商事が拾って、今の境遇にあるというような役どころです。

近畿商事に捨てられたら行き場がないということを知っており、自分程度の人間、代わりはいくらでもいるってことも知ってる。
彼の持っている人脈は、自分が在隊時代にそうであったような「お金に転んで情報を漏洩させてしまう」ような意志も誇りも薄弱な人間の流れ。
当然、信頼はおけないし、そこには輝きはなく、プライドの持てるものじゃない。
でも、それがなければ自分は生きていけない……。

自業自得だっていえば自業自得なんですよね。
だから彼はいつも笑ってます。口惜しいときも、情けないときも、腹をたてているときも。
笑っている目をしてるのに、その中の黒目は硬いままちっとも楽しそうではない。
でも澄んでいるんです。

この人の演技を見てるだけで、
「この時代、こういう風に、プライドを捨てなければ生きていけない人がいっぱいいたのかな、悲しいな?」
と深読みしたくなってしまう(笑)

なんやかんや言うて、いい俳優さんは結構多いんですね。嬉しいなぁ。

ドラマの中で、小出くんは逮捕されちゃったし、もう出てこないのかなぁ。残念。
でも、そういう、「ちょっとだけしか出てこないけどいい役者さん」てのがいっぱいいるみたいなんで、楽しみに見てます。

それにしても、「良い役者」ってなんなんでしょうね。

私は松山ケンイチファンですが、彼が「カメレオン俳優」と呼ばれるのに、なんとも言えないいやな違和感を感じてしまっております。

カメレオン俳優とは、「どんな役にでも染まりきる」という意味だそうなんだけどね。
確かにそれは役者として大切なことなのかもしれない。
そうかもしれないけど、チープな台本のドラマのときは、演技もほんまにチープなんですよね……。
これって、いい役者なんだろうか。

銭ゲバはほんまにひどかった。
「お金持ちのお嬢さんはこんな感じでしょ?お約束だから説明しなくてもわかるよね。そういうこと。わかると思うから、人格はちゃんと描かないよ。ちょっと矛盾してるところもあるけど、お金持ちはそういう感じなのよ、しょうがないじゃん?」
とか、
「貧乏をしてるとこうなるの。成り上がることが大事なんだから、この際殺人が大罪だなんてことは忘れてよ。人物像に深みがない?深みなんかつけてたらストーリーが進まないっしょ~??」
みたいな、横着でかつ安っぽい人物設定と、ストーリーだったんですが、それにぴったりはまった演技をしてはりました。
とほほほほ。
いやそれなりに熱演してたんだと思うけどもさ。台本の枠を超えてないっつぅか、台本に染まってるっていうか……。
薄っぺらい。
ペラペラ。
スッカスカ……。
よだれ流せばいいってもんじゃないって。
つぅかそれ、「DMC」でも同じことやってたじゃん(^^ゞ

「役柄に染まりきる」のはいい役者の条件ではないように思えました。

「不毛地帯」の小出くんの場合は、もし台本に染まりきった、その枠から出ない演技をしたら、
「単なるチンピラ」「ただただ情けない元軍人」でしかなかったと思うんですよ。
それがかくも印象に残る登場人物になったのは、役者さんに力があるからだと思う。

それを「うるさい」「ストーリーを大切にするなら目立つべきじゃない」って感じる人もいるのかもしんないけど。
現実では、いろいろな人がいろいろな人生を背負って生きてるわけで……。
個性を出すことを「うるさい」とは感じないけどな。


ほんとにドラマはあんまり見ないので、どうこう言えないんですが、木村拓哉って、
「何をやっても木村拓哉にしか見えない」
ってよく言われてますよね。

でも、少なくとも、コントを見てると、ちゃんと演じ分けてはると思うんですよ。
情けない役も、いちびった役も、女役も(笑)
ただ、「木村拓哉」が強すぎるだけで、演技はちゃんとやってはる。
それが悪いことなのかどうかと考えれば、「カメレオン」よりはいいような気がしてきた。

だって、視聴者に「物語はつまんなくても、この人物には興味がある」と思わせることができるじゃん。
カメレオンだったら、「物語がつまんないから、この人物も同じ程度につまんない」ってことになるっしょ?
本当に見る価値のないドラマになってしまう。

というわけで。
この「不毛地帯」というドラマは、この先台本や演出がどんなにチープになっていっても、キャストだけで見続けられるな~と楽しみにしてるんでした。

台本がチープになっていきそうな予感はもうすでにあるけどね……。
ふふふ、ふふ、ふふふふふふふふふふふふ。

たのむから変な色恋沙汰は入れんとってねぇええええええええええええ。
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プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

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Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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