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夏祭り

昨日は、住吉大社の夏祭りを見学してきました。

お祭りの開始は13時なので、お昼過ぎに神輿が渡御する先である頓宮にまずは参拝。

住吉大社から頓宮までの直線距離は4キロほどってことなので、頓宮への到着は15時ごろかな~と予想していたのですが、神職さんに尋ねると、

「ん~、到着は18時半ごろになりますかね~」
とのこと。
ありゃりゃ。

8月1日は富田林でPLの花火大会があるんですよ。
近畿最大の花火大会なので、この前後は周囲一帯がもんのすげぇ渋滞になりましてね。
花火大会会場から大阪市内に帰るために、一晩使うっていうぐらいの渋滞です。
ほんでもって、我が家は花火は見えないけど、渋滞域には入ってしまうという、とっても不遇な地域にございますねん(-"-)

だから、18時半からの頓宮でのお祭りを見学してたりなんかしたら、渋滞で家に帰れないこと必須ですわ。

ということで、頓宮のお祭り見学はきっぱり断念。

この日のお祭りにおけるハイライトは、なんと言うても、神輿の川渡りだろうと思うので、そこまで見たら帰ろうってことに落ち着きました。

で、頓宮のそばに車を停め、とりあえずチンチン電車に乗って、住吉大社へ向かいます。
住吉大社へ向かう途中、はっぴ姿の勇ましい男性たちが次々と乗ってきたんで、
「お神輿かつがはるんですか?」
と聞いたら、
「おうよ」
とのこと。

男衆はチンチン電車で移動しはるんですね(^^ゞ
送迎バスでもあるんかと思ってた。

で、
「氏子さんが担ぐんですか?」
と聞いてみたら、
「というか、各町内から何人出すって決まってんねん」
だそうで。
でも、
「じゃあ、持ち回りなんですね?」
と確認すると、
「いや、好きな奴が毎年出るって感じやなぁ」
ということでした。やっぱりね(笑)

お祭り好きな人っているもんね……って、私らもか(笑)

さてさて、住吉大社でのお祭りは、だいたい想像通り。
お祓いがあって、祝詞の奏上があって、行列の行進が始まります。

15.jpg


行列は、まず猿田彦(天狗さん)から。
武者姿の若衆や、雅楽隊などが続き、宝殿という名の小さい神輿や、船の形の船神輿、そしてしんがりが男衆たちの担ぐ神輿です。

かなり豪華絢爛な行列でね。
見てるだけで結構楽しいです。

私たちも一緒に行進してましたが、やっぱりというか途中で、
「先に行っとこか」
って話しになっちゃいました(^^ゞ
イラチなんすわ。
こういう行列の行進って、ゆっくりゆっくり進みますからねぇ(^^ゞ

で、先に大和川の岸に着いて、階段のところで座って待ってたわけです。

このお祭りのハイライトは神輿の大和川渡りだろうと書きましたが、大和川は大阪第二の川なんで、かなり川幅は広いです。
3~40メートルぐらいあると思うけど……ここらへんは、多分旦那からツッコミが入ると思います(^^ゞ

私たちから遅れること15分ほどで、猿田彦が橋の上に到着。
宝殿や船神輿なども次々と橋の上に集まってきました。





肝心の神輿が、いつまでたっても現れないんですよね、なぜか。

川渡りは、ある種象徴的な意味があります。

大和川の南側は堺市。
北側は大阪市です。

そういうわけで、住吉大社から大和川までの間は大阪の男衆が神輿を担ぎ、大和川から頓宮までの道は堺市の男衆が担ぐことになっているようなんですね。

大和川は、「結界」です。
ですからここを越えるときに、もう一度神祭りをして、神輿の引き渡しが行われるということなんですね。

結界越えの際に、ある程度の艱難を経験するというのは、何か意味があるのかも。

とはいえ、大和川は1704年に付け替え工事が行われています。
それまでの大和川は生命の水を運ぶ川であると同時に、水害を頻発し、人々を苦しめる川でもありました。
それで、川の流れを変えて、今のように穏やかな川となったわけです。

というわけで、306年前までは、ここに川はなかったはずで、それまではどんな風に、引き渡しが行われてたのかはわかりません。
でも、江戸時代に、このお祭りになんらかの変更が加えられたのは間違いないところだと思います。


閑話休題。
というわけで、神輿の川渡りはクライマックスとなるはずなんですが、なにしろ神輿がいつまでたっても到着しない。

「何か不測のことでも起きたのか?」
と思っていたら、川岸に男衆たちが集まり、揉めている様子なのが目に入りました。
耳を澄ませると、
「辛抱してくれ」
とか、
「今日のところは」
とか、なだめるような声が聞こえてきます。

長雨の影響で、大和川の水量が増え、川渡りは危険だと判断されたようなんですね。
なので、川渡りは中止、となったようなんです。

でも、男衆たちは、この川渡りをやりたくて、今日参加してるってところもあるようなんですわ。
だから、全然収まらない(^^ゞ

この付近の川は、大阪側から中州までは浅くなっていて、中州から堺市側が深くて急みたいなんですね。
だから、大阪側から中州まで神輿を渡らせて、そこで神祭りをし、また大阪側から岸へ上がって、橋を渡って堺市側に入るという方法もあるはずなんですが……。

「大阪側が川に入るなら、堺側も入らんと収まらへんで」
「そうやそうや、堺の恥や!!」

と言う話しになってるようです。
なるほどね~。

で、そうなることがわかってるので、大阪側も川に入れない、と。

そうなると、また大阪側の男衆が収まらないわけですよ。

「祭りのハイライトやのに、なんで川に入ったらあかんのや!」
「中州まで神輿を運ぶぐらい、なんてことないんちゃうんか」
てな感じでしょうね。
こっちはその場にいなかったから、想像ですが。

そんなこんなで膠着状態(^^ゞ

もうねぇ、その間に、晴れるやら、雨が落ちてくるやら、風が吹くやらで、見てる私たちも、ひやひやですわ(笑)

何分間待ったかなぁ。
途中で旦那が、
「もうこのまま動かへんようやったら、帰るか?」
と言い出したぐらいは待ちました(笑)

でも、
「もうちょっと待とうや」
ということで、まったりしていると……。

「うぉおおおおおおおお!!!!!!」
歓声が。
んでもって、拍手が。

どうやら、敢行の決断が出たようなんですわ。

「○○ちゃん、堺の男の意地、見せたってや!!」
「ええとこ見せてや!!」

ギャラリーから、男衆に大声がかかりまして。

「まかしとけ!!」
とガッツポーズするおっちゃんは、むちゃくちゃいなせでした(笑)

そして直後に川渡りが開始。

大阪側の男衆たちが神輿を中州に運び、堺側から代表の五人が出迎えに。
そのタイミングで、橋の上から神職さんが神祭りを行います。

神祭りが終わると、堺側の男衆が一斉に川へ飛び込み、中州へ向かいます。
んでもって、引き渡しが行われ、神輿は堺側へ……。

実は、大阪側と堺側の「ハンデ」は、川の深さや流れの急さだけではありませんでした。

担ぐ男衆の数が段違いに違うんですよ。

大阪側の方が倍……いや、2.5倍ぐらいいたんじゃないかなぁ。

そんなわけで、神輿の川渡りは、見ていても結構危険な感じがありました。

0801little.jpg

でも、ハラハラしただけに、無事岸へ到着したときは、な~んか感動しちゃいましてね。
思わず、手を伸ばして拍手しちゃいましたよ(^^ゞ

旦那なんかは、
「感動するな!!感激やな!!」
とか興奮してるし(笑)

祭りで人死にが出ることは、結構あります。
岸和田のだんじり祭りもそうだし、諏訪大社の御柱祭りもそうですよね。

それを、「神事である祭りで命を落とすなんで、変だ」という人もおられると思います。
まぁ、「神事だから、犠牲者が出るのは仕方がない」という考えもあるっちゃぁあると思いますが、現代人の感覚は、多くは前者寄りでしょう。

でも、「無茶をしても意地を見せたい」っていう気持ちって、やっぱり大事だと思うんですよ、私は。

「無茶をしない生き方をする」というのも、大切なこと。
でも、「ここぞ」というときにムチャをするのは、決して悪いことでもない……と。

だって、そういう無茶があったからこそ、今があるわけじゃないですか。

「ムチャなことをする人はバカだ」
と、無茶を否定してしまうことは、ものすごくつまらないことのように思えます。

「無茶をできない人」はいてもいい。
でも、「無茶を否定する」ことは、なるべく避けたいなぁ。

な~んかね。

岸へ上がって三本締めをしている男衆を見ながら、そんなことを思いましたよ。


さて、このとき、時計もう17時を越えてました。
頓宮に行列がたどりつくのは、たぶん、予定時間を大幅に越えちゃったでしょうね。

私たちは行列を抜かして頓宮まで小走りで歩き、たったと家路につきました。

家に到着したのは19時半ごろでしたから、それほどの渋滞もなく、ラッキーと言えるかな?

ただ、この日は恩智神社の夏祭りも見学するつもりだったんですが、今年はパスすることにしました。

なにしろ、旦那の撮った写真は360枚近くになってて、それを見るだけでも時間がかかりそうだったし、私もお祭りのレポートを忘れないうちにあげてしまいたかったし。

レポートをあげて、風呂に入ったのは9時過ぎ。
恩智では、神社の急な階段を、布団太古が駆け上がっている時分でしょう。

すると……ものすごい豪雨。

……もし見物に行ってたら、旦那のカメラはえらいことになってたかも……。

行かなくて良かった。

でも、来年の8月1日は、昼過ぎから恩智神社にへばりついてお祭り見物したいと思います(#^.^#)
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プロフィール

のりちゃん1968

Author:のりちゃん1968
大阪生まれ、大阪育ちのおばちゃんです。
40の大台を超えて、ますますおばちゃんに磨きがかかってます。

HP:http://www.norichan.jp/
Mail:norichan★norichan.jp
(★を@に替えてください)

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